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全て歌詞の所為です。のロゴ 全て歌詞の所為です。

全てみんなの所為です。

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全てみんなの所為です。 窓の向こう側をそっと 覗いて見たら、 三つの顔を渡り歩いて来て、 血を流すのです。 ならいちからやり直す事が、 出来たらよかった。 黒いはこの中身は、 見せない方がよかったが、 似た音色を探すことを、 させたら駄目だった。 そびえ立つ扉をふと、 見上げてみる、 謎なんて最初から、 なかったのかな? 暗い海になんて、 潜らなければよかった、 白い壁に 白いベッドシーツに、 白い電球、 下水のニオイをただよわせて、 蠢いている。 床に落ちていた包丁を、 拾ってみたら。 からだが痺れてしまい、 身を潜めていた。 そびえ立つ扉をふと、 見上げてみる。 手足がもう動かない、 全てみんなの所為です。 そびえ立つ扉をいざ、 開けて出ていく、 階段をのぼっていく、 全て███の所為です。 からだはもう跡形もなく、 わたしの所為だ。
解体 URL未登録
全てみんなの所為です。 おとくれいあらかだかのねむゆ 卑怯でもいい 咎めておくれ、 噓を吐くのなら、 あどにあなほとくろどもとでぃん 暗い朝に 掴んでおくれ、 歪んでいるモノ。 羅針盤の針を、 噛み砕け とまどうな、 其処に在るモノが確かならば、 逃げる意味もなく、 纏まり全て 打ち壊せ 踏み止まるな、 其処にどんな理由を添えても、 去るんだ。 あでかどぅるがそうぃちめぎなだつ 狭隘の地に 近づいてくれ、 紐解くのなら、 おのみうきにまてらむあらくむ 乾いた目を 引っ掻いてきて、 煩悶するなら。 回る時計の針を、 噛み砕け ためらうな、 其処に在るモノが幻なら、 生きる意味もなく、 浅薄退廃の、 崇拝者 その傍観者 それは既に青い光が、 指し示めしている。 羅針盤の針を、 噛み砕け とまどうな、 其処に在るモノが確かならば、 逃げる意味もなく、 纏まり全て 打ち壊せ 踏み止まるな、 其処にどんな理由を添えても、 去るんだ。
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全てみんなの所為です。 浮石沈木に踊らされて、 甕棺墓を掘り起こす、 予期せぬヒュブリスに首を捧ぐ、 ミメシスの集いです。 遊び狂い、 鏤骨を食んで、 ナメクジを溶かしました。 それは菱を集め、 悩乱の末路です、 身悶えして灯が点けば、 周章狼狽をする。 記憶を霞める浮遊粉塵が、 怖く夜明けに雪を見る。 全てアトリエの所為です。 浮石沈木に踊らされて、
信号 URL未登録
全てみんなの所為です。 速度が上がって、 苦しみ悶えて、 其処から新たな、 世界へと繋がり。 キバシリの囀りが響く、 想定以上の負荷を掛けながら、 掠れていたその記憶の中、 光る景色 再び出会う。 いつか信号の明滅は、 途切れる。 磁力が下がって、 離れてしまうのは、 自然の摂理と、 言えなくは無いですか、 深海で眠る螺子の錆、 想定以上の負荷を掛けられて、 奪われたその記憶の外、 行く先は火種となる。 その手は奥底へと届く、 時が流れ、 夕暮れに置き忘れた記憶、 為す術も無くその全てを、 涙と共に。 もう戻らない筈の信号辿り、 重なる。
切目
全てみんなの所為です。 ピリリと剥がすガムテープ、 三つの匂いにつられたモノが、 自らの手で酔いしれたなら、 直ぐに捻じれるでしょう。 ヒリリと痛む腕と脚、 基盤の上で滑ったモノが、 一人の手により身を退くのなら、 直ぐに腐るでしょう。 暈けた光に誘われて、 窓硝子に指が触れた儘、 貪るのでした。 水を得ることの出来ない指の、 心地よさを感じぬミソフォビア、 情けない音を鳴らすシンセは、 まるで泥船の様です。 らんらららんらんらららんらんらら らんらららんらんらんらららんらん らららららんらららららららんらん らんらららんらんらんらんらん グシャリと潰れる頭、 荒廃の中 砕いてみたら、 雨音が聞いて欲しそうだから、 直ぐに逃げるべきでしょう。 ガチャリと取れた蝶番、 模索を続けるミメシスたち、 灰色のモノフォビアによって、 直ぐ離れるでしょう。 掌を存分に回して、 鉄格子に指が触れた儘、 遠ざかるのでした。 全てみんなの所為です。 水を得ることの出来ない指の、 心地よさを感じぬミソフォビア、 情けない音を鳴らすシンセは、 まるで泥船の様です。 被害妄想でしない電子と、 怜悧さすら感じぬプロノイア、 全てを抱えた路傍の人が、 消 滅 し た 。
全てみんなの所為です。 携帯を落としたその先は、 泥水で溢れていました。 なぜかひどく綺麗に、 見えてしまい、 手を伸ばしてみたよ。 それは拙い言葉すらも、 認め合う程の仲でした。 ゆるやかに腐食されて、 致死量に至った。 蔑ろにする記憶とか、 赤く燃える無影灯とか。 濁世に沈む遣らず雨は、 頬を濡らすのでした。 存在証明は為すべきか、 私は選ばれているのか。 闇と光が交わる時、 月は微笑みかけた。 言葉が通じないのは、 面白可笑しくて仕方がない。 そんな崇拝者の言葉は、 極めて意味の無いモノでした。 やがて、過ぎ去り、 理解したその瞬間から、 悔いを残らず引き抜く、 どうしようもないね。 信号機の別離は儚いが、 解体されては空虚だが。 霰と霙は霧となり、 切目を嘆くのです。 心残りは傷跡ですか、 短針は重ならないのか。 走馬灯の様に散り逝く、 月は明るい儘で。 生み堕とされて、 賞賛されて、 虐げられて、 成長していく。 そして、 忘れられて、 風化していって、 調和を乱すの? 転嫁していって、 真似事をして、 常世へと、 記憶する。 終わりを迎えた責任は、 闇夜行きの彼岸花。 願いがひとつ叶うのならば、 輝かしい過去に戻りたいよ。 無垢で、 無邪気な、 あの頃には、 もう戻れないのです。 火種はやがて優美な花へ、 亜の流れは此の世で止まる。 足跡を見ゆ我々には、 事象が相応しいか。 たわむれに書いた傘の中は、 万有引力の様です。 羨望は教育が為され、 形骸化していった。 表と裏は隣り合わせで、 名の無い星は宵から出る。 井戸の水が底をつくのは、 全てあなたの所為です。 寂寥とも言える隠し事は、 長い夢から覚めて消える。 最期に聞こえた合言葉、 全てみんなの所為です。
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全てみんなの所為です。 曖昧な言葉に身を捧げ、 蔑ろにされた記憶たちが、 体内を駆け巡る時には、 もう消えていたのです。 骨髄の中まで差し込まれ、 啄まれて血液を流した、 鏤められた石を拾って、 逃げて行くのです。 奇を衒い、 手元が狂い、 蹌踉めいてしまいました。 それは無影灯の、 光を避ける様に、 もがきあがき苦しんで、 死を待つしかないのです。 やがて引力から、 外れてしまったので、 抗うことも出来ずに、 赤く燃え上がるのです。 意思疎通を図ろうとしたが、 曲がらねば世が渡られぬという、 隙間に目を近づけ覗き込んで、 偶像に祈る。 多角形の中に収まって、 隅々まで蝕んでいたのは、 形骸化の果ての不純物、 ニワカ狂信者。 奇を衒い、 手元が狂い、 蹌踉めいて転びました。 それは無影灯の、 光を避ける様に、 もがきあがき苦しんで、 死を待つしかないのです。 やがて引力から、 外れてしまったので、 抗うことも出来ずに、 赤く燃え上がるのです。 欲望と思考に齟齬が生じ、 何も信じられなくなりました、 全てみんなの所為です。 それは無影灯の、 光を避ける様に、 もがきあがき苦しんで、 死を待つしかないのです。 やがて引力から、 外れてしまったので、 抗うことも出来ずに、 赤く燃え上がるのです。 愚かな行為を繰り返して、 狂った音の波に、 踊らされていたのか。
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全てみんなの所為です。 両腕を塞がれた体で、 雨や雨と泣き崩れている、 両腕を塞がれた体は、 何を求めるのでしょう。 両腕を塞がれた体で、 前も後ろも分からず侭、 両腕を塞がれた体は、 何処へと向かうのでしょう。 影像の示唆は、 承認欲求の表れで、 迎合の匂いを 嗅ぎ付けられていたのでした。 遣らずの雨に暗れ惑い、 顰に綾なす、 呪りを卑しむ腥さには、 痛覚が麻痺する恐れ有り。 蛙の褪め色の艶が、 懶いを囃す、 宵の明星時に流されて、 濁世に沈む。 全てみんなの所為です。 両脚を塞がれた体で、 欲望の痕跡に近づいた。 両脚を塞がれた体は、 何も感じないのでしょう。 両脚を塞がれた体で、 願望を辿ることなど無く、 両脚を塞がれた体は、 何処にも行けないのでしょう。 此の世には無自覚の、 似て非なるモノが在るのです。 それも分からずに、 喚き散らしているのでした。 蔑ろにした記憶は消え、 夢から覚める時に何を見た? にわかには信じ難いのですが、 善人を装い 悪を嫌っていた。 遣らずの雨に暗れ惑い、 顰に綾なす、 呪りを卑しむ腥さには、 痛覚が麻痺する恐れ有り。 蛙の褪め色の艶が、 懶いを囃す、 震えた音の波に、 操られていたのか。
濡れぬ先こそ露の涙に URL未登録
全てみんなの所為です。 震える声が聞こえた、 遥か、遠く。 叶わぬ恋を望んだ、 終わる、星で。 ふたりの糸がほどけないように、 固く結んで歩いて行こう、 瑠璃色の星の 空間中継が、 途切れる日まで。 どれだけ遠く 離れていても、 君の手を最後まで 繋ぎたい。 濡れぬ先こそ 露の涙に、 忘れられし勿忘草が咲く。 色のない地平線の、 遥か、上を。 君の足跡が滲む、 風に、揺られ。 きりニつつ間れテ みえな苦なって ガ螺クたノな化 スてラれ手イた キっ十この差き ダれニモしられずに よいにしずむの どれだけ遠く 離れていても、 幽霊の浜風に 逢いたくて。 濡れぬ先こそ 露の涙に、 忘れられし勿忘草が散る。 夜明け前の燈火は、 今にも消えてしまいそうで。 ふぅっと息を吹きかければ、 杜若色に染まるでしょう。 どれだけ遠く 離れていても、 幽霊の浜風に 逢いたくて。 濡れぬ先こそ 露の涙に、 忘れられし勿忘草が散る。 どれだけ遠く 離れていても、 幽霊の浜風に 逢いたくて。 濡れぬ先こそ 露の涙に、 忘れられし勿忘草が散る。 震える声が聞こえた、 遥か、遠く。 叶わぬ恋を望んだ、 終わる、星で。
存在 URL未登録
全てみんなの所為です。 空の上を漂っている、 あなたに気づいて欲しくて、 雲の上を見つめている、 赤く染まる夕暮れの中。 自己の欲求の為にヒトを貶していた? かつて存在していたモノを、 誰かに知ってもらいたくて、 わたしが今ここにいない事、 誰にも知られたくなくて。 影の中で漂っている、 あなたに気づいて欲しくて、 青空を見つめている、 靡く草木の隅っこで。 夏の終わりに透明な匂いが、 風とともに流れていく。 暮方の空を瞳に重ねても むなしいだけだろうか。 稚拙な理由に苦しんでいた。 かつて存在していたモノを、 誰かに知ってもらいたくて、 わたしが今ここにいない事、 あなたはもう知っていたのか。
ゾルレン URL未登録
全てみんなの所為です。 矜持に囚われし愚人が 毀れていった、 叛骨処は実に恐ろしく 狼狽える、 稚拙で晦渋な剽窃は、 在るべきでしょう? 為すべきでしょう? 考え倦む事すら出来ず、 独りよがりの屍と成る。 凋落の花が蔑まれ 萎れていった、 邯鄲の夢から抜け出せずに のたくった、 粗悪な瞞しの剽窃は、 在るべきでしょう、 為すべきでしょう、 考え倦む事すら止めて、 独りよがりの傀儡と成る。 嘘だらけの拵え物が、 綯い交ぜにされてゆく、 宵の明星時に流されて、 未だに行方知れず。 嘘だらけの拵え物が、 綯い交ぜにされてゆく、 宵の明星時に流されて、 未だに行方知れず。 嘘だらけの拵え物が、 綯い交ぜにされてゆく、 宵の明星時に流されて、 未だに行方知れず。
闇∕光 URL未登録
全てみんなの所為です。 絡み付く赤い糸、離れても解けなくて、 散り際に嗤う鼓動、希望を引き裂いて悪を為す。 還る場所も失い、狼狽える子羊たち、 練炭をくべる作業、賢明な判断でしょう。 祈りから目を背け、 独り歩きし、 おぞましい光景を避け、 偽りの戸を叩き、 繰り返し嘯くのです。 闇が放つ、 光の下へ、 日陰者が集まる、 恐怖心を覗き込む鎌鼬、 目を合わすことも出来ないのです。 罪悪感が消えず、頭を抱え崩れる。 別れ際の警笛が、ネクロフォビアたちを呼び起こす。 還る場所が無い事を、理解するのは容易いが、 投げ縄で括る作業、暗愚な判断でしょう。 晦冥な彼岸花、 暗き蜉蝣、 三位一体の寄生木が、 実在もそのままに、 ゆきかえりうろつくのです。 相変わらず、 奇怪を求め、 空虚な音に群がった、 10.6cmの煙突の方、 耳を澄ますことも出来ないのです。 祈りから目を背け、 独り歩きし、 おぞましい光景を避け、 偽りの戸を叩き、 繰り返し嘯くのです。 闇が放つ、 光の下へ、 日陰者が集まる、 恐怖心を覗き込む鎌鼬、 相変わらず、 奇怪を求め、 空虚な音に群がった、 10.6cmの煙突の方、 二度と会うことはないのですから。
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全てみんなの所為です。 視地平の中心を飛んで 征く腕無し人形の、 足場が崩れ底なしの、 沼に身を委ねる。 泥だらけの呆気者が、 独り寂しく死んで逝く、 それをみた先導者は、 独り寂しく咽び泣く。 自己陶酔者たちが散って 征く身骨砕いた、 心棒すら音のせぬ、 頽廃に留まる。 泥だらけの呆気者が、 独り寂しく死んで逝く、 それをみた先導者は、 独り寂しく咽び泣く。
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全てみんなの所為です。 足の音が、 此方に近づく。 短慮に餌を啄み、 去って行った。 霧の先は、 闇夜に包まれ、 賽銭箱が睨んだ、 電気ケトルは? 心を忘れた達磨の目、 冷え切って音を立て 転がった。 嘘吐き達は丸飲みされ、 愛は報われました。 渡独の別離は乖離され、 信号機は奪われ地におちる。 ずっと前から気づいていた、 全てみんなの所為です。 見つめられて、 身体が痺れる。 姿形変えられて、 窓を濡らす。 霧の先は、 終夜の宴で、 もがく腕や足はもう、 意味をなさない。 美しき音に縋っても、 いつの間にかそれは 消えていた。 表裏の繋がりすらも、 理不尽に思えました。 渡独の別離は乖離され、 信号機は奪われ地におちる。 ずっと前から気づいていた、 全てみんなの所為です。 渡独の別離は乖離され、 信号機は奪われ朽ちてゆく。 ずっと前から傷ついていた、 全て___の所為です。 それはいつも、 霧に覆われて、 悪夢に魘されたまま、 終わるのです。
雪の降る夜、長針と短針は重なっていた。
全てみんなの所為です。 集団心理に酔い潰れ、 言の葉は届かず。 火種を撒き散らしていく、 浅学心酔我侭者。 あなたに逢いたくなっても、 息を呑んで走っても、 とっくに溺れてる。 やがて毒が回るのです。 終わりの鐘が鳴き止み、 狂信者が嘆いたとて、 とっくに壊れている。 そして針が動く。 意味を成さなかったモノでも、 肥大化して襲いかかる。 チクタクと音を刻み、 似て非なるモノと結ばれる。 どうして? 絡んで 憎んで 妬んで 眩んで 拒んで 傷んで 雪の降る夜、 長針と短針は重なっていた。 廃墟と化した此の地に、 罅割れた硝子玉。 いろは歌の意味は、 二度と思い出せず。 真夜中 陰に潜んで、 夜が明けるのを拒んだ。 仄かな光すらも、 蒼く燃え尽きた。 空へ飛んでいった人にも、 容赦なく掘り起こして、 チクタクと音を比べ、 似て非なるモノと決めつける。 どうして? 絡んで 拒んで 傷んで 眩んで 妬んで 憎んで 雪の降る夜、 長針と短針は重なっていた。 無知を極めた者は、 復活なさった彼の人を、 冷たく蹴落とし、 忘れてしまう。 どうして? 妬んで 嫉んで 妬んで 嫉んで 目が覚めた日には、 雪の降る夜、 長針と短針は重なっていた。 はずなのに、 冒涜的な愚者たちが視界を遮るのです。 雪の降る夜、 長針と短針は噛み合わなかった。
走馬燈 43
全てみんなの所為です。 2980 放課後の 窓に映る景色、 帰りの 電車を待つ時間。 全てが 脳裏を走っていく、 傍迷惑と 好き勝手言われても 見えない光に包まれ、 彼方へと飛んでいく命。 目も口も塞がれ、 翔ぶ。 汐らしく咲いている花が、 暮れてゆく空に ほんのりと照らされて、 輝いていた。 夕焼けに染まる川の上、 舟を漕ぎ進めた。 「バイバイ」という言葉も、 届かず消える。 残された 言葉なんて 誰にも 分かりや しないのに、 一度きりの 約束なのに、 終わりの鐘が 鳴りやまない。 川を漕いだその先には、 記憶の欠片がたくさん。 振り返っては いけないよ。 汐らしく咲いている花が、 暮れてゆく空に ほんのりと照らされて、 輝いていた。 夕焼けに染まる川の上、 舟を漕ぎ進めた。 「サヨナラ」という言葉も、 届かず消える。 汐らしく咲いている花が、 暮れてゆく空に ほんのりと照らされて、 輝いていた。
0⁰
全てみんなの所為です。 雫が乗れていた、窓辺の憂鬱で。 承認欲求を膨らませば、此処まで惨く錆びるのですか。 ナルシシズムに、溺れる者は藁をも。 憾みと拒否反応が、心を侵すでしょう。 ただの飾りでしかない、銀色の翅を揺らすヒトダマの。 為り損ないが一人、泣いていた。 為り損ないは、殺された。 あの時、妙に傷ついた。 形は、在るけれど。 再現困難の愛は、容易く奪われたのでしょう。 破綻した旋律も、無邪気に笑われ。 すると、無個性だけが残るのでしょう。 麝香の色合いを、思い出す度。 不審な熱源と陋劣さは、無礙には出来ないのです。 枯死の先へと、辿り着き旬が過ぎて。 妬んで妬んで妬み続ける、無意識に。 冒涜的な手段で、羨望と罵りを向けていました。 遠くから見ていれば、美しくて。 近くで見ると、醜くて。 あの時、妙に傷ついた。 嫌われ者は、嫌だ。 追いかけて続けて、狂わされて。 本当に、よかったです。 いつか、また会えるよね。 そう、聞いています。 奇怪で歪な模りさえも、 可愛いくて。 嗚呼、問題が悪かったようです。 それは、間違いでした。 誰かが見つけてくれるまで、物陰で隠れてるね。 誰も、見つけてくれないだろうけど。 白鳥の歌は、繰り返す。 そこに在ったはずの、形も失った。 再現困難の愛も、それこそが魅力なのでしょう。 破綻した旋律も、無邪気に笑えば。 一つだけの個性となるのでしょう。 あの時、妙に傷ついた。 形や、影さえも。 満足げに消えていった。 破綻した旋律も、 無駄にはならなかったね。 ヒトダマは、溶けていった。 本当は、悔しかった。
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全てみんなの所為です。 受話器がプルルと鳴り、 冷えた手先 渇いた雨音、 賑やかで 不快な雨音、 骨の折れた赤い傘、 熱い視線が痛くて辛くて、 環境音と混ざる音紋。 軋む音ギシリと鳴り、 吠えた犬 高圧配電線、 鋭い臭気と生々しい血が、 中線音と同化していく。 必須なプロトコル、 端的なミソフォビア、 過敏であるにも関わらず、 赤白に点滅する放射光、 少しの慈悲もあらず。 底知れぬ電子回路、 冴えた目に挿し込む配線、 腹黒く 不安な畳音、 投影された鞍結節、 真理値な暗示する開化、 反共せずにいるプロノイア。 必死に生きる雨蛙は、 愚者たちを見て笑うのだろう。 呪物崇拝妄信者たちが、 路傍の花を見て憤る。 静穏な白い街、 灰色のモノフォビア、 崩壊寸前の集落に、 白黒に点滅する反射光、 全てみんなの所為です。 必須なプロトコル、 端的なミソフォビア、 過敏であるにも関わらず、 赤白に点滅する放射光、 全て███の所為です。 白黒に点滅する反射光、 少しの慈悲もあらず。
残痕 URL未登録
全てみんなの所為です。 そして水滴で描いた、 傘の中の黒猫は喰い千切られ、 金切り声の様な耳鳴りが、 街の電線を断ち切りました。 やがてヴィードロはひび割れ、 過去に収納された鏡の中に、 深い霧の中に浮かぶモノが、 平穏を蝕んでいるのか。 なにもない、そう言い聞かせ、 予兆に気付けずにいるのか、 シトリンの輝きに、 憤りを覚え、 人を欺くのです。 明晰的徴証、 毒気溢れる魔の手に、 耳を塞いでも、 残痕そのままに、 見せざるを得ない蜃気楼、 地鏡を覗く、 出放題な冷罵から、 目を背けてたら、 癇性な害鳥に、 探りを入れてはなりません。 それは鉱石の光と、 心地よい音で誘う蜜の様で、 かつての記憶を繋ぎ征く儘、 土に還るのをひたすら願う。 いつか漿果は干からびて、 瓦礫の中に潜む割れた鏡に、 水の中に沈んで征くモノが、 己の意思を蝕んでいく、 白線と、赤い看板、 その並びの意味が分からずに、 核心を突く為に、 胤を絶つのでしょう、 だれもそこにはいません。 希望的観測、 合理性はまるで無く、 背を向けていても、 追い手は目の前に、 消え去るしかない此の場所、 罅の隙間から、 見え隠れする光に、 目を近づけたら、 時間の鐘が響く、 思い出してはなりません。 なにもない、そう言い聞かせ、 予兆に気付けずにいるのか、 シトリンの輝きに、 憤りを覚え、 人を欺くのです。 明晰的徴証、 毒気溢れる魔の手に、 耳を塞いでも、 残痕そのままに、 見せざるを得ない蜃気楼、 罅の隙間から、 見え隠れする光に、 目を近づけたら、 時間の鐘が響く、 虚仮にされるのはもう嫌です。
イド
全てみんなの所為です。 払暁、電柱の下で、 不得要領の賽を振る。 斜向かいの神社から、九尾の狐が出づるという。 薄雲に覆われている、澪標の指す方向。 餅雪が積もる季節に、 玉兎を見ました。 歔欷に逃れ、 腐り、 妬み、 壊れ、 進み、 終わる。 芥蔕の穴が広がり、 舌切り雀が鳴くのか。 不可知論は持ち越され、 昂然のイドでした。 儚世に溺れるのなら、 因循なエゴで? 白雪達をはらい、鏡花水月が裨益となる。 鰯雲の卑しさは、霜降の時期に眠ると言う。 枯野に埋めた記憶が、石榴実り鸚鵡返し。 佇むその黒い影に、 怯えていました。 予言商人が、 戻り、 鬻ぎ、 滑り、 落ちる。 許しを求めるのならば、 泥船を沈めて欲しい。 不可知論は持ち越され、 昂然のイドでした。 儚世に溺れるのなら、 因循なエゴで。 時代錯誤の末には、空蝉が溶ける。 泡沫を追えど意味はなく、 それは言わば"石淋の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ"。 不可知論は持ち越され、 昂然のイドでした。 儚世に溺れるのなら、 因循なエゴで。 不可知論は持ち越され、 昂然のイドでした。 儚世に溺れるのなら、 因循なエゴで。 故に繰り返す。
輪廻 URL未登録
全てみんなの所為です。 誰もいないはずの部屋から、 誰かの声が聞こえる。 見えないなにかに掴まれそうで。 誰もいないはずの部屋から、 なにかの音が聞こえる。 癒えない秘密がそこにある。 輪郭だけを複製し模った、 哀れなモノ。 それは万有引力が、 堕とした罠でした。 あなたはいまどこで なにを見ていますか? 模造品をなぞるだけ、 歪んだ音の中 怜悧さを忘れて、 戯言を繰り返す。 あなたがいないはずの小屋から、 あなたの声が聞こえる。 見えない何かに掴まれそうで。 あなたもいないはずの小屋から、 なにかの音が聞こえる。 消えないなにかがそこにある。 短慮に名前を奪い取って 馴れ合うだけで。 それは万有引力が、 生み出す罠でした。 あなたはいまどこで なにを見ていますか? 模造品をなぞる程、 我々は知性を失い、 その全てを 虚構に費やすのです。
臘雪の公園
全てみんなの所為です。 冬のブランコ、ひとりだけ寂しそうに。 震える小さな歌声が、 報われていないことを、気にしているばかりで。 あーあ。 今は、君が居るだけでも。 雪虫が溶ける頃に、飛び降りる夢を見ました。 良い夢です。 また、ひとりになってしまいました。 あと、少しなのに。 この歌は、無駄ですか? 尊いですか? 雪は手に取っても、すぐに溶けてゆく。 …儚い命ですね。 蓼を食べる虫は、生き永らえると言います。 孤独な日々には、慣れていたはずなのに。 どうしてか、胸が痛いのです。 それは、囚われからの解放なのです。 もう、あなたを止める者も居ない。 浮世の旅の中で、感じたのは人の醜さ。 得られずの戯言共よりも、見掛け倒しの美しさを背負う者の。 無責任な世迷言の方が、不愉快でした。 雪が降りはじめた夜、皆は飛び起きたことでしょう。 私もそうでした。 これから先も忘れることは、 無いのでしょう。 後悔の念が、語りかけてきた。 隠し事は、優しさです。 蔑ろにした記憶と俄雨が、涙目で見つめていたよ。 因縁や憎しみを歌えば歌う程、深まる不思議な愛。 背中の方から朝日が昇るのに、哀しきワルツが響いていた。 大丈夫ですよ。 いつか、また会えるでしょう。 夜は、必ず明けます。 三つ編み揺らす少年は、あなたを迎えに行きます。 水を求めて遙う待ち人の、肩を叩いてみたのです。 喜びも、怒りも、悲しみも、 その全てが、掌から滑り落ちた。 因縁や憎しみを歌えば歌う程、失せてゆくはずなのに。 まざまざと思い出す、亡霊の顔。 亡霊は、こちらを見た。 別れの時は、少しでも笑顔で居て。 雪は手に取っても、すぐに溶けてゆく。 臘雪の公園で。 蓼を食べる虫は、安らかに眠った。
月明かりと潜在意識
全てみんなの所為です。 12783 奇を衒うレプリカの様な、 モノから分岐された、 電気信号が伸び、 蝸牛でこだましました。 湧き出た光る水が、 枯れ果てる時は遠い先か? 既視感を未視感へ、 バイアスが惑わした。 月明りと潜在意識、 私は既に死んでいた様で、 つまり動かずの寝台列車、 かつての近未来です。 もういいかい、まだだよ、 あの子が欲しい。 飲み干せずに、 宵から逃げ出す。 碌な事がありません。 月明かりと潜在意識、 生きているなら声をかけてくれ、 街中、一緒に探しましょう? 「あ」の文字が離れない。 万物が此の世を崩そうとしている。 最早、半音では物足りません! 月明りと潜在意識、 私は既に死んでいた様で、 つまり動かずの寝台列車、 全てあなたの所為です。 月明かりと潜在意識、 生きているなら声をかけてくれ 街中 一緒に探しましょう? 全てわたしの所為です。 月明かりと潜在意識、 生きているなら声をかけてくれ 街中 一緒に探しましょう? 全てみんなの所為です。 あなたは今、何を聴いているの?
はじまりのうた
全てみんなの所為です。 13530 夜風に攫われた。 吟遊詩人の詩は、荒れ地に雨を呼び。 神様への羨望が、堕天使を生み出したように。 白鳥を回し、菩提樹の葉落とす。 手応え無く、顔を曇らせた。 神様は、儂を憐れんだ。 運命は、時に残酷なものだ。 あのね、あの子が私を連れ去ろうとしたの。 それで、なまめかしさも、あやしさも、失ったの。 だから、輪廻転生を繰り返してみたよ。 そしたら、自分が何者かも分からなくなってきたよ。 おままごとのはじまりは、そんなものです。 あの子が信じ崇める神様は、僕にとっては畦道の草です。 しかし、僕にとっての神様も。 あの子の目には、酒眼の守銭奴に見えるのでしょうか。 神様の言う通り、目を閉じた。 目の裏、悪意だけが泳ぐ。 神様の気まぐれで僕は、二度も声を失った。 一生かけた妬みの鎖は、 執行されずに、深い暗い憾みの中。 浮き沈みを繰り返し、 躁と鬱が交互に、泣きじゃくる。 何回も試されたが、難解過ぎたようです。 今も、あなたを思って生きている。 本当は、大好きだった。 何を言っても、無駄でした。 あなたは、変わらなかった。 窮地に至り、鼠は猫を噛む。 歯応え無く、首を傾けた。 ヒトは、神様を憎んだ。 ヒトは、神様を怒らせてしまった。 あのね、あの子が私を連れ去ろうとしたの。 それで、なまめかしさも、あやしさも、失ったの。 だから、輪廻転生を繰り返してみたよ。 そしたら、少しでも神様に近い、 何者かに、為れると思ったんだ。 為れる訳が、無かった。 気味の悪い音がします、幽暗から抜け出せず。 先入観は、悪意によるものである事。 才がる者程、乏しいものです。 真の意味で、愛されないでしょう。 孤独でしょう? あの子が私を連れ去ろうとしたの。 それで、なまめかしさも、あやしさも、失ったの。 だから、輪廻転生を繰り返してみたよ。 そしたら、自分が何者かも分からなくなってきたよ。 おままごとのはじまりは、そんなものです。 おままごとのおわりは、見えていますか? 夜風に攫われた。 吟遊詩人の詩は、荒れ地に雨を呼び。 神様への羨望が、堕天使を再び生み出したのです。
エル
全てみんなの所為です。 雨が止まない路地裏で、赤外線が見つめている。 道を外れた崇拝が、傍観者を逃がすのです。 明日が見えないミメシスは、達磨落としで戯れる。 ゴミ処理場から脱出して、 血となり肉となるのです。 変わり果てた景色、 喋る事もせず。 名を騙り続け、初めて届いた。 その声は軌道を変え脅かし、 ドアを叩く音が近づく。 私は既に亡骸で、 エルは見えていますか? ギザ十が涙を流す、 息は出来ますか? 暗闇から抜け出して、アナクロニズムの曇り空。 暗黒星雲の羨望は、校訂を重ねると言う。 味を知らない彳亍が、達磨を転がしてあそぶ。 孑孑の飛蚊症が叩く、 記憶に新しいのです。 紙塑人形が暮らす、 防虫剤のままで。 給油口には、酸性の水と。 多項式時間は今も地蔵で、 8×9=72の証です。 私は既に亡骸で、 エルは見えていますか? ギザ十が涙を流す、 息は出来ますか? 身を寄せた解体は、使い古され。 それを見向きもせず、ただ歩いていた。 大数の法則達は、 斯く語りき。 私は既に屍で、 エルは見えていますか? ギザ十が涙を流す、 心臓は動きますか? 私は既に屍で、 エルは見えていますか? ギザ十が涙を流す、 内臓は動きますか? 生きていられますか?
=(2020 Ver.) URL未登録
全てみんなの所為です。 形容し難い見た目をした、 艶やかな足跡から、 信号機と二つの瓦礫を退かすよう、 丁寧に指示をする。 浮石沈木に踊らされて、 甕棺墓を掘り起こす、 予測不可能なヒュブリスに首を捧ぐ、 ミメシスの集いです。 遊び狂い、 鏤骨を噛んで、 ナメクジを溶かしました。 それは菱を集め、 悩乱の末路です。 身悶えして火が点けば、 周章狼狽をする。 それは哀れであり、 真似事の末路です。 陶酔から覚めたとて、 死を待つしか無いのです。 奇を衒うだけの愚か者が、 肥溜めで溺れている。 エル字型の表と裏が繋がりつつ、 類は友を呼ぶという。 襲われた十四の元素へと、 溶け入る液体は無く、 硝子玉を落とした地面に㵘流れ、 直ぐに燃え盛る青。 冪乗から、 手鏡を持ち、 断面を露わにする。 それは菱を集め、 悩乱の末路です。 身悶えして火が点けば、 周章狼狽をする。 それは哀れであり、 真似事の末路です。 陶酔から覚めたとて、 死を待つしか無いのです。 記憶を掠める浮遊粉塵が、 壊れた夜明けに雪を見る。 全てみんなの所為です。 それは菱を集め、 悩乱の末路です。 身悶えして火が点けば、 周章狼狽をする。 それは哀れであり、 真似事の末路です。 陶酔から覚めたとて、 死を待つしか無いのです。 蓑火の光が瞬いて、 全てを無意味にさせた。
かごめ
全てみんなの所為です。 恐ろし気な道端で、 電話ボックスが招く。 見えていますか? 敷かれたレール、 囚われの身となりて。 未だに背中を追う者は、 いずれにせよ奇妙で。 蛙が鳴いた、 晴れのち曇り、 選別の並列処理。 霰も霙も点を待つ、 露骨な解体作業。 鍵を外すのは、 あなたの声で、 それで好いのでしょうか? 解毒剤を。 計画的な檻に挟まれて、 受動的な販売機。 ガチャリと開けたドア、 全てみんなの所為です。 意味を持たず。 変化し得るリズムでは、 画素数が足りないけど。 沁みる傷口、 閉まるくぐり戸、 やけに派手な色彩。 空いた穴を埋める覚悟が、 あなたにはありますか? 搾り取られて、 捨てられました。 此れも人の所為ですか? 鴉の行き場はもう無くて、 レプリカの噂です。 墓場を荒らして、 アスファルトから、 歩き方を忘れた、 愚者が集う。 恣意的なままごとをひけらかし、 受動的な券売機。 ガチャリと回る首、 全てみんなの所為です。 意味を持てず。 かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 後ろの正面だあれ? かごめかごめ 籠の中の鳥が 創造の木の実を食べて、 世界は二つに割れました。 かごめかごめ 籠の中の鳥は 夜明けの晩に、 鶴と亀が滑った。 かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 後ろの正面だあれ?
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全てみんなの所為です。 携帯を落っことして、 拾おうとしたら、 孤影はなかったはずなのに、 俄雨が淡い光を帯び、 煌びやかな雨の粒が、 液晶の上で跳ねました。 道の真ん中に落として、 拾おうとしたら、 液晶に罅が入って、 動かなくなってしまいました。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 気づけば辺りは暗くなり、 かえれなくなりました。 湧き出たその水すらも、 飲みたくならなくて、 やむ終えず飲み込んでみたら、 噎せ返る様な味がしたので、 痛々しく演じつづけ、 日陰者を集めてみたよ。 溢れたその液体を、 掬ってみたけれど、 掌から零れ落ちて、 鏡像の上で跳ねました。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 雨はいつ頃やむのですか、 全てみんなの所為です。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 雨はいつ頃やむのですか、 全て███の所為です。 壊れた音の波に、 酔い痴れていたのか。
解体[short] URL未登録
全てみんなの所為です。 おとくれいあらかだかのねむゆ、 卑怯でもいい、 咎めておくれ 噓を吐くのなら、 あどにあなほとくろどもとでぃん 暗い朝に、 掴んでおくれ 歪んでいるモノ、 傀儡 亡骸 屍 失望 羅針盤の針を、 噛み砕け とまどうな、 其処に在るモノが確かならば、 逃げる意味もなく、 纏まり全て、 打ち壊せ 踏み止まるな、 其処にどんな理由を添えても、 去るんだ。
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全てみんなの所為です。 あなたはいま何を求めているのだろうか、 揚げ足を取る事しか出来なくなったのだろうか? 乾いた喉はもう、潤す事は出来ず。 光るはずの水滴は、搾っても零れ落ちず。 それはまるで名を騙るだけのイミテイト、 あなたはいま何処で何をしているのか、 既存のモノをなぞるだけ、 慈悲などないのか。 あなたはいまなにを見ているのだろうか、 あなたの考えはなにも分からない儘だった。 あなたはいま何故追いかけているのだろうか、 斥力によって燃え上がり、 殲滅したのでした。 歪んだ音により、怜悧さはなくなり、 科学技術が発展しても意味を成さないのです。 それはまるで模倣品の様でとても哀れだ。 あなたはいま何処で何をしているのか、 既存のモノをなぞるだけ、 慈悲などないのか。 あなたはいまなにを見ているのだろうか、 あなたの考えはなにも分からない儘だった。
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全てみんなの所為です。 黒塗りで隠した目で、 風の匂いを感じ取る、 気配を感じさせない様に、 嗜んでいるのでしょう? 黒塗りで隠した目を、 見てみようと試みる、 思慮が足りない人々が、 蝕んでいるのでしょう? 暈けた光に誘われて、 窓硝子に指が触れた儘、 貪るのでした。 額から滴る鮮血が、 小さな器に流れ落ちる、 からだの力が抜け落ちてしまい、 歩くことすらも出来なくなるのでしょうか。 理屈とは 目的とは何か、 考えを巡らせてみても、 結局無駄骨だったのか、 針が待たないの。 全てあなたの所為です。 黒塗りで隠した目に、 明かりが灯る事はなく、 その小さな手足を駆使して、 抗っているのでしょう? 黒塗りで隠した目は、 人に風穴空けていく、 四つ目の顔の意味などは、 まるで無かったのでしょう? 掌を存分に回して、 鉄格子に指が触れた儘、 遠ざかるのでした。 ただ眠れない夜を過ごして行く、 起きたら涙で濡れていた、 心臓を置き去りにしていたなら、 死んでいるのでしょう? 理屈とは 目的とは何か、 考えを巡らせてみても、 からだの力が抜け落ちてしまい、 歩くことすらも出来なくなるのでしょうか。 額から滴る鮮血が、 小さな器に流れ、 沢山の腕を伸ばして、 掴もうとしていたのか。
霰[short] URL未登録
全てみんなの所為です。 受話器がプルルと鳴り、 冷えた手先 渇いた雨音、 熱い視線が痛くて辛くて、 環境音と混ざる音紋。 必須なプロトコル、 端的なミソフォビア、 過敏であるにも関わらず、 赤白に点滅する放射光、 少しの慈悲もあらず。 底知れぬ電子回路、 冴えた目に挿し込む配線、 真理値な暗示する開化、 反共せずにいるプロノイア。 静穏な白い街、 灰色のモノフォビア、 崩壊寸前の集落に、 白黒に点滅する反射光、 全てみんなの所為です。
慨歎
全てみんなの所為です。 感情に操られた曲者が、 わたしの奮励全てを崩してく、 遺したモノが大きいと同時に、 明らかな見誤りをしているのです。 言いたい事すら言わせてくれず、 ひけらかすだけの人格が、 気まぐれな欲望で、 毒を混ぜる、 排他的なこの場所で、 藻掻くわたしを見て、 どう思うのか。 聞きたい事すら聞かせてくれず、 曝け出すその本性が、 没意義な訳合いで、 鍵を掛ける、 閉鎖的な此の場所で、 足掻くわたしを見て、 どう思うのか。 あなたはどうしてみつめてる? 目に被さった布の隙間から、 あなたの言葉覗き込んだ、 染み込んだモノが今、 からだに回り、 拒否反応を起こしている。 目が眩んできた。 消え去った贋物が描き出した、 あなたの真影全てを燃やしてく、 絡まった線が長すぎたのでしょう。 足元がすくわれてしまったのです。 見せたいモノすら見させてくれず、 殺されるだけの生命が、 出鱈目な衝迫で、 花を枯らす、 空洞化した世界で、 旅立つわたしを見ても、 忘れて下さい。 書きたい事すら書かせてくれず、 添えられるだけの言い訳と、 戯言を繰り出して、 土に還る、 形骸化した此の場所に、 迷うあなたを見て、 悩んでしまう。 わたしはあなたをみつめてる。 磨り硝子の向こう側から、 私の事を呼び込んでる、 無意味な言葉だけで構成された、 まやかしに過ぎないモノでした。 哀しんでいたい。 結局全ては私利私欲、 自己嫌悪に陥るのも馬鹿らしく、 沢山の視線に晒され、 死んでいくのでした。
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全てみんなの所為です。 妖しげに教誨する拵者が、 密告をし、 好意を寄せ集めているのか、 裏側に気付かぬ怯者の集いが、 掌の上で軽快に踊っていました。 シトリンの指輪の輝きが、 大衆の目を眩ませてしまう、 煩わしい負荷によって、 からだが潰れるのでした。 不鮮明な怨言、 型を模したナメクジが、 軌跡を断ち切り青く光り、 ぽつりと音を立てて落ちました。 不両立な艶羨、 言葉だけの無才たち、 頭を抱えてあらを捜す、 全てみんなの所為です。 縛られた果実をもぐ愚かな人が、 檻の上、転がり落ちていくのだろうか、 月の上に座る一人の██が、 あの日の事を、 想い出して歌っていました。 豹変が生み出す軋轢が、 傍近を二つに切り離した、 ややこしい詞遣いで、 蜘蛛の子を散らすのでした。 どろりとした唸り、 形骸化した此の世は、 煌めき焼き切り赤く光り、 めしゃりと音を立てて崩れてく。 ふしだらな火種に、 蠅の如く群がる者、 息を殺して索る儘、 ぷつりと生涯を終えてしまう。 名を隠し行方が知れずに、 巡り合い離れてく、 釘を刺す位置に迷いながら、 横暴に穴を広げてくのです。 不鮮明な怨言、 型を模したナメクジが、 軌跡を断ち切り青く光り、 ぽつりと音を立てて落ちました。 不両立な艶羨、 言葉だけの無才たち、 頭を抱えてあらを捜す、 全て███の所為です。 脳を侵されてしまったのか、 視ないでくれと懇願しても、 沢山の顔が此方を向いて、 凝視していたのか。
空虚 URL未登録
全てみんなの所為です。 いずれそこに咲くのかな、 曲がりくねった道の先に、 進みきれず朽ちてゆく、 愚行を繰り返しながら。 様変わりしたわたしたち、 歴史を改変するのなら、 呼んでいますそこのきみ、 ここに立ち入るのは危険です。 夜が明ける直前だった。 視界が塞がれて、 うつむきながら、 見えぬ光辿って、 窓際の裏、 海は光を反射せず。 あなたがそこにいるのなら、 いますぐ伝えるべきでしょう、 あなたがさした指の先、 その先にいるあなたはだあれ? わたしがここで見つめてる、 あなたがそれを気にしながら、 血痕を遺しています、 回った歯車を止められず。 雨に濡れた自転車漕いで、 終わるまでは終わらないけれど、 追われたときは終わります、 電話から聞こえた音が、 存在を証明します。
離別
全てみんなの所為です。 藍色のネオンが警告し続け、 歪みきった鈴の音が呼ぶ虚像、 それは鬼の首を取ったように、 爪痕を残そうとした身に渡る。 不覚にも色の無い水銀が、 骨髄まで達するのです。 したたかな頭上の鷹たちが、 目を啄もうと豹変しました。 形骸化した淵藪、 明鬯な心裏の中、 蠢爾の様などろりとしたモノが、 気付かぬ間に広がっていく。 不毛な言葉に押しつぶされた、 全てみんなの所為です。 赤色の光で目が焼き切れて、 乖離して種となるアンビバレンズ、 それは電気信号を発して、 痕跡を残そうとした身に渡る。 窓が無数あり黒い壁の、 霧がかかり上はぼやけた、 終わりの見えない塔がそこに、 固く強く聳え立つのです。 篠突く雨に打たれて、 鳴りをひそめる実像、 その場凌ぎの哀れな偶像は、 パンデミックを引き起こした。 腕を失い怜悧さが消える、 全てみんなの所為です。 それは鬼の首を取ったように、 爪痕を残そうとした身に渡る。 不覚にも色の無い水銀が、 骨髄まで達するのです。 したたかな頭上の鷹たちが、 目を啄もうと豹変しました。 形骸化した淵藪、 明鬯な心裏の中、 蠢爾の様などろりとしたモノが、 気付かぬ間に広がっていく。 篠突く雨に打たれて、 鳴りをひそめる実像、 その場凌ぎの哀れな偶像は、 パンデミックを引き起こした。 紅色の支配者に殺された、 終わりの鐘の音が鳴る。
----- URL未登録
全てみんなの所為です。 過熱した欲望が、 意図のない謗りに喰われて。 集合的無意識を絶たれたモノ、 心ゆく儘たわむれる。 無意識な声の妖しに、 心酔し続けるネクロフォビア。 目を醒ました模倣犯が、 自堕落の沼に浸かり始め。 独り歩きの腕無し時計が、 直向きに心骨を砕いた。 掬い切れず零れて行く、 真っ赤に染まった空の色が、 嫌悪から目を避け続け、 故死に至る。 全てみんなの所為です。 退廃に浸かる儘、 電線は途中でとだえた。 外的合目的性な流れに、 気付かない儘睦まじく。 無気力な声の妖しに、 泥酔し続けるタナトフォビア。 手を回した模造品が、 退廃の川に沈んで行く。 独りよがりの腕無し波形が、 直向きに鏤骨を齧るのか。 教えたくて堪らなくて、 真っ赤に染まった屋根の色。 左から流れる電子、 耳を塞いだ。 全て誰の所為ですか? 無意識な声の妖しに、 心酔し続けるネクロフォビア。 目を醒ました模倣犯が、 自堕落の沼に浸かり始め。 独り歩きの腕無し時計が、 直向きに心骨を砕いた。 掬い切れず零れて行く、 真っ赤に染まった空の色が、 沢山の目で追いかけて、 粗を探し続けるのか。
URL未登録
全てみんなの所為です。 鍵を差した箱の中で、 あなたは扉を叩くのです。 硝子の向こう側に見えたのは、 繰り返し歪む景色。 責め立てる声は全て嘘です。 褒め立てる声は全て嘘です。 絡まる配線に怖気づき、 引き換えしてしまうのです。 影の中で蠢いたモノ、 夢へと還すのなら、 変わらぬ声 壊れた傘、 幻の様でした。 巻き戻しの音がした、 解体したはずのラジカセに、 嘆く言葉も意味を成さぬまま、 信号は途切れました。 褒め立てる声は全て無駄です。 責め立てる声は全て無駄です。 止まらぬ血液に顔を伏せ、 二度と戻らないのです。 夢の中で蠢いたモノ、 影へと還せぬまま、 変わらぬ声 壊れた傘、 全てみんなの所為です。 影の中で蠢いたモノ、 夢へと還すのなら、 変わらぬ声 壊れた傘、 全て███の所為です。 沢山の目に見つめられて、 動くことも許されず。
ラメント URL未登録
全てみんなの所為です。 言葉に出来ない、 微かに残る記憶の片鱗。 言葉にならない、 深い闇を掻き分けても、 あの夏に見た 透明の水は、 嘘じゃないと信じたいよ。 あの頃を忘れはしないさ いつまでも待っているよ。 思い出したくない、 奥の底の下にあった。 思い出したくない、 扉を開けたその先は、 夏に見たあのきらめきは、 二度とやってはこないけど、 あの頃を忘れないでよと、 確かにそう言っていた。 夏に見たあのきらめきは、 二度とやってはこないけど、 あの頃を忘れないでよと、 確かにそう言っていた。
信/疑 URL未登録
全てみんなの所為です。 あなたは噛み付いた、横暴に。 隅々まで壊し、茶化された。 あなたは顔をぐしゃぐしゃにして、 それが勇敢に思えたのです。 立ち上がれず死んで、 食べかけを寄越すなら、 出鱈目な抑揚を正して、 声をかけてやるのです。 チャンネルは切り替わり、 不調和を睨むその目、 ガチャリと鍵を挿し、 あなたの為に捧げる歌の、 意味を履き違えてはいけません。 あなたは泣きついた、こどもの様に。 蠧毒のドグマ届かぬ孤独。 枝分かれによって崩されて、 罪と罰が罷り通るのです。 意志を受け継いでも、 終わりゆくこの地では、 鐘の音は響く訳も無く、 無駄に終わるのでした。 中身は瓜二つ、 見間違いの言葉だけ、 ガチャリと割れた骨、 一線超えたその悪戯に、 目を合わせる事も出来ずにいる。 立ち上がれず死んで、 食べかけを寄越すなら、 出鱈目な抑揚を正して、 声をかけてやるのです。 チャンネルは切り替わり、 不調和を睨むその目、 ガチャリと鍵を挿し、 あなたの背後に隠れる目の、 中身は瓜二つ、 見間違いの言葉だけ、 ガチャリと割れた骨、 一線超えたその悪戯を、 見て見ぬふりをしてはいけません。 チャンネルは瓜二つ、 耳が痛む不協和音、 ガチャリと閉めた鍵、 夜明けに鳴く鵺のその先で、 あなたは見られている、 ガムの様に吐き捨てて、 ガチャリと置く受話器、 一線超えたその悪戯は、 人を殺める事になるのです。
無題 URL未登録
全てみんなの所為です。 明け方の海、 どこかから 声が聞こえ、 近づいてみると もう、消えてしまっていた。 青空を背に 走っていたら、 あなたの影が わたしを 慰めてくれたのです。 星が降り注ぐ、 空は白く染まる、 風がさらに強く吹いた。 星が降り注ぐ、 思い遠のく、 会える日を願った。 砂浜に落ちていたのは、 あなたの髪飾り。 今日も曇りで、 夏が恋しくなった。 海はさらに荒れて、 雨が降りはじめる。 春ハ来ズ 時ガ経ツ 足元見ルト 水溜マリニ ウツル空 歌声ガ響ク 天の川の方へ、 飛んでいくあなたの意識は、 呼ぶ声が聞こえなくなり、 消えていった。 星が降り注ぐ、 全てがのみこまれる、 巨大な光が包み込む。 星が降り注ぐ、 思い届く、 もう二度と会えない。 星が降り注ぐ、 全てがのみこまれる、 巨大な光が包み込む。 星が降り注ぐ、 思い届く、 もう二度と会えない。 砂浜に落ちていたのは、 あなたの髪飾り。 砂浜に遺っていたのは、 あなたの願いだけ。
名もなき歌を空に託せば URL未登録
全てみんなの所為です。 雨に濡れた長靴、 あじさいの花が切なくて。 傘を回した、ふたりのひみつ、 雫がこぼれぬように。 手を振った、 その笑顔が、 さいごだとは知らず、 またねと言えたあの日には、 桜散れば、 夏が来ていた。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 想い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待ちました。 遠く、遠くの空で、 声が聞こえた気がしたから、 ただひたすらに走り回って、 背中を押されたような。 むつまじく こまをまわし わらうのに むちゅうで めをとじて あすをえがいて そんなひびを ゆめにみていた 坂道を照らす ゆうやけ空を、 想い寄せて 握りしめた。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 彼の世へと向かうあなたに、 どれだけ強い風が吹こうと、 ゆるやかに祈り捧げ、 瑠璃色の石が堕ちました。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 想い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 想い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 雨に濡れた長靴、 あじさいの花が切なくて。 傘を回した、ふたりのひみつ、 涙がこぼれぬように。
霧(2020 Ver.)
全てみんなの所為です。 足の音が、 此方に近づく、 短慮に餌を啄み、 去って行った。 霧の先は、 闇夜に包まれ、 賽銭箱が睨んだ、 電気ケトルは? 心を忘れた達磨の目、 冷え切って音を立て転がった。 嘘吐き達は丸飲みされ、 愛は報われました。 渡独の別離は乖離され、 信号機は奪われ地に堕ちる。 ずっと前から気づいていた、 全てみんなの所為です。 見つめられて、 体が痺れる。 姿形変えられて、 窓を濡らす。 霧の先は、 終夜の宴で。 もがく腕や足はもう、 意味をなさない。 美しき音に縋っても、 いつの間にかそれは消えていた。 表裏の繋がりすらも、 理不尽に思えました。 渡独の別離は乖離され、 信号機は奪われ地に堕ちる。 ずっと前から気づいていた、 全てみんなの所為です。 渡独の別離は乖離され、 信号機は奪われ朽ちてゆく。 ずっと前から傷付いていた、 全て   の所為です。 それはいつも、 霧に覆われて、 悪夢に魘されたまま、 終わるのです。
切目[Remake] URL未登録
全てみんなの所為です。 ピリリと剥がすガムテープ、 三つの匂いにつられたモノが、 自らの手で酔いしれたなら、 直ぐに捻じれるでしょう。 ヒリリと痛む腕と脚、 基盤の上で滑ったモノが、 一人の手により身を退くのなら、 直ぐに腐るでしょう。 暈けた光に誘われて、 窓硝子に指が触れた儘、 貪るのでした。 水を得ることの出来ない指の、 心地よさを感じぬミソフォビア、 情けない音を鳴らすシンセは、 まるで泥船の様です。 らんらららんらんらららんらんらら らんらららんらんらんらららんらん らららららんらららららららんらん らんらららんらんらんらんらんらん グシャリと潰れる頭、 荒廃の中 砕いてみたら、 雨音が聞いて欲しそうだから、 直ぐに逃げるべきでしょう。 ガチャリと取れた蝶番、 模索を続けるミメシスたち、 灰色のモノフォビアによって、 直ぐ離れるでしょう。 掌を存分に回して、 鉄格子に指が触れた儘、 遠ざかるのでした。 水を得ることの出来ない指の、 心地よさを感じぬミソフォビア、 情けない音を鳴らすシンセは、 まるで泥船の様です。 被害妄想でしない電子と、 怜悧さすら感じぬプロノイア、 全てを抱えた路傍の人が、 消滅した。
名も無き唄を空に託せば URL未登録
全てみんなの所為です。 雨に濡れた長靴、 アジサイの花が切なくて。 傘を回した二人のひみつ、 雫が零れぬように。 手を振った、 その笑顔が、 さいごだとは知らず、 またねと言えたあの日には、 桜散れば、 夏が来ていた。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 思い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待ちました。 遠く、遠くの空で、 声が聞こえた気がしたから、 ただひたすらに走り回って、 背中を押されたような。 むつまじく こまをまわし わらうのに むちゅうで めをとじて あすをえがいて そんなひびを ゆめにみていた 坂道を照らす ゆうやけ空を、 思いよせて 握りしめた。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 彼の世へと向かうあなたに、 どれだけ強い風が吹こうと、 ゆるやかに祈り捧げ、 瑠璃色の石が堕ちました。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 思い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 思い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 雨に濡れた長靴、 アジサイの花が切なくて。 傘を回した二人のひみつ、 涙が零れぬように。
名も無き唄を空に託せば(2020 Ver.) URL未登録
全てみんなの所為です。 雨に濡れた長靴、 あじさいの花が切なくて。 傘を回した、ふたりのひみつ、 雫がこぼれぬように。 手を振った、 その笑顔が、 さいごだとは知らず、 またねと言えたあの日には、 桜散れば、 夏が来ていた。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 想い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待ちました。 遠く、遠くの空で、 声が聞こえた気がしたから、 ただひたすらに走り回って、 背中を押されたような。 むつまじく こまをまわし わらうのに むちゅうで めをとじて あすをえがいて そんなひびを ゆめにみていた 坂道を照らす ゆうやけ空を、 想い寄せて 握りしめた。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 彼の世へと向かうあなたに、 どれだけ強い風が吹こうと、 ゆるやかに祈り捧げ、 瑠璃色の石が堕ちました。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 想い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 想い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 雨に濡れた長靴、 あじさいの花が切なくて。 傘を回した、ふたりのひみつ、 涙がこぼれぬように。
Dice
全てみんなの所為です。 凍えた身体を、 二分割した蟻の音、 賽の目に蜻蛉の羽を縫い、 亡き者の面影を視る、 毒見をする贋作が、 燭台を倒しました。 芍薬に生ず牡丹の絵に、 捧ぐ命は犇めき、 薫り、腐り、どろどろになり、 賛美が響き渡った。 両肌を脱ぐ成れの果て、 書物に隠されていた。 侵食されていく、 焦げ付いた心臓が堕ち、 隠密裏に進む目論見に、 妬みと感情を混ぜる、 悦びを感じながら、 死体を貪るのです。 没薬を真似る牡丹の絵に、 捧ぐ命は犇めき、 捻れ、羞じれ、泥沼となれ、 賛美が響き渡った。 心地よさが過ぎた先には、 肉はありますか? 形骸化して溺れていた、 おぞましき絢爛達。 芍薬に生ず牡丹の絵に、 捧ぐ命は犇めき、 薫り、腐り、どろどろになり、 賛美が響き渡った。 目を覚ますのは後で良い、 全てみんなの所為です。 何を求め、 何を追いかける? 沢山の腕が伸びて、 探られていたのか。
Dice(2020 Ver.) URL未登録
全てみんなの所為です。 凍えた体を、 二分割した蟻の音、 賽の目に蜻蛉の羽を縫い、 亡き者の面影を視る、 毒見をする贋作が、 燭台を倒しました。 芍薬に生ず牡丹の絵に、 捧ぐ命は犇めき、 薫り、腐り、どろどろになり、 賛美が響き渡った。 両肌を脱ぐ成れの果て、 書物に隠されていた。 侵食されていく、 焦げ付いた心臓が堕ち、 隠密裏に進む目論見に、 妬みと感情を混ぜる、 悦びを感じながら、 死体を貪るのです。 没薬を真似る牡丹の絵に、 捧ぐ命は犇めき、 捻れ、羞じれ、泥沼となれ、 賛美が響き渡った。 心地よさが過ぎた先には、 肉は在りますか? 形骸化して溺れていた、 おぞましき絢爛たち。 芍薬に生ず牡丹の絵に、 捧ぐ命は犇めき、 薫り、腐り、どろどろになり、 賛美が響き渡った。 目を醒ますのは後で良い、 全てみんなの所為です。 何を求め、 何を追いかける。 沢山の腕が伸びて、 探られていたのか。
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全てみんなの所為です。 窓の向こう側を、 見てみたいと思う様に、 好奇心に圧し潰され、 黒い箱の中身が垂れる。 からだをすり替える愚人は、 階段を上るのか。 聳え立つ扉を見上げて 目の前の刃物に気づけず 下水を蠢くモノ達に 怯えるしかないのでしょう。 暗い海の中へと、 連れ込まれて行くあなたを見た、 眩しく光る電球が、 白く照らし瞳に映る。 からだが痺れて動けずに、 血液を流すのか。 下水で蠢くモノ達が 目の前の刃物に気づけず 聳え立つ扉を見上げて 脅かしているのでしょう。 三つなる顔を渡り歩いて、 目的を見失った。 もし一からやり直せるなら、 音色を隠しつづけるでしょう。 聳え立つ扉を見上げても 目の前の刃物に気づけず 手も足も動かなくなった 全てみんなの所為です。 跡形もなく 全てが消えた。
﹣[short] URL未登録
全てみんなの所為です。 携帯を落っことして、 拾おうとしたら、 煌びやかな雨の粒が、 液晶の上で跳ねました。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 気づけば辺りは暗くなり、 かえれなくなりました。 湧き出たその水すらも、 飲みたくならなくて、 痛々しく演じつづけ、 日陰者を集めてみたよ。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 雨はいつ頃やむのですか、 全てみんなの所為です。
全てみんなの所為です。 携帯を落っことして、 拾おうとしたら、 孤影はなかったはずなのに、 俄雨が淡い光を帯び、 煌びやかな雨の粒が、 液晶の上で跳ねました。 道の真ん中に落として、 拾おうとしたら、 液晶に罅が入って、 動かなくなってしまいました。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 気づけば辺りは暗くなり、 かえれなくなりました。 湧き出たその水すらも、 飲みたくならなくて、 やむ終えず飲み込んでみたら、 噎せ返る様な味がしたので、 痛々しく演じつづけ、 日陰者を集めてみたよ。 溢れたその液体を、 掬ってみたけれど、 掌から零れ落ちて、 鏡像の上で跳ねました。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 雨はいつ頃やむのですか、 全てみんなの所為です。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 雨はいつ頃やむのですか、 全て███の所為です。 壊れた音の波に、 酔い痴れていたのか。
﹦[short] URL未登録
全てみんなの所為です。 骨髄の中まで挿し込こまれ、 啄まれて血液を流した、 鏤められた石を拾って、 逃げて行くのです。 奇を衒い、 手元が狂い、 蹌踉めいてしまいました。 やがて引力から 外れてしまったので、 抗うことも出来ずに、 赤く燃え上がるのです。 欲望と思考に齟齬が生じ、 何も信じられなくなりました。 全てみんなの所為です。 骨髄の中まで挿し込こまれ、
、、 URL未登録
全てみんなの所為です。 床に落ちたその血液が、 類似した音を探り出した。 シアン化物の匂いにつられて、 手を切りつけるのです。 苦悩の果ての先にある、 大事なモノに目を背けずに、 指された指を見つけたのは、 幾多の模倣でしょうか? 愚かに、 燃焼したのは、 我楽多の、 一部だけ、 それは終わりを示すだけの、 劣化品の様でした。 危機を伝えても無意味なだけで、 からだ沈ませ 姿を消した。 亡骸の傍観者たちが、 息を潜めたところで、 出任せは絶えず流れ続けて、 余韻に浸る間もなく消えた。 失くしたモノも分からなくて、 いかにもな言葉を繰り返す、 手回しの自我に踊らされ、 もがいても抜け出せずに。 一心不乱に描き出して、 糸の様に絡み付いていた、 型だけ複製したモノが、 楽をするだけなのです。 無意味に、 隣接したのは、 背中合わせの頭蓋骨。 棘が刺さり抜けなくなって、 口を大きく開けて、 苦い水は掬えず 飲み切れず、 痛みは残り 絶えず苦しむ。 ミメシスだけが残り続け、 涙の果てにいるのです、 四面楚歌のこの世をなぞるのは、 出鱈目な声と綴る言葉。 切り離し方が分からないので、 裏切りを繰り返すのです。 先が見えずまた去れず終い、 全てみんなの所為です。 それは終わりを示すだけの、 劣化品の様でした。 危機を伝えても無意味なだけで、 からだ沈ませ 姿を消した。 亡骸の傍観者たちが、 息を潜めたところで、 出任せは絶えず流れ続けて、 余韻に浸る間もなく消えた。 沢山の指に触れられて、 汚れていくのでしょうか。
、、、 URL未登録
全てみんなの所為です。 変わり果てた此の地で、 何か思い出せないかと、 沈み行く太陽が 語りかけてくれたけれど、 終わり行く此の地で、 耳を傾け目を向ける。 様々な証言が、 布から透けて見える。 文字盤の彼方には、 不吉な声が みんなあなただれかと言い、 指を指し笑うのか。 不屈の花で魅せよと、 棘はやがて還って来る。 官僚化した心地よさには、 即効性の毒があるのです。 聞きたいモノだけを聞き、 知りたい事だけを知り、 洗脳が解けたその時に、 死に至るでしょう。 全て真似事の所為です。 狂い果てた此の地で、 傘を開いてまた閉じる。 気が付いたら目の前から、 姿が消えていた。 後の無い此の地で、 戯言だけが増え続けて、 意味の無い言葉だけが、 こだましていたのか。 表には顔出さず、 裏で好き放題。 異常性に気付いたら、 そこにはいられないでしょう。 だれもが姿を消し、 残りは僅か。 赤に染まり、 暮方の後ろを、 振り返り笑うのか。 不屈の花で魅せよと、 棘はやがて還って来る。 官僚化した心地よさには、 即効性の毒があるのです。 聞きたいモノだけを聞き、 知りたい事だけを知り、 扉の向こう側から、 匂いを嗅ぎつけたのか。
アペンド URL未登録
全てみんなの所為です。 挟まれた観衆の中で 羽をとられた孔雀、 裏返った蜉蝣たちが 泥濘から まだ抜け出せず、 哀れさを知る。 感情を学びました。 濁りゆくその川の中で 水黽が溺れていた、 心臓の核の部分が 捻れてゆく。 また虚しさが 見え隠れする、 なにかが満たされない。 注ぎ足しただけの甘い水が、 器へ零れ落ちる。 独りきりの虚しさを忘れ、 退廃に浸る。 注ぎ足しただけの甘い水が、 器へ流れ落ちる。 独りきりの虚しさを忘れ、 退廃に浸る。
≡[short] URL未登録
全てみんなの所為です。 両腕を失った体で、 甘い水も飲めずにいる。 衰弱し揺らぐ視界、 帰れなくなるのでした。 両腕を失った体で、 顔を隠すことは出来ず。 鋭い雨はやまずに、 聴覚が溶けていました。 それを支配していたのは、 土足で踏み込む人々。 短慮な害獣が、 掻き乱すのでした。 異常な此の世界で、 正常に戻れますか? 多くの者はそれを不可能とする、 その記憶も蔑んだのです。 見たいモノだけを見て、 欲望のままに動く。 酷く凄惨なモノから目を背け、 死に至るでしょう。 全てみんなの所為です。
≡(ΣΣXX= Ver.)
全てみんなの所為です。 両腕を塞がれた身体で、 雨や雨と泣き崩れている、 両腕を塞がれた身体は、 何を求めるのでしょう。 両腕を塞がれた身体で、 前も後ろも分からず儘、 両腕を塞がれた身体は、 何処へと向かうのでしょう。 影像の示唆は、 承認欲求の現れで、 迎合の匂いを、 嗅ぎ付けられていたのでした。 遣らずの雨に暮れ惑い、 顰に綾なす、 呪りを卑しむ生臭さには、 痛覚が麻痺する恐れ有り。 蛙の褪め色の艶が、 懶いを囃す、 宵の明星時に流されて、 濁世に沈む。 全てみんなの所為です。 両脚を塞がれた身体で、 欲望の痕跡に近づいた。 両脚を塞がれた身体は、 何も感じないのでしょう。 両脚を塞がれた身体で、 願望を辿ることなど無く、 両脚を塞がれた身体は、 何処にも行けないのでしょう。 此の世には無自覚の、 似て非なるものがあるのです。 それも分からずに、 喚き散らしているのでした。 蔑ろにした記憶は消え、 夢から醒める時に何を見た? にわかには信じ難いのですが、 善人を装い、 悪を嫌っていた。 遣らずの雨に暮れ惑い、 顰に綾なす、 呪りを卑しむ生臭さには、 痛覚が麻痺する恐れ有り。 蛙の褪め色の艶が、 懶いを囃す、 震えた音の波に、 操られていたのか。
≡(2021 Ver.) URL未登録
全てみんなの所為です。 両腕を失った体で、 甘い水も飲めずにいる。 衰弱し揺らぐ視界、 帰れなくなるのでした。 両腕を失った体で、 顔を隠すことは出来ず。 鋭い雨はやまずに、 聴覚が溶けていました。 それを支配していたのは、 土足で踏み込む人々。 短慮な害獣が、 掻き乱すのでした。 異常な此の世界で、 正常に戻れますか? 多くの者はそれを不可能とする、 その記憶も蔑んだのです。 見たいモノだけを見て、 欲望のままに動く。 酷く凄惨なモノから目を背け、 死に至るでしょう。 全てみんなの所為です。 両脚を失った体で、 歩くことも出来ずにいる。 語る声は騙られて、 戻れなくなるのでした。 両脚を失った体で、 窓の外を眺めてみた。 気がつけば辺り一面、 悪意で満たされていた。 支配していたはずなのに、 支配されていた人々。 止めどなく流れて、 押し寄せるメロディー。 ただゆるやかに忘れられ、 やがて塵となるのです。 それはとても恐ろしく、 未来はありますか? 異常な此の世界で、 正常に戻れますか? 多くの者はそれを不可能とし、 その記憶も蔑んだのです。 見たいモノだけを見て、 欲望のままに動く。 沢山の足の音に、 怖気づいていたのか。
深/浅 URL未登録
全てみんなの所為です。 絡まって壊れたケーブル、 地下室に日暮れの晩の警報が鳴る、 行き先で響く、右耳へ、 機械音が聞いて欲しそうに喋る。 窓は見当たらず、 大きなドアの、 エレベーターが手を招き、 出鱈目な抑揚で、 誘い込んできたのです。 うねりとした呻り、 破綻した不協和音、 ピタリと止まる足、 箱から出て見えた景色に、 惑わされてはいけません。 枝が折れ干からびた牡丹、 侵された蠧毒のドグマ、トライポフォビア。 掌を動かした後、 根もとから腐り落ち孤独が生ず。 イコールは成立せず、 ファイバーの、 予兆に気づくことはなく、 巫山戯た意味ありげな、 羅列に踊らされて。 宵闇に紛れて、 螺旋を巻いた衝動に、 パタリ消える呼吸、 一寸五分の煙突の方、 訝しんではいけません。 窓は見当たらず、 大きなドアの、 エレベーターが手を招き、 独特な抑揚で、 誘い込んできたのです。 うねりとした呻り、 破綻した不協和音、 ピタリと止まる足、 箱から出て見えた景色に、 宵闇に紛れて、 螺旋を巻いた衝動に、 パタリ消える呼吸、 一寸五分の煙突の方、 二度と現れはしないのです。
名も無き唄を空に託せば(2021 Ver.) URL未登録
全てみんなの所為です。 雨に濡れた長靴、 アジサイの花が切なくて。 傘を回した二人のひみつ、 雫が零れぬように。 手を振った、 その笑顔が、 さいごだとは知らず、 またねと言えたあの日には、 桜散れば、 夏が来ていた。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 思い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待ちました。 遠く、遠くの空で、 声が聞こえた気がしたから、 ただひたすらに走り回って、 背中を押されたような。 むつまじく こまをまわし わらうのに むちゅうで めをとじて あすをえがいて そんなひびを ゆめにみていた 坂道を照らす ゆうやけ空を、 思いよせて 握りしめた。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 彼の世へと向かうあなたに、 どれだけ強い風が吹こうと、 ゆるやかに祈り捧げ、 瑠璃色の石が堕ちました。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 思い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 坂道を照らす ゆうやけ空を、 思い出しても 悲しくて。 名も無き唄を 空に託せば、 雨が上がる時を 待つのでしょう。 雨に濡れた長靴、 アジサイの花が切なくて。 傘を回した二人のひみつ、 涙が零れぬように。
-(旧) URL未登録
全てみんなの所為です。 携帯を落っことして、 拾おうとしたら、 煌びやかな雨の粒に、 見惚れる自分におどろいた。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 気づけば辺りは暗くなり、 帰れなくなりました。 湧き出ず、 思いを吐けず、 甘い水を飲めず、 痛々しく演じてみて、 日陰者を集めたのです。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく、 雨はいつ頃やむのですか? 全てみんなの所為です。
﹣(2021 Ver.)
全てみんなの所為です。 携帯を落っことして、 拾おうとしたら、 液晶にヒビが入って、 やがて動かなくなるのです。 道の真ん中に落として、 拾おうとしたら、 煌びやかな雨の粒に、 見惚れる自分におどろいた。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく。 気づけば辺りは暗くなり、 帰れなくなりました。 湧き出ず、 思いを吐けず、 甘い水も飲めず。 痛々しく演じてみて、 日陰者を集めたのです。 それらは全て崩れ、 戻らずに、 鵜呑みにされて毒を吐き、 しかし、それが続けば死に至る。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく。 雨はいつ頃やむのですか? 全てみんなの所為です。 蔑ろにする記憶を混ぜ、 夢から覚めることなく。 雨はいつ頃やむのですか? 全て███の所為です。 沢山の目が光り、 草臥れていたのか。
﹦[short](2021 Ver.) URL未登録
全てみんなの所為です。 浮石沈木に踊らされて、 甕棺墓を掘り起こす、 予測不可能なヒュブリスに首を捧ぐ、 ミメシスの集いです。 遊び狂い、 鏤骨を食んで、 ナメクジを溶かしました。 それは菱を集め、 悩乱の末路です、 身悶えして灯が点けば、 周章狼狽をする。 記憶を霞める浮遊粉塵が、 壊れた夜明けに雪を見る、 全てみんなの所為です。 浮石沈木に踊らされて、
﹦(2021 Ver.) URL未登録
全てみんなの所為です。 形容し難い見た目をした、 艷やかな足跡から、 信号機と二つの瓦礫を退かすよう、 丁寧に指示をする。 浮石沈木に踊らされて、 甕棺墓を掘り起こす、 予測不可能なヒュブリスに首を捧ぐ、 ミメシスの集いです。 遊び狂い、 鏤骨を噛んで、 ナメクジを溶かしました。 それは菱を集め、 悩乱の末路です。 身悶えして火が点けば、 周章狼狽をする。 それは哀れであり、 真似事の末路です。 陶酔から覚めたとて、 死を待つしか無いのです。 奇を衒うだけの愚か者が、 肥溜めで溺れている。 エル字型の表と裏が繋がりつつ、 類は友を呼ぶという。 襲われた十四の元素へと、 溶け入る液体は無く、 硝子玉を落とした地面に㵘流れ、 直ぐに燃え盛る青。 冪乗から、 手鏡を持ち、 断面を露わにする。 それは菱を集め、 悩乱の末路です。 身悶えして火が点けば、 周章狼狽をする。 それは哀れであり、 真似事の末路です。 陶酔から覚めたとて、 死を待つしか無いのです。 記憶を掠める浮遊粉塵が、 壊れた夜明けに雪を見る。 全てみんなの所為です。 それは菱を集め、 悩乱の末路です。 身悶えして火が点けば、 周章狼狽をする。 それは哀れであり、 真似事の末路です。 陶酔から覚めたとて、 死を待つしか無いのです。 柔らかい頬を、 沢山の指先で、 触ろうとしていたのか。
信号(2019 Ver.) URL未登録
全てみんなの所為です。 周囲はまだ薄暗い中、 眺めていましたコンクリ道、 傘を差しながら フクロウの声を、 痛がりながら聞いていた。 キバシリの囀りが響く、 想定以上の負荷を掛けながら、 冷凍庫の中 心地よく、 一夜の夢物語です。 それは深海へ沿っていく、 旬が過ぎて、 七色に染まっていく、 踏切は冷え、 それは深海へ沿っていく、 旬が過ぎて、 窓をちょっと開けてみると、 心地よい風が顔にかかった、 ラジカセの故障が気になったけど、 ノイズ混じりで聴いていた。 街灯が一部だけ、 光って輝き、 どこか寂しそうに、 うねうねと動き、 月が更に大きくなっていく、 知りたい欲求を膨らませながら、 冷蔵庫の外 眩暈がし、 全てわたしたちの所為です。 キバシリの轉りが響く、 想定以上の負荷を掛けながら、 冷凍庫の中 心地よく、 一夜の夢物語です。 それは深海へ沿っていく、 旬が過ぎて、 七色に染まっていく、 踏切は冷え、 それは深海へ沿っていく、 旬が過ぎて、
シグマ[short] URL未登録
全てみんなの所為です。 白い帽子を被った、 季節はずれの公園が。 悪意を笑う列を成し、 秩序が歪んだ。 電力のハンモックと、 それを食べる計画のなさ。 いくら着飾っても偽で、 届くわけがないのですが。 夢を見るブレーカーが、 紫陽花を刃物で 売りました。 私は選ばれました、 肉片はシグマでした。 臲臲とした臰が醒め、 蘇るはずでした。
シグマ
全てみんなの所為です。 その一級国道で、LED式の目が眩み。 潮風の吹く寸劇は、酔った魚を泳がせる。 白い帽子を被った、季節はずれの公園が。 悪意を笑う列を成し、 秩序が歪んだ。 蜃気楼のハンモックと、 それを食べる計画のなさ。 幾ら着飾っても偽で、届く訳がないのですが。 夢を見るブレーカーが、 紫陽花を刃物で売りました。 私は選ばれました、 肉片はシグマでした。 臲臲とした臰が醒め、 蘇るはずでした。 非通知の背を測った、水と油が絡まずに。 崩壊を呷る空想は、睡蓮の葉を沈ませる。 美しさを模った、灯篭流しの他愛なさ。 テディベアが歩いていた、 待ち惚けの音。 かくれんぼを拒む町、 虚実一如が住む中庭、 端に憧れる程に、生き忘れた帳簿を知る。 天気予報曰く、 680の法です。 私は選ばれました、 肉片はシグマでした。 臲臲とした臰が醒め、 蘇るはずでした。 透明な緑が、眠る。 酒の墓場は淘汰され。 生存者バイアス達は、 斯く語りき。 私は選ばれました、 肉片はシグマでした。 臲臲とした臰が醒め、 蘇るはずでした。 私は選ばれました、 肉片はシグマでした。 臲臲とした臰が醒め、 蘇るはずでした。 見縊って哀れでした。
≣[short] URL未登録
全てみんなの所為です。 携帯を落としたその先は、 泥水で溢れていました。 なぜかひどく綺麗に、 見えてしまい、 手を伸ばしてみたよ。 それは拙い言葉すらも、 認め合う程の仲でした。 ゆるやかに腐食されて、 致死量に至った。 蔑ろにする記憶とか、 赤く燃える無影灯とか。 濁世に沈む遣らず雨は、 頬を濡らすのでした。 存在証明は為すべきか、 私は選ばれているのか。 闇と光が交わる時、 月は微笑みかけた。
Muscari
合作 そして冬の終わりには、 本紫の花が咲いた。 夏の終わりには、 遠くへ行ってしまう。 やがてあなたの行方すら、 忘れられて塵となる。 色褪せた思い出に 縋った儘。 帰りの道が、 こわくなる前に。 踵を返すのが、 あまりにも 遅すぎた。 あの日見た空は、 あけぼの色で、 夜が明けるのを、 拒むようでした。 たわい無き遊びを、 穏やかな安らぎを。 あの日見た海は やまぶき色で、 眩しすぎるくらいでした。 秋風に乗り、 どこまでも翔ぶ。 春にはムスカリが、 咲くでしょう。 淡い空のその先に、 星の様にあなたは飛んでいった。 始まりはいつも、 直ぐに終わってしまう。 漏れ出た液体は怖く、 それなのに触れてしまい、 仄かな光すらも、 消えました。 すなハマで アナたは イツも ウタを ムジゃキナ エガオデ ウタッテイタネ あの日見た空は、 あけぼの色で、 夜が明けるのを、 拒んでいました。 たわい無き遊びを、 穏やかな安らぎを。 あの日見た海は やまぶき色で、 眩しすぎるくらいでした。 秋風に乗り、 どこまでも翔ぶ。 春にはムスカリが、 咲いていた。 吹き込まれた命の、 終わりは何時も突然で、 いつしか灰となって、 足跡も遺せずに。 あの日見た空は、 あけぼの色で、 夜が明けるのを、 拒んでいました。 たわい無き遊びを、 穏やかな安らぎを。 あの日見た海は やまぶき色で、 眩しすぎるくらいでした。 秋風に乗り、 どこまでも翔ぶ。 春にはムスカリが、 咲いていた。 色褪せた思い出に 縋った儘。
虚栄
合作 真夜中 陰に潜む、 気短な密売人が、 軽い腰を上げて、 平凡を齧るのでした。 漏れる液体は、 恐怖を増して止まらずに、 複雑に嘆く声、 消しゴムを擦る音、 周囲を周る音と向き合わず儘、 無だけを見出づり続けるのは、 前後不覚 ナイフ持つ虚栄心。 視点を変え 束縛された、 無自覚の錯乱者たちがいる。 居場所を失った亡者が、 赤い花 散らし燃やし笑うのか。 狂いだしたこの地、 此方を見て、 手紙を捨ててしまう鳥は、 耳を塞いで、 置き去りにするのでしょう? 全てあなたの所為です。 あなたは消えたのか? 戻ることは無いのか? 裏返したままの絵、 手放して笑っている彼、 溢れ出る面影、 欲望を増して止まらずに、 主語を隠す文章、 消しゴムで消した音、 加速し始めた戯言に、 目を隠したくなる。 荒んだ光景に、 胸が締め付けられ、 苦しくなる。 底へ沈み、 別れを告げたのは誰? 視点を変え 束縛された、 無自覚の錯乱者たちがいる。 居場所を失った亡者が、 赤い花 散らし燃やし笑うのか。 狂い果てたこの地、 取り残された者が、 夢から醒めた時、 遅効性の毒が身体を回り、 全てが終わるのか。
全てみんなの所為です。 携帯が捨てられた、 ネジは外されていた、 褪めた光をまだ放つので、 拾い上げてみました。 いたずらにぼやけた霧の中、 おぼろげに姿を晦ました、 過去葬った音 鏡の中、 錆びて割れていました。 樋を伝う甘い水が、 排水溝へと堕ちて行く。 のけものにされ正当性は、 茹で蛙状態です。 過去葬った音 鏡の中、 おぼろげに姿を晦ました、 いたずらにぼやけた霧の中、 全てみんなの所為です。
虚栄[short] URL未登録
全てみんなの所為です。 真夜中 陰に潜む、 気短な密売人が、 軽い腰を上げて、 平凡を齧るのでした。 漏れる液体は、 恐怖を増して止まらずに、 複雑に嘆く声 消しゴムを擦る音、 周囲を周る音と向き合わず儘、 無だけを見出づり続けるのは、 前後不覚 ナイフ持つ虚栄心。 視点を変え 束縛された、 無自覚の錯乱者たちがいる。 居場所を失った亡者が、 赤い花 散らし燃やし笑うのか。 狂いだしたこの地、 此方を見た鳥は、 手紙を捨ててしまいました。 耳を塞いで、 置き去りにするのでしょう? 全てあなたの所為です。 真夜中 陰に潜む、
早朝、怠惰と眠気。 URL未登録
全てみんなの所為です。 朝7時のアラーム、無視をして。 1時間経ったが、布団の中。 このまま、一日過ごしてやろうか。 と思っていたら、zonamaが来たよ。
鵺子踊
全てみんなの所為です。 お迎えが来るその時まで、 手を叩き、燥いでいたよ。 小踊をしていた、 暗闇と共に。 お迎えが来る前に、 手持ち花火は燃え上がる。 だけど怖くなって、 目を瞑ろうとした。 小夜更け方、 夜泣きをした。 憑代に翻弄された、 怨霊たちが、集まった。 鵺子鳥たちも、うら嘆いた。 雲霞の如く、列を成し。 鵺的存在に、憧れ。 あらら、雲散霧消した。 明け残るまで、うら泣いた。 ひゅぅひゅぅと音を立て、 うら泣いた。 可哀そうな妖怪さんは、 孤独と遊んでいた。 お迎えが来る頃に、 後ろを振り返ってみたら、 暗夜の灯が見えた。 しかし、遠すぎた。 生死長夜を、経過したか。 行き着けば、火花が散る。 お迎えが来たその後は、 揺曳だけが、残った。 灰魚が、 泳いでいた。 浴衣を靡かせ、 亡霊たちが、集まってきた。 鵺子鳥たちにゃ、分からない。 明日は、我が身であることも。 鵺的存在に、憧れ。 やがて、界隈と成るでしょう。 明け残るまで、踊っていた。 ひゅぅひゅぅと音を立て、 楽しんだ。 可哀そうな妖怪さんも、 孤独に愛されていた。 一方で、忌み嫌われる者も居た。 …装いだけの、鼠輩でした。 鵺子鳥たちが、うら嘆いた。 雲霞の如く、列を成し。 鵺的存在に、憧れ。 あらら、雲散霧消した。 明け残るまで、うら泣いた。 ひゅぅひゅぅと音を立て、 うら泣いた。 可哀そうな妖怪さんは、 孤独と遊んでいた。 明け残るまで、うら泣いた。 ひゅぅひゅぅと音を立て、 うら泣いた。 可哀そうな妖怪さんも、 孤独に愛されていた。 明け残るまで、うら泣いた。 ひゅぅひゅぅと音を立て、 うら泣いた。
Re² URL未登録
全てみんなの所為です。 一つの叫びが、封じられていた。 生じる負荷と、持たざる者。 何かが、砕ける音がした。 でっち上げの過ちを、信じてしまうのなら。 後ろめたい気持ちなど、ゆるやかに衰えるでしょう。 雨に濡れ、飛んでゆく、 琥珀色の目をした、 オバケが、逸れていた。 オバケは、夢を見ていた。 死角から覗き込む者が、ひゅ〜どろと出る。 怨めしそうにこちらを、見つめていたのです。 歎きや愁いの後に、綺麗な花が咲きました。 然すれば、不可能も可能になるのでしょう。 四面楚歌を避け、筆を持つ度。 過去の名残や遺伝子は、偏り歪められて行く。 交わした契りなども、守れられずに。 濁らないように、知らせに逝くのでした。 闇にのまれ、きえてゆく、 オーブが、空を舞うように。 きらきらと、きえてゆく。 涙さえ、きえてゆく。 ひとりぼっちは寂しいよ、叫んでいる。 もう耳は聴こえないけれど、想いは確かだった。 二度と逢えないようです、体が無いから。 きよらかな黒さや、虚無さえも。 愛していた。 嗚呼、頓挫してしまったようです。 心配はいりません、 嫌いになんかなりません。 白鳥の歌が響いた。 死角から覗き込む者が、ひゅ〜どろと出る。 寂しそうにこちらを、見つめていたのです。 歎きや愁いの先にこそ、蕾は開くのでしょう。 然すれば、不可能も可能になるのでしょう。 死角から覗き込む者が、ひゅ〜どろと出る。 怨めしそうにこちらを、見つめているだけ。 歎きや愁いの果に、何があるでしょう。 後悔が、あるでしょう。 涙さえ、きえるでしょう。
∙∙ URL未登録
全てみんなの所為です。 浮生は水泡に還えされ、 黴の生えた生涯を添えて、 憤る目を覆い隠すなら、 理解を諦めよと。 騅逝かず、 屡述を吐く、 内心如夜叉の恐れ。 盧生の夢も見られずに 死花花の下に平伏すが、 影灯篭は美しかった、 蛞蝓は地を這った。 顕界を鎖し、 神隠しに遭ってしまいました、 全てみんなの所為です。 浮生は水泡に還えされ、
全てみんなの所為です。 浮遊しました。 部屋の片隅にて。 襖の奥の心像の、 畳は軋むばかりでした。 浮遊しました。 浮遊しました。 浮遊しました。 浮遊したが、 死ねなかった。 死ねなかった。 死ねなかった。 あなたと死ねなかった。 意識不明の雨漏り、 背中を伝う冷たい空気が、 心地よくて、 浮遊しました。 取り憑かれてしまいました。 取り憑かれてしまいました。 取り憑かれてしまいました。 取り憑かれてしまいました。
全てみんなの所為です。 遯薙?蜷代%縺??繧 隕九※縺ソ縺溘>縺ィ 諤昴▲縺ヲ縺励∪縺」縺溘?縺 縺九i縺?繧偵☆繧頑崛縺医i繧後※ 髫取ョオ繧剃ク翫m縺?→縺吶k諢壻ココ 閨ウ縺育ォ九▽謇峨r隕倶ク翫£縺ヲ 逶ョ縺ョ蜑阪?蛻?黄縺豌嶺倥¢縺ェ縺?? 荳区-エ繧定?「縺上Δ繝弱◆縺。縺ォ縺ッ 證励>豬キ縺ョ荳ュ縺ク縺ィ 騾」繧瑚セシ縺セ繧後※縺励∪縺?∪縺 逋ス縺丞?繧矩崕逅?r隕九▽繧√※縺?k縺ョ 縺九i縺?縺擒亮繧後※縺励∪縺 霍。蠖「繧ゅ↑縺丞?縺ヲ縺梧カ医∴縺ヲ縺励∪縺?? 隕九※縺ソ縺溘>縺ィ縺ァ縺励g縺 謇玖カウ縺悟虚縺阪∪縺帙s 蜈ィ縺ヲ繧上◆縺励?謇?轤コ縺ァ縺
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霰(旧) URL未登録
全てみんなの所為です。 電話機の音がプルルと鴫り、 煩いけど起き上がってみたら、 野原を駆ける無邪気な子が、 少しだけ羨ましく感じた。 椅子が析れて、 眼鏡は傷付き、 時代の端に居る者が、 遠く遠くへ走り出すの、 全てみんなの所為です。
‎信号(2024.9.22)
全てみんなの所為です。 4207 速度が上がって、 苦しみ悶えて、 其処から新たな、 世界へと繋がり。 木走の囀りが響く、 想定以上の負荷を掛けながら、 掠れていたその記憶の中、 光る景色再び出会う。 踏切が鳴り響いた夢、 今でも頭に残っている、 何故か残っている。 暗がりの奥で、 光った信号は、 何処か寂しそうに、 うねうねと動いていた。 街灯に照らされた夜が、 想像以上の意思を持ち始め、 掠れていたその記憶さえも、 再び起き上がる事でしょう。 信号機の明滅は未だ、 途切れず今でも光っていた、 何故か光っていた。 もう、二度と戻らない。 全ての所為です。 踏切が鳴り響いた夢、 今でも頭に残っている、 何故か残っている。 信号機の明滅は未だ、 途切れず今でも光っていた、 何故か光っていた。
‎別離 / 離別
全てみんなの所為です。 3762 藍色のネオンが警告しつづけ、 歪みきった鈴の音が呼ぶ虚像、 それは鬼の首を取った様に、 爪痕を残そうとした身に渡る。 不覚にも色の無い水銀が、 骨髄まで達するのです。 したたかな頭上の鷹たちが、 目を啄もうと豹変しました。 形骸化した淵藪、 明鬯な心裏の中、 蠢爾の様などろりとしたモノが、 気づかぬ間に広がっていく、 不毛な言葉に押し潰された、 全てみんなの所為です。 赤色の光で目が焼き切れて、 乖離して種となるアンビバレンス、 それは電気信号を発して、 痕跡を残そうとした身に渡る。 窓が無数あり黒い壁の、 霧がかかり上はぼやけた、 終わりの見えない塔がそこに、 固く強く聳え立つのでした。 深い霧の中迷う偶像も、 枯れ果ててゆき地に堕ちてゆく、 土足で近づくその人も、 遠くへ逃げて行った。 腕を失い怜悧さが消える、 全てみんなの所為です。 幽明境を異にした、 献花台を眺めていた。 不覚にも色の無い水銀が、 骨髄まで達するのです。 したたかな頭上の鷹たちが、 目を啄もうと豹変しました。 形骸化した淵藪、 明鬯な心裏の中、 蠢爾の様などろりとしたモノが、 気づかぬ間に広がっていく、 篠突く雨に打たれて、 鳴りをひそめる実像、 その場凌ぎの哀れな偶像は、 パンデミックを引き起こした。 藍色の支配者に殺された、 終わりの鐘が聞こえた。 無限に続いている螺旋階段を、 ただ独りで上ってきました。 目にした景色は焼け跡で、 願うも叶わなくて。 暗中模索な状態で、 腐朽した沼に浸かり、 沢山の腕を伸ばして、 捕まえようとしていたのか。
死花には神経毒が含まれています。
全てみんなの所為です。 11316 暫く振りの、愁いが染まる。 より一層、暗さを増していた。 見向きもされずに捩じれ堕ちて、 止められず居る。 羊頭狗肉の、セオリストは言う。 「物言わず唇が寒い」と。 天井知らずの自矜心も、 此処迄来ると、傑作です。 流れる言葉と、飛ぶ騙りは。 猶も、此方を向いたまま。 死に逝くのでした。 内側から腐り、 外側からは見えず。 鳥を殺した蝙蝠が、 日陰で嗤うのでした。 意識を取り戻しても、 とうに過ぎていた様です。 殯と化してしまいました。 全てみんなの所為です。 知識や、技能を得た者は。 より一層、謙虚になれるのに。 論う事で守れる自我は、 御見事です。 蓼を好む虫も居るので、 何を言おうと構いませんが。 小間物屋を開く程の、 苦味を伴うでしょう。 崩れた雨垂れ拍子の癖が、 様相を、呈しているのですが。 嘯くのでした。 内側から腐り、 外側からは見えず。 鳥を殺した蝙蝠が、 濡れ衣を着せていました。 意識を取り戻しても、 とうに過ぎていた様です。 殯と化してしまいました。 跡形も無くなった。 「居なくならないで」と、 簡単に人は言うけれど。 雲散霧消を仕向けたのは、 何者でしょうか? 内側から腐り、 外側からは見えず。 鳥を殺した蝙蝠が、 日陰で嗤うのでした。 意識を取り戻しても、 とうに過ぎていた様です。 死花には神経毒が、 含まれています。 麻痺を引き起こします。
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2024-12-18(ver.1470)

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