過熱した欲望が、 意図のない謗りに喰われて。 集合的無意識を絶たれたモノ、 心ゆく儘たわむれる。 無意識な声の妖しに、 心酔し続けるネクロフォビア。 目を醒ました模倣犯が、 自堕落の沼に浸かり始め。 独り歩きの腕無し時計が、 直向きに心骨を砕いた。 掬い切れず零れて行く、 真っ赤に染まった空の色が、 嫌悪から目を避け続け、 故死に至る。 全てみんなの所為です。 退廃に浸かる儘、 電線は途中でとだえた。 外的合目的性な流れに、 気付かない儘睦まじく。 無気力な声の妖しに、 泥酔し続けるタナトフォビア。 手を回した模造品が、 退廃の川に沈んで行く。 独りよがりの腕無し波形が、 直向きに鏤骨を齧るのか。 教えたくて堪らなくて、 真っ赤に染まった屋根の色。 左から流れる電子、 耳を塞いだ。 全て誰の所為ですか? 無意識な声の妖しに、 心酔し続けるネクロフォビア。 目を醒ました模倣犯が、 自堕落の沼に浸かり始め。 独り歩きの腕無し時計が、 直向きに心骨を砕いた。 掬い切れず零れて行く、 真っ赤に染まった空の色が、 沢山の目で追いかけて、 粗を探し続けるのか。