感情に操られた曲者が、 わたしの奮励全てを崩してく、 遺したモノが大きいと同時に、 明らかな見誤りをしているのです。 言いたい事すら言わせてくれず、 ひけらかすだけの人格が、 気まぐれな欲望で、 毒を混ぜる、 排他的なこの場所で、 藻掻くわたしを見て、 どう思うのか。 聞きたい事すら聞かせてくれず、 曝け出すその本性が、 没意義な訳合いで、 鍵を掛ける、 閉鎖的な此の場所で、 足掻くわたしを見て、 どう思うのか。 あなたはどうしてみつめてる? 目に被さった布の隙間から、 あなたの言葉覗き込んだ、 染み込んだモノが今、 からだに回り、 拒否反応を起こしている。 目が眩んできた。 消え去った贋物が描き出した、 あなたの真影全てを燃やしてく、 絡まった線が長すぎたのでしょう。 足元がすくわれてしまったのです。 見せたいモノすら見させてくれず、 殺されるだけの生命が、 出鱈目な衝迫で、 花を枯らす、 空洞化した世界で、 旅立つわたしを見ても、 忘れて下さい。 書きたい事すら書かせてくれず、 添えられるだけの言い訳と、 戯言を繰り出して、 土に還る、 形骸化した此の場所に、 迷うあなたを見て、 悩んでしまう。 わたしはあなたをみつめてる。 磨り硝子の向こう側から、 私の事を呼び込んでる、 無意味な言葉だけで構成された、 まやかしに過ぎないモノでした。 哀しんでいたい。 結局全ては私利私欲、 自己嫌悪に陥るのも馬鹿らしく、 沢山の視線に晒され、 死んでいくのでした。