雪の降る夜、長針と短針は重なっていた。
全てみんなの所為です。
https://youtu.be/YZf2_Ej-fho
名の無い星が空に堕ちたら模倣 オリジナル模倣 非公開/削除済み
2024年9月28日19:58
集団心理に酔い潰れ、 言の葉は届かず。 火種を撒き散らしていく、 浅学心酔我侭者。 あなたに逢いたくなっても、 息を呑んで走っても、 とっくに溺れてる。 やがて毒が回るのです。 終わりの鐘が鳴き止み、 狂信者が嘆いたとて、 とっくに壊れている。 そして針が動く。 意味を成さなかったモノでも、 肥大化して襲いかかる。 チクタクと音を刻み、 似て非なるモノと結ばれる。 どうして? 絡んで 憎んで 妬んで 眩んで 拒んで 傷んで 雪の降る夜、 長針と短針は重なっていた。 廃墟と化した此の地に、 罅割れた硝子玉。 いろは歌の意味は、 二度と思い出せず。 真夜中 陰に潜んで、 夜が明けるのを拒んだ。 仄かな光すらも、 蒼く燃え尽きた。 空へ飛んでいった人にも、 容赦なく掘り起こして、 チクタクと音を比べ、 似て非なるモノと決めつける。 どうして? 絡んで 拒んで 傷んで 眩んで 妬んで 憎んで 雪の降る夜、 長針と短針は重なっていた。 無知を極めた者は、 復活なさった彼の人を、 冷たく蹴落とし、 忘れてしまう。 どうして? 妬んで 嫉んで 妬んで 嫉んで 目が覚めた日には、 雪の降る夜、 長針と短針は重なっていた。 はずなのに、 冒涜的な愚者たちが視界を遮るのです。 雪の降る夜、 長針と短針は噛み合わなかった。