全て事象の所為です。
12 | ||
3633 | 老いの手は、 賭けと沿う手立てと。 抑揚が、 反復せす間をおいて。 章の字は、 離す遠慮が失せ、 憐憫の、 静かな初動で腐る。 自己に騙された意向(イド)は、 汝の問を求む為り乎。 泥むべき事も、 歪むべき事も、 隙間を埋めて作り続けた、 全て事象の所為です。 鉄の芽は、 先達は旅する、 素朴にも、 思考の端で渦巻く。 思慮に渡された傷も、 汝の栄光を成す為り乎。 泥むべき事も、 歪むべき事も、 隙間を埋めて作り続けた、 全て事象の所為です。 欠けた指先の釣り堀、 呼びつけた色の抜け道から、 十二と事象の中間点の息、 与り知らず。 |
オミクロン | ||
5501 | 簾の残り香に舞う 意味を繋ぐ時の習わし時 折り畳まれる錆び付いた落胆に 息を指し示していた 路地裏回る外には 課長の鳴き声と知らず儘 閉ざされたのは泣き叫ぶ這い廻し 試す空の下です 潜り抜けた線の音 風に吹かれたその物寂しさからは 廃れる事を思う 来た道を忘れて霜と成る ラジカセに舞い散るは逢ですが 麓に見えるのは葦でしょう 水に差す露光は綴りを踏み返す 壊れて散った 走り抜けた旋回に 曇らない筏が地を描く ふと惑わせば其処で何を待つのか 海辺で思い返す 回りだした洗脳が 一つ一つ丁寧に照らす 道で佇む愚かな殺意交じり そして問い質していた 変わり替わりに蠢く 矛盾で満ちた嘘が重なり合ってた 見える町は崩れて 余事象が導く謂れです ラジカセに舞い散るは逢ですが 麓に見えるのは葦でしょう 水に差す露光は綴りを踏み返す 壊れて散った 何も望まずに居る事を 戸惑い隠せず嘲笑う 近似値の作りに流され 斯く語りき ラジカセに舞い散るは逢ですが 麓に見えるのは葦でしょう 水に差す露光は綴りを踏み返す 壊れて散った ラジカセに舞い散るは逢ですが 麓に見えるのは葦でしょう 水に差す露光は綴りを踏み返す 壊れて散った 何を知るのです? |
ノクターン | ||
3411 | 不知火呼ぶ船底で 人を呼び込む戯言が また同じ場所に辿り着き 動き続けてました 思い出したことはあるのですか 哀愁だとか 感慨だとか 歪に生じたその旋律も 篝火を追う薄雲となる 雪解け水も冷たく 基礎に及んだ錆の味 夜が来ても弁明は無く 塵が消えるのでしょう 感じたことなどあるのでしょうか 哀愁ですか? 感慨ですか? 記憶を培った徒労と為り 忌み名を綴る追憶と成る 切り出した水を寄せ集めた 隙に棚引く儘溺れ行く 何時迄続き行くでしょう 誰にも分からず儘 切り出した水を寄せ集めた 隙に棚引く儘溺れ行く 何時迄続き行くでしょう 誰にも分からず儘 |
狂想 | ||
3116 | あなたが指した人の足跡が 域に尋ねて動き出して出していた 変わる未知の刻む肯定を あなたは間違えていた 継ぎ接ぐ意思と曇るあなたの手 隙に及んだ頭蓋から 拒む声と探す時の音が 体を溶かしていた 目を見れば鎖から詰められていたようだった 朧げな神経に照らされ またユラユラとなり重ねていた 糊塗されて自我を失っていた 練りだした日を経つ静寂に 潰れていた 語りゆめを見続け さあ逃げ出して あなたが見てた夕霧の架かる 天秤に乗せられたのは? 遥か遠く部屋の真ん中で 止まる視線に映る あなたが紡ぐ雪に気を取られ 気が付けばそこに居ました 重ね合わせ波に流されて 夢から覚めなくなる そこからは意味もなく作られたイミテイトで 犇めいた毒矢に阻まれて 洗脳に従い末路を辿る 愚かに踊り続けていました 虚偽となる実像混ざりだし 消え始めた いつか終わるときまで 振り返らない |
√a | ||
3966 | 泣き出した船は、 動かずに、 崩れ落ちる 彷徨い続けた、 南へと、 方角を狂わせて 懐かしい景色に目を、 震わせて 厚かましい手を、 振り解き、 間違いに気づかなく 其れはまるで不器用で、 時逃す 傷ついた時を洗い、 既にあったフェノメノン 飽きと、 要らぬ彫刻を、 川に投げ捨てました 石像は動き、 花は散り、 事は起きる 甚だしい手を、 上げ嘆き、 其処はもう消えていた 眺めていた、 陽気な鷽、 目に染みていた 算盤を掲げ、 灯や、 其れはもうあどけなく 指先が千切れ落ちて、 日を見てた 傷ついた時を洗い、 既にあったフェノメノン 飽きと、 要らぬ彫刻を、 全て事象の所為です 傷ついた時を洗い、 既にあったフェノメノン 飽きと、 要らぬ彫刻を、 全て**の所為です 何もかもが落ち、 流されて、 消え失せてたのか |
√b | ||
2147 | 儚く散る、 激情を照らしても、 昨日迄は、 変わらずに佇んだ。 港にある、 無情な果敢の花、 為り得たモノ、 蓋世は何も得ず。 暦なき、 轆轤は在りぬ、 杉の木は枯れるけれど。 戒驕戒躁の目が、 光る花を見つめる。 詰まらぬ灯が消えたら、 何が見つかる? 狂言的真実の、 話に踊らされて、 在りもしない話を、 あなたは聞いている。 今を見てる、 狂乱の陸たちは、 嘘から出た実を信じている。 燕たちは、 空虚に身を寄せてる。 理由求め、 街を彷徨っている。 暦散る、 轆轤は在りぬ、 泣きの涙は在り得ず。 危機的解釈の目が、 淡い光を見つめる。 惨い事実が在れば、 明日は出来るか? ある種の期待外れと、 批判的行動は、 在りもしない話を、 あなたに聞かせてる。 華やかな目が、 消え失せたが、 全て事象の所為です。 戒驕戒躁の目が、 光る花を見つめる。 詰まらぬ灯が消えたら、 何が見つかる? 狂言的真実の、 話に踊らされて、 在りもしない話を、 あなたは聞いている。 退廃的な、 町は消え去り、 ココロは抉れました。 |
∞ | ||
3813 | 色褪せた写真を拾い 二つに重ねてみたら 見えなくなっていた筈なのに 形が出来て輪郭と為り バラバラになり色は抜け落ち 白紙に戻るのでした 切り刻んで折り畳んだら 小さくなって解けなくなり 仕方なくなり投げ飛ばしたら 後ろが見えなくなった 繋げた部屋と為り 縄と為り 音が消えて泡となる 絡まり息と為り 水と為り 慈しんだ小屋となる 暗く滲んだ絵具なら 光が溢れ出すので 照らされ続けて集められ 籠の中から回し始めて 崩され包む意味を失う 秒針を外していた 揺れる外の大衆の目が 恐ろしく見え魂を売る 神経を断ち禊へ浸る 記憶を失っていた 絡まり息と為り 水と為り 音が消えて泡となる 繋げた部屋と為り 縄と為り 全て事象の所為です 絡まり息と為り 水と為り 音が消えて泡となる 繋げた部屋と為り 縄と為り 全て**の所為です 謙虚さに目を惑わされ 心地よさを忘れてた |
∞∞ | ||
2857 | 善意に溺れ憤られて 積み木を伝う様巻き戻す ただ重ねるもすぐ崩されて 何時までも続くとか 好奇心とは惨く悲惨で 都合よく書き取る狼煙です 魑魅魍魎な頭蓋に照らされ 苦虫を噛みますか? 汲み続け 瑠璃色となる 内患に見えてますか? 何かが表れて 心を奪い始めた 苦しみ悶えてて見える 起死回生の音色 躓き慰めて もう一度綴りでした 刻んで者歪 泥む 亡骸を抱えてた 入り江の中へ座り込まれて 街並みを溶かされ目を止まる 裾の外から逆さに転び 愚策と知るのでした 小包を閉じ色彩も消え 混濁になずらう化け物が 空になる足音を響かせ 羅列を並べていた 滲みつつ 囈語を浸す 露光に逃げる事無く 何かが表れて 心を奪い始めた 苦しみ悶えてて見える 起死回生の音色 躓き慰めて もう一度綴りでした 刻んで者歪 泥む 亡骸を抱えてた 娯楽が腐り落ちて 泥沼となり失っていた 全て事象の所為です 何かが表れて 心を奪い始めた 苦しみ悶えてて見える 起死回生の音色 躓き慰めて もう一度綴りでした 刻んで者歪 泥む 亡骸を抱えてた 色褪せた手紙達が 絵に目を惑わされ 号哭を重ねていた |
∞∞∞ | ||
3121 | 交差した幾つかの目が 不透明なパズルを編む 色褪せている紙から 輪郭が消えて落ちる 交差した幾つかの手が 存在しない雲を見る 塗重ねられた上に 絵具を掬い繋げる 何重にも重ねる背中の 押し広げられた軋轢が 歪な亀の囀りに 噛み砕き誘う 不可解な遠慮に埋められて 行き場を失い彷徨う 融解して解け落ちて行く 形は見つからない儘で 不憫な理由を混ぜ合わせ 孰れは腐り行くのでしょう 目の前から縛り付けられ 殺されていた 全て事象の所為です 交差した幾つかの目が 時計の針を探していく 捨てられた果実の意は 何処にも見つけられずに 交差した幾つかの手が 狎れの果てを見つめている 羅列された言葉には 何も意味はないのです 表裏も見つからぬ儘 羨望の待ち人に縋る 形象を均す人の 面影に擦れる 何時だか待ち疲れた 環の中には証明しきれない式が 原理を見つけて色を逃がした 名も無き愚者が見た息を真似行く 不可解な遠慮に埋められて 行き場を失い彷徨う 融解して解け落ちて行く 形は見つからない儘で 不憫な理由を混ぜ合わせ 孰れは腐り行くのでしょう 因縁から惑わされ 立ち去っていたのか |
刹那 | ||
3566 | 分かるあなたが歩いてた事、 分かる何故歩いてたかすらも。 何も変わる筈の無いモノでも、 其れが最善の選択だと。 其れが二度と変わる事が無くても、 私は歩き続けているから。 誰もが其れを望んでいる筈、 其れは一体何故なの? 指示語だけで構成された、 波打つ日が来るまでは、 私は只待ち続ける。 最初の数字は五です。 あなたは何を求める? 其れは気付く筈も無く佇む、 誰が見つめていたのだろうか? 其れはあなたが紡いで来たもの。 故に結果は当然なの。 誰も気付こうとはしないので、 私が来た道を示したから。 時は残酷に過ぎて行くので、 刹那、あなたは見つめる。 唯一人で待ち続けても、 月が降る夜の合図、 怪しく光る朧月。 次の数字は二なのです。 最後に何を求める? 波打つ日が来るまでは、 私は只待ち続ける。 最初の数字は五です。 あなたは何を求める? 月が降る夜の合図、 怪しく光る朧月。 次の数字は二なのです。 最後に何を求める? |
インフェ | ||
2511 | 歩み始めた其の足は 疑いもなく進みました 繰り返される此の光景は 新しい世界へ 夢を見る 終わりもなく 月明りが消えていました 歩みを止める事も出来ず儘 誰が為に事は起きるのでしょう あなたが歩き始めると 花が咲いて 未来が見えた 見逃していた 嫉妬心が 花を咲かせるのでしょう 気後れに 後退りし 理は元に戻るだろうか? また誰かが歩く其の時まで 誰が為に道は来るのでしょう あなたが忘れるまで 時は進み続いてく 誰かが去る前には 意味を教える可きでしょう 春が立つ 夏が過ぎる 最後は一なのです 時が過ぎる間に あなたは何処かへ行く 何も伝えず |
ルート | ||
3802 | 閉ざされた街灯の、箱は嗤う儘、 色を持たぬ扇形がまた、思想を崩してく、 携帯式の伝統と、止まった季節、 木屑を伴いました、逆さの持ちました。 嚙む校庭と、 懐かしい場所、 砂嵐へと、戯れ巻き込む。 平方完成と、歪んだ音の響きは、 声を出せますか。 あなたが細胞ならば、 僕はルートです。 歪な百円玉達も、 あなたには見えますか? 踏みつけた照明と、ポリリズムの荒天は、 溶けた眼鏡で標識の、悦を寄せ身を招く、 見かねた旋回の、新しい厚へ浸る、 踏切は動きますか、あなたは分からずに。 ゆっくり動く、 雲の上の背、 騒がしくても、操り叫んだ。 アナログ方式の、プラグへ生き長らえてても、 3x3=9の見た目です。 あなたが細胞ならば、 僕はルートです。 歪な百円玉達も、 あなたには見えますか? 古びた船はいつか、泣き止むのでしょうか? 解釈を間違えても、危機には成らず。 妖怪たちには、 斯く語りき。 あなたが細胞ならば、 僕はルートです。 歪な百円玉達も、 あなたには見えますか? あなたが細胞ならば、 僕はルートです。 歪な百円玉達も、 あなたには見えますか? 終わりの時間です。 |
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1777 | インスト曲 |
遺跡ノ手 | ||
1909 | 弾んだのは、 置き捨てられた祈り、 それは儚くて、 吊るし上げられ散る。 手枷の中、 空いた石の四肢へと、 投げた責任の 拠り所を探した。 手繰り寄せて、 窓から反射した造形が、 右目に入り込み、 すかさず意思を 排斥した。 無色透明から、 花は咲き乱れてる。 沿う絵の意味は責を果たした。 何処かへと向かう 匙加減は、 亜とされ 行方も伝えず 過去るとか。 例えば、解せぬと 指し示すが、 今更、 酔いつつ痺れを 切らしていた。 また留まり 大きな益を啜る。 それは醜くて、 晒し上げられ散る。 咽び泣いた 注釈を書き記す。 成せば地を描く 願望の囀り 在り爆ぜるは 道の真ん中でそっと沈む 倒れてしまうだけ、 嗚咽を飲んだ、 絵の具の中。 選んだ関を噛む、 ナイフで摘出され、 違った色で塗られてました。 何処かへと向かう 匙加減は、 亜とされ 行方も伝えず 過去るとか。 例えば、解せぬと 指し示すが、 今更、 酔いつつ痺れを 切らしていた。 |
オルトグラフ | ||
2737 | 描く雨がこちらへ出向き、 首を傾げて歩くのでした。 交差してる 二つの思慮は、 何も知らないと言う。 囲われた左右対象の、 天敵を隠して息を飲む。 懺悔に似て非なる妖、 何時か日照りに隠れ。 辿る果てなき色は、 析出した光景の墓と同じで、 腐り落ちると有する。 それはあなたが化した、 演出と功を成す。 夢の終わりで、 形骸化したはずの、 昔日が及ぶ荷馬車には、 関係と同義の洗脳が、 色紙にはみ出た臨界を、 見捨てているだけ。 液晶に頷く鱗など、 会話の出来ない害虫で、 あなたは何を描きますか? 唯の噂です。 描く星は価値を失い、 腕を捻じ曲げて担ぐのです。 連鎖して輸血液の線、 次は応じるのです。 繊維の目は彼方を誘う、 並べられた本の在処へと。 忌日に見た疎通の記録、 全て失われた。 昇る虚実の栄は、 遡られて付き添われて行くだけの、 止まりを知らない様で。 それは私が化かす、 寿福の裁縫。 音の綴りは、 譫妄で解けていた、 昔日が及ぶ荷馬車には、 関係と同義の洗脳が、 色紙にはみ出た臨界を、 見捨てているだけ。 液晶に頷く鱗など、 会話の出来ない害虫で、 あなたは何を描きますか? 唯の噂です。 |
得ますか? | ||
2313 | 希釈された音は、 独りでに意思を晒す。 指す花、道の奥で言葉だけ、 詰まるんだよ。 輝いた昨日が、 少しの遅れを許さず。 慕えた民意が指し示すもの、 苦しいよね。 翳した帆と、歯の恩は、 都の果てで脳を溶かすだけで。 どうか紡がれた、 音へと届けてよ。 繰り返すは波、待ち続く、 ただ、 願いを 得ますか? |
街灯の傍 | ||
4249 | 語る、見えてる、その電柱が。 伝う、届ける、その細胞と。 辿る、犇めく、その鳴き声に。 今は忘れて、行く朧げに。 歩く止まる末で得た、 虚無感と満ち潮。 目は使えず、狂った羅針盤を頼っていた。 書き換えた、史実の中、 腐り落ちて消える。 水面へと迷い続けて落ちた。 揺れる影の縁が、 手の裏を横切り、 唆す毒針を解く、 浮き始めていたい。 残像に縛られて、 逃げ水を啜った、 指の先鼓動を伝う、 視界の外へと。 誘(さそ)う、誘(いざな)う、開けた音が。 違(たが)い、違(ちが)うと、また崩された。 己が身をただ預けきれずに。 夜が老けては廃れていると。 作り出す仮の世と、 濁りだした日照り。 祖は語れず、血塗られた証明を手に握る。 占い出す語は讃え、 風習の生贄。 咎められた? 是とす誰が滲んだ。 揺れる影の縁が、 手の裏を横切り、 唆す毒針を解く、 浮き始めていたい。 残像に縛られて、 逃げ水を啜った、 指の先鼓動を伝う、 視界の外へと。 見え隠れした音の園は、 答えを見つけられず、 使い捨てられ、 纏わり付いた記憶、 なのに、どこか苦しく。 例え偽と謳われど尚、 答えを見つけられず、 古ぼけて行き、 囲われた邂逅に、 己が責を果たした。 全て事象の所為です。 |
反復した者へと紡ぐ歌 | 188 | |
7441 | 愉悦に棚引く時、 何処か虚しさに引きずられ行き。 苦言と傅くなら、 歩く道の意味を伝うのだろう。 何かを見ているなら、/私には見えるものすら、 正解を求め藻掻くだろうか?/霞んで消えて行くだけ。 史実の知性の中、/だから。/だから。 君は其処で形作るのだろう。/だから。/崩すのだろう。 何も変わらないなら、/何も変わる気が無いなら、 音の波で唯 揺れ動くだけ。/ふやけて泥むだけだろう。 無秩序な仮定へと、/友よ。/友よ。 君は其処で待ち続けてるのか?/友よ、/待っててくれ! 何時だかあなたのその手へと、 赤い薔薇を託す。 音もなく 影もなく 何も見せずに。 そこから続く物語、 狂い忘れるまで。 幾千と彼方へ 放り投げていた。 何も変わらないなら、/何も変わる気が無いなら、 音の波で唯 揺れ動くだけ。/ふやけて泥むだけだろう。 無秩序な仮定へと、/友よ。/友よ。 君は其処で待ち続けてるのか?/友よ、/待っててくれ! 何時だかあなたのその手へと、 赤い薔薇を託す。 音もなく 影もなく 何も見せずに。 そこから続く物語、 狂い忘れるまで。 幾千と彼方へ 放り投げていた。 |
途切れなく | 102 | |
5015 | 行く末すら見えぬまま、 別れを遠ざけてる。 見えてますか? 聞こえますか? なにも届かず。 過去った時間は もう戻らず、 形作る間も 在らず儘に、 故にここは故郷 そのもので、 いつか失ってしまうのだろう? あなたが 忘れぬように、 歩けるように、 回り道を続けた。 遠い刹那の海の横で、 あなたを待ち続けた。 何処かで見つけた小部屋を、 誰かに分け与える。 見えています。 聞こえてます。 あなたに話しかける。 受け答えも 出来ない心で、 答えを言う間も 在らず儘に、 現象に聳える 正体は、 目も開けず飛び込み消えるだろう? あなたが 忘れぬように、 歩けるように、 回り道を続けた。 遠い刹那の海の横で、 あなたが待ち続けた。 全ての 言葉すら消え、 成すすべも無く、 静かに身を委ねた。 見える視界も黒ずむ儘、 事象に言を託す。 今も、 あなたが、 何処までも、 途切れなく、 途切れなく。 |
イータ | 512 | |
17469 | 囀に説く、 不善の問、 吹き成すは債ですが。 麓に射る背の顧みるは是と、 筋に誓おう。 勝る危篤の情事、 退るとして、 見る影も在らず儘。 涼しげに舞う衣に目を向けた、 何を問おうか。 時候に見える兆しとか、 啄む遺志とすべきで。 迷えば淡雪立つ日に、 増した杙で伏した。 打ち払う席を持つ、 調べですが、 髄探る位置と為る。 酔う旱に焦がれるような、 町影を見るのですか? 疑問が伝う、 不埒な縁、 夕凪は逢ですが。 不器用な慣例に這い潰れた、 何処に抗う? 物乞い、悦に浸り、 辷り落ちて、 時に惑い溢れる。 亟やかに無知を演じ続けては、 何を失う? そこから四肢を探し出し、 罪へ従うのですか。 因んだ憂しに彷徨った、 蒸した川を接いだ。 打ち払う席を持つ、 調べですが、 髄探る位置と為る。 酔う旱に焦がれるような、 町影を見るのでした。 何処か遠く夢をみた。 止められない意思を。 嘗ては栄えてた町の情景すら、 何も書き出せずにいる。 打ち払う席を持つ、 調べですが、 髄探る位置と為る。 酔う旱に焦がれるような、 町影を見るのでしょう。 何を思うのでしょうか。 |
DSC 0430.AVI | ||
1657 | インスト曲 |
明鏡 | 127 | |
4513 | 何かを求め腐って、 揺れる視界が時を隔つ。 歪む場所へと連れられ、 常闇の中へ落ちました。 月影が 目を拒み、 行方を 眩ませていました。 届きそうで 届かない、 あなたの意思なのですか? 操った 人の形から、 幽霊の花が、 留まった 意図の灯火へと、 割れそうになる。 微かに残る日暮れが、 響く未知から恐れられて。 辿る何処へとなぞった、 未だ溜息も吐けず儘。 目を伏せて 日を隠し、 声も届かない 地獄へと。 姿見に 裏切られ、 成すべき事を失う。 孰れ知る 疑念へと、 怖がらず 隠れ続け。 宵闇の 明け方に教わる、 祖の理へ。 夜はすがらに 牙をはむき、 ただ一言囀ると、 迎えた鐘 安寧を忘れて、 魑魅を少し視に行く。 |
∛K | 403 | |
11397 | 濁した絵画で、淀めいていた。 錯綜して罅割れた身は、 鋭敏に映されていた。 罪悪の後に、這い寄る風は。 おぞましさと美しさが、混ざるのでしょう。 飾られて増えて行く、 金色の杙が、 蠢いてた、そのナニか、 手遅れの、そこのナニか。 形容が出来ぬのは、すすりと動いていたから。 産み落とされ、蹲ってた。 嗄れた呻きの意図が、言葉を重ねて。 思いを連ねて行くのでしょう。 婀娜桜触れて、息と成すほど。 老いの遅れなど、可逆さは、 願いか、僥倖と化すのか。 不明瞭の底で、赴くまま。 喜も怒も哀も楽さえも餌付くのでしょう。 足跡も静かさも、確かにふらつく。 輪郭は薄れていた。 輪郭は泥んでいた。 何を思うも未だ、息災がどよめくが。 出口は何処?町影を見た。 宿願に溺れた日を、伝えず儘に。 その音の綿密さには、 届かなくて。 嗚呼、途切れていった波を集めて。 今更何かを望み、 ただ答えを探せども、 有終の時の棄を衒うか。 形容が出来ぬのは、すすりと動いていたから。 産み落とされ、蹲ってた。 嗄れた呻きの意図が、言葉を重ねて。 思いを連ねて行くのでしょう。 形容が出来ぬのは、すすりと動いていたから。 産み落とされ、蹲ってた。 嗄れた呻きの意図が、言葉を重ねて。 怯えるナニかを見ていた。 輪郭はもう無くなった。 |
羨望と■り | 175 | |
5863 | そのまま嘆いた、 憂いの積み重なり、 未だ、過ぎて消えていく。 そのまま荒んだ、 空から降りつつ投げ、 未だ、消えてなくなった。 あなたが何処かへ引かれるのを見続けてる。 未だ、遠くへ遠くへ遠くへ遠くへ 動き続けるあなたを追いかけて。 そこには居得ない、 薄く夕に馴染む宝玉。 あなたが何処かへ引かれるのを見続けてる。 未だ、遠くへ遠くへ遠くへ遠くへ 動き続けるあなたを追いかけて。 そこには居得ない、 薄く夕に馴染む宝玉。 |
まだ見ぬ運命に手紙を出す | ||
2856 | 遠く遠くあなたが見える、 消え始めた流木の様で、 儚く光りだして、 綺麗に舞い散ってた。 目の前には色とりどりの、 果てに眩んだ幻が、 求めれば失っていく、 望まず只。 今春風の空が昇りだし、 何も知らない花が咲いた、 まだ見ぬ運命に手紙を出す、 枯れて朽ちてく迄。 何時か何時か分からなくなり、 何も出来ず手も届かずに、 過去る日々の思いは、 静寂に仕舞うのです。 いつのまにか まいごになって かえりみちも わからなくて そんなゆめに おぼれていて いざないつつ 今春風の空が昇りだし、 倒れ萎れた木々があった。 まだ見ぬ運命に手紙を出す、 枯れて朽ちて行った。 歩いても先は見えなくて、 遠く何時までも覚えていた。 また時が経てば分かるだろう。 そう思っていたのです。 今春風の空が昇りだし、 倒れ萎れた木々があった。 まだ見ぬ運命に手紙を出す、 枯れて朽ちて行った。 今春風の空が昇りだし、 倒れ萎れた木々があった。 まだ見ぬ運命に手紙を出す、 枯れて朽ちて行った。 遠く遠くあなたが見える、 消え始めた流木の様で、 儚く光りだして、 綺麗に舞い散ってた。 |
遣い手の掛減りまで | ||
2950 | 繋がる波が経つ、 遠回りした終着の音。 湯面に二度とない、 疎は元より滲んでいる。 黒に触れ、白を弾いて、 地面に落ちたバネを拾った。 夜が咲いた、名詞を割いた、 瞑想を貫いた。 嘗ては 色もない 羽根の身で、 譫妄を敵えた 欲に満ちて。 端で粗く蕩けた、 遣い手の掛減りを。 その日の味を聞く、 地面に転がる草を置いて。 あなたは見えますか? 違う。 クロにフれ、 シロをハジいて、 ナズむオトにミを オトとしていた。 ハナがサいた、 キイロくサいた、 アカイロのハナはドコ? 嘗ては 色もない 羽根の身で、 譫妄を敵えた 欲に満ちて。 端で粗く蕩けた、 遣い手の掛減りを。 数え流し紡ぐ、 薄い白の 薄い生地の。 崩れて、 逸れて、 灯を抱えて走る。 嘗ては 色もない 羽根の身で、 譫妄を敵えた 欲に満ちて。 端で粗く蕩けた、 遣い手の掛減りを。 繋がる波が経つ、 遠回りした終着の音。 |
翠碑に居て、 | 331 | |
10991 | 例えば、慰めと知って消えるのなら、意味を無くすのだろう。 並べられた点を忌じなる獲で、美麗な"称"を辞すのでした。 後続と所以の手で外しずらす為の、隅を揺らす様並べ謳った。 交わせど、為らずと見るが儘、誘うと言うのか? 未だ、導ゆく花の差異を弾いた、逸楽の再訪を、 冷たい風に吹かれてそっと目を閉じた、影のように消えて行く。 ただ、不確かな輪郭の音を描く、何時までも続けるように、 あの時の余韻に、焦がれてく様に、何処かへもう消えていった。 例えば、静けさの中で、彷徨っているあなたの面影と、 後悔の渦に飲まれ溺れて行く、寄せては返す波に、二度と戻れない。 あなたがいて、交わしたこと、紛れもないのでしょう。 消えてしまわぬ様に歌い続けた願いゆえに、深く沈んで行く。 それは、近似を臨むよう掛けあわせて行く、無実の命よ、 懐疑的に寇なす技士が泣きつくは、何処から見ればいいの? 耳鳴りの様に喉を鳴らす害虫の様、紛れてしまっていた。 泡沫の語順があふれる為に、翡翠の石碑を眺めた。 紅葉を鈍く編んだ。 願われて、昌を選んでいた。 公称はなぜ祭祀を噛む? 誉の身は切望に準えた。 連想が匙を挽いた。 安堵して、徴を選んだ。 構想を抱く代わりの手で、 紛い物が殻の外と泥んだ。 紅葉を鈍く編んだ。//いつでも、[友よ、](冤罪は解と休んだ。)《消耗は弔を得た。》[置いて行かないで!](鞍替えして、影を色を描く。)/例えば、 願われて、昌を選んでいた。//言葉が続くでしょう。《いざ賭して、音を掛けあわせた。》[戸惑いの果てに、] 公称はなぜ祭祀を噛む?//つなぎ目の影が、{あなたの手の中、包んだ。}(言及が災いした、それも懐かしめば、)《色が待つ商事の権、》 誉の身は切望に準えた。//切れた。[友と、出会った。](二や五に使えるのだろう。)《間違うのは、失望を抱くから。》 連想が匙を挽いた。//もう、光彩が、(旋風が右を向かせた。)[赤い薔薇の余韻が、]《焼香が意味を招いた。》{意思が眼が語った、記号だ。}/例えば、慰めでも信じてた。笑顔に慣れると思っていたと。 安堵して、徴を選んだ。//見え隠れしているだけなのに、(誰かに声をかけられていた。)《臨まれず、忠言を綴じた。》[影だけで揺れていた。]{あのね、私がね伝えるんだ。} 構想を抱く代わりの手で、//あかとあおがゆらいでいた。(誘惑に従うのが、悲しく、)《寵愛に飲まれるが思慮で、》{真の言葉で紡いだ。}/誰も教えてくれない。 紛い物が殻の外と泥んだ。《願い事も、独の中を這いずった。》(冬の様に、解けて流れて消え行く。)/その誰かが青空と、誓った。 例えば、 描こうと謂った、幾度も擬えた眩しさは、 事象の所為だと知って、 その調べを辿っていた。 |
バグターン;;;;;; | 25 | |
743 | ????????????????? ????????????????? ????????????????? ????????????????? が また同じ場所に辿り着き 動き続けてました 思い出したことはあるのですか 哀愁だとか 感慨だとか 歪に生じたその旋律も 篝火を追う薄雲となる 切り出した水を寄せ集めた 隙に棚引く儘溺れ行く 何時迄続き行くのでしょう? 誰にも分からず儘 雪解け水も冷たく 基礎に及んだ錆の味 夜が来ても弁明は無く 塵が消えるのでしょう 感じたことなどあるのでしょうか 哀愁ですか? 感慨ですか? 記憶を培った徒労と為り 忌み名を綴る追憶と成る 切り出した水を寄せ集めた 隙に棚引く儘溺れ行く 何時迄続き行くのでしょう? 誰にも分からず儘 切り出した水を寄せ集めた 隙に棚引く儘溺れ行く 何時迄続き行くのでしょう? 誰にも分からず儘 |
オメガ | ||
4548 | 宿望と成り、摩滅する、理解となって。 誰彼探る静寂の元、殊勝を生みつつ。 澪標の請来と運針を結び。 彼誰時の約束が使命を切りつける。 春先の記憶が蘇り、 不協和に覆われ過ぎる。 赤十字なぞり明晰な、 肯定して目を惑う。 逸楽と優美の漆ですか? 身を疑うオメガです。 他山の石、積み重ねども。 絵空事を繰り返す。 酣の終わりを知る、下草を見ていた。 繚乱の中警告する、逸脱の仲間。 光明辿り、流されて、絶えるのでしょう。 未曾有の特異点の底は、苛立ちを覚える。 今までの回廊を翻して、 突き抜けた正体は? 連日の謎は意味を持たずに、 答えを求めてた。 逸楽と優美の漆ですか? 身を疑うオメガです。 他山の石、積み重ねども。 絵空事を繰り返す。 今は何も得ずに結果を待つ。 それは刹那に。 天津時忘れ、水の下と。 斯く語りき。 逸楽と優美の漆ですか? 身を疑うオメガです。 他山の石、積み重ねども。 絵空事を繰り返す。 逸楽と優美の漆ですか? 身を疑うオメガです。 他山の石、積み重ねども。 絵空事を繰り返す。 |
停白の懺悔 | 320 | |
10828 | 宵に覚め気づけば背が錆びていた、 鼓動が手招くのは、境目も知れず。 音は元より瑕疵を失っていたのに、 緩やかな腐食がこちらを見る。 明け方に問う 「厭く"旅路"の意味は何?」と。 ただ"船"の道理に身を委ねていた。 泥んだ印は何処? その振動(こえ)を聞いた。 その感動(いみ)を聴いた。 あなたが嘆いた でも 視界は変わらなかった。 その事実(あじ)を訊いた。 その下で知った根は、 只の重りでもない、 仕方がなかった。 酔いが覚め気付けば枝が凍みだした、 路傍は寝ず姿を、隠し続けてた。 教えを乞う理を守り続けた、 言葉は類を見ず、語りだした。 静けさが今、 遠く遠くこちらを指す。 止め処を知らない⬛︎りと遊んだ。 またそこへ逃げるの? その振動(こえ)を聞いた。 その感動(いみ)を聴いた。 あなたが嘆いた でも 視界は変わらなかった。 その事実(あじ)を訊いた。 その下で知った根は、 只の重りでもない、 仕方がなかった。 拝啓、私が十二の季節を経る頃には 何をしているのでしょう? まだそこにいますか? 闘志が消えることも無く。 その振動(こえ)を聞いた。 その感動(いみ)を聴いた。 あなたが嘆いた でも 視界は変わらなかった。 その事実(あじ)を訊いた。 その下で知った根は、 只の重りでもない、 仕方がなかった。 いつも同じ部屋で、 いつも同じ音で、 いつも同じ音がまだ、 描かれ続けて居る。 あなたは得ますか? その街灯の傍で、 成し続けるだけ でも 仕方がなかった。 |
♭ | 183 | |
6622 | 囀りの中、 警鐘が直向きに成る、 過ぎ去ってしまうのに、 意図も見えず、 姿見が割れたので、 故に尋ねていた、 事の園は身を挺した。 哀愁は陰り、 懶に五月雨を待つ、 今だに視線を賭す、 気任せに髄を凝らした。 崩れた船の底、 辿りだした 雲間の手を、 空に掲げ、滲みだす舵は、 川に溶けていました。 疑問の渦は、 五面が詞を捩っている、 過ぎ去ってしまうのに、 意図も見せず、 匙が投げられていた、 それは共に歌い、 巻き戻された時間です。 道に準えて、 意味あり気に帰路を伝う、 絶えず叫んでいた、 泥む機会を知りながら。 崩れた船の底、 辿りだした 雲間の手を、 空に掲げ、滲みだす舵は、 全て事象の所為です。 崩れた船の底、 辿りだした 雲間の手を、 空に掲げ、滲みだす舵は、 全て██の所為です。 目が覗いたその先は、 平生を失うのか。 |
無題 | 121 | |
3157 | インスト曲 |
到節 | 50 | |
938 | インスト曲 |
海流 | 51 | |
885 | インスト曲 |
向来 | 45 | |
1023 | インスト曲 |
頂上 | 52 | |
964 | インスト曲 |
旅路 | 91 | |
1433 | インスト曲 |
音の留まりと収斂の形 | 182 | |
7356 | 尋ねば抱く、 鍵の待つ茨の髄を、 常に並べ、 伏せて泳げと、 既に壊されていた。 そそのかす御廟は、 隔たりを持ち腐っていた。 その宵は飾りになぞり、 後を伝う。 重ね途絶える、 然れば声を持たざると、 業を為され、 無知に毒され、 得ずを常としている? 永劫にと語れば、 須く佇み 風に靡き縋っていた。 静謐為らず、 世迷言よ。 彷徨うばかり、 遷ろうことばかり、 故に染まった些事で薄まる 韻を求めて。 逃げ去った末路を歌うまで、 絶えず、 切り出す。 色に立ち伝う音は、 どうしてもどうしても 変わりやしない。 深く滲むまま、 昔日の祈りを追い返す。 探せば嘆く、 戸惑いと節を織り込み、 苦言を経た、 序詞に倣えば、 果てに宙を閉ざすだろう。 臨海のその手は、 二つの間違いを焼べてる、 どこから語ればいいのだろう。 善意の羽が 天高く空を羽ばたく、 矛盾から始まる調べが 故実の否定をする。 寵愛を受ければ、 邂逅と未知の下で 象りを事すると言う。 視界は崩れ、 交わる。 微かに燃える。 暗路の底にある。 つまり拭った傍まで迫る 声に飲まれて。 冷たい雨が土を刺した、 既に、 消え去る。 色に立ち伝う音は、 どうしてもどうしても 変わりやしない。 深く滲むまま、 昔日の祈りを追い返す。 「思慮」に飲まれ潰れて、 采配を待つのでしょう? 水な戸へ伝う白け花には、 「意志」が宿ると聞いた。 色に立ち伝う音は、 どうしてもどうしても 変わりやしない。 浮かぶ寄生の手は、 どうにも理解が出来ない。 たとえ解を得ずとも、 あなたは何時でも 赤く燃えゆく。 人が人と成る、 夢物語を見つめていた。 |
悲歎勇姿 | 153 | |
4895 | それは手の裏に包まれて、 誉と期し、 顰を託す。 いつかの亡骸の地面は、 諭して呉れたと。 少し、 歩く。 戸惑いの末路には、 [少しの気遣いとか]哀が 座していた、[浸した気持ちが] (少しづつ壊れて行く、) その全てが嫌で。 崩れた日と その侘しさが、 廃れて流れゆく。 幾ら聴けど答えなど無い、 意味を連ねて行った。 疲れたあの眩しい日々が、 遺棄された(はすに)掴まれて。 転がり落ちて混ざり合った、 あなたの行き場は? 少し、 止まる。 血迷いの末路には、 [少しの心の幅]色が滲んでた、[流した涙が] 願わくば望むものを、 その全てを憎み。 崩れた日と その侘しさが、 廃れて流れゆく。 幾ら聴けど答えなど無い、 意味を連ねて行った。 崩れた日と その侘しさが、 廃れて流れゆく。 幾ら聴けど答えなど無い、 意味は崩れて消えた。 [][] [][外れた視線とその歌は] [][] [言葉を噛みしめて][(外れた視線とその歌は)] [答えを探したモノ全て][] [(言葉を噛みしめて)][(外れた視線とその歌は)] [(答えを探したモノ全て)][意味と溺れて行った] [(言葉を噛みしめて)][(外れた視線とその歌は)] |
♭♭ | 157 | |
4711 | 溝を縫う然りの床で、 有象と為す機を願う、 示温塗料が空回り出し、 手遅れになるのです。 探り出し削られて行く、 愚直な形容を経て、 類も見ない恐ろしさでは、 戸惑い狂わないの? 意味を聞かれ、 蹲る時、 カイコは居なくなるのです。 空いた音の果てで続く、 世迷言であり、 緑炎に染まる終端で、 泣き請えを聞くのです。 割いた傾きの趨勢が、 円の型を成し、 絆された号哭を聞かず、 烏滸の沙汰を得るのです。 青は藍より出でてより青し、 嘆きを描く片鱗で、 祟りを恐れた寡聞の目が、 ラジウムを取り出した。 羽を取るふりで囲んだ、 綯い交ぜにされる夷狄が 二言を経る恐ろしさには、 己を知るのでしょう。 意味を聞かれ、 蹲る時、 カイコは消えているのです。 空いた音の果てで続く、 世迷言であり、 緑炎に染まる終端で、 泣き請えを聞くのです。 割いた傾きの趨勢が、 円の型を成し、 絆された号哭を聞かず、 烏滸の沙汰を得るのです。 首を傾げて、 思考が出来なくなりました。 全て事象の所為です。 空いた音の果てで続く、 世迷言であり、 緑炎に染まる終端で、 泣き請えを聞くのです。 割いた傾きの趨勢が、 円の型を成し、 絆された号哭を聞かず、 烏滸の沙汰を得るのです。 杭を翳して、 指さす手を抑え込み、 平生を晦ますのか。 |
いつか、廃れ行くまで。 | ||
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♭[short] | 192 | |
7476 | 囀りの中、 警鐘が直向に成る、 故に尋ねていた、 事の園は身を挺した。 崩れた船の底、 辿りだした 雲間の手を、 空に掲げ、滲みだす舵は、 川に溶けていました。 疑問の渦は、 五面が詞を捩っている、 それは共に歌い、 巻き戻された時間です。 崩れた船の底、 辿りだした 雲間の手を、 空に掲げ、滲みだす舵は、 全て事象の所為です。 |
♭♭[short] | 126 | |
5145 | 探り出し削づられてゆく、 愚直な形容を経て、 類も見無い恐ろしさでは、 戸惑い狂わないの? 意味を聞かれ、 蹲る時、 カイコは居なくなるのです。 空いた音の果てで続く 世迷言であり、 緑炎に染まる終端で、 泣き請えを聞くのです。 首を傾げて、 思考が出来なくなりました。 全て事象の所為です。 探り出し削づられてゆく、 |
常盤 | ||
2353 | 既視感に身を焦がしはじめ、 夜が明けて旋律を溶かした。 幽霊と綴る夕暮れに、 視界は滑り落ちて、 失うと言う。 すぐそこに彷徨う、 かすかな道。 刻み込む、 思慮や、始祖と、向後を、 幽冥と知るのでしょう。 時が来るまで気を衒う、 あなたは見続けるのです。 私が見続けたのは、 光彩と知る物です。 魚と泳いでた、 それは蜃気楼と言う。 泣き続ければ別れと、 意味を汚す。 末路となるのでした。 言葉さえ価値を失った。 未知に溺れ、 毒刃で身を刻む。 絡まった不慮に乗り換えて。 重なり連ねる諒解の姿。 繰り返す答えは何処にあるの? 問の指す、 意味と、意図と、思考の、 愚かさに縮こまる。 まだ逃げてはいないのです。 危険と知りながら何処へ? 夢から覚める直前、 幻想に轢かれました。 目もぼやける程に、 逃げ水を照らす。 焦げた匂いが五感を、 刺激する。 限界と気付いてた。 |
その傍らで | 159 | |
3254 | 追いかける、 寝静まって行った。 酔いしれて、 声も何処かへ消え。 悍しの落人、 幾許の鍵を得て、 曖昧に擦れて忘れていた。 宵に阻まれ 言葉と隠れ合いをして 時を得る。 /人知れず、 会合に乗った。 /人は人と共にある為だけの あれも、これも失ってゆく。 /底なしの、 可塑の端を待ってた。 /史実を求め朽ちて消えます。 その場所に人の声が有れば、 /どうしても、どうしても、 綴りを忘れるのなら、 /禪は繕であるだけでは、 追いつけないと、 咲く意味もないのにな。 /後悔の下へ堕ちゆきます。 /知ることになる。 色と意図が重なって見えた。 成せば為れと、帳を外す。 創造なんて出来ない謂れが、 余韻を溶かしても、 現は魅されない。 微笑みが、 内に沿って並んだ。 終焉が、 身を知らずに迫る。 洗脳と良衆が、 魏を伴う賭けになる。 悪断の禊、まだ見ますか? 色と意図が重なって見えた。 成せば為れと、帳を外す。 創造なんて出来ない謂れが、 余韻を溶かしても、 理を得てない。 音は音を滲せて続く。 声も声が言葉を紡ぐ。 いつも際限のない祈りが、 静かに眠るのなら、 そこから辿るだけ。 まだ見ぬだけ 笑え! |
創/破 | ||
2275 | 目を開け俯いて、 定点カメラを見る。 切れた配線の元、 既に去っているのでしょうか。 繰り替すゲージの中、 警報が鳴り響く、 眩暈で脚が竦む。 ビリリ、電気、走る。 押して進み戻り、 曲がった後、 壊してもすぐに気が付くので、 もがいて楽しみ狂った時、 正気に戻るのでしょう。 グチャリと繋げる腕、 不快な音を辿る。 雨が止む前兆は、 暗闇から出てくる目玉です。 もう直視をしてはいけないのです。 お帰りのチャイムが、 耳に残り呻いて、 破綻した生涯が、 足元を掴み引っ張って、 鮮やかに描いた色彩、 手を拭っていて、 日にちは進んだ後、 夜が明けています。 嘲笑う迷路が、 形を変え、 空を飛ぶように動くのです。 送風機が壊れ朽ちてても、 明日はまた来るのでしょう。 ドロリと溶ける手足、 歯帆都の単調な音、 上の方で聞こえた、 屋根を破る既成と枳実には、 只見つめるだけじゃいけないのです。 押して進み戻り、 曲がった後、 壊してもすぐに気が付くので、 もがいて楽しみ狂った時、 正気に戻るのでしょう。 グチャリと繋げる腕、 不快な音を辿る。 雨が止む前兆は、 暗闇から出てくる目玉です。 ドロリと溶ける手足、 歯帆都の単調な音、 上の方で聞こえた、 屋根を破る既成と枳実には、 気を付けなければいけません。 |
慶/弔 | ||
2798 | 結ばれた車輪が、 訝しげに誘われる、 進歩するマテリアルに、 燻すトライトーン。 結ぶプラグの先、 並べる硫化するとし、 乱れたアブストラクト、 増すは悲鳴ですか? 孰れは罰となり、 謂れと知る。 冷たい感情の中で、 語るは歪な死へと、 繰り返し連ねた。 グラリ揺れる音を探し、 反復する星雲に。 ガタリ群がる譫妄に、 小包の中浮付いていた。 目をそらすその否定すら、 出来はしないのです。 壊された粒子に、 秘密の忌み名を零す、 侵食する条理とは、 思議と靡くのです。 踏みとどめた孔雀、 捨てきれず道行く儘、 読み戻す律儀な首、 窯に落ち眩んだ。 溺れて地に馴染む、 壊れて咲く、 センサーが描く旋律、 生じた塩基の中で、 辿るは弓ですか。 抽象的音を鳴らす、 色を伝う恥さらし。 ガタリ彷徨う妄想に、 数千里先追い続けてた。 道を外れた崇拝に、 意味は無いのでしょう。 孰れは罰となり、 謂れと知る。 冷たい感情の中で、 語るは歪な死へと、 繰り返し連ねた。 グラリ揺れる音を探し、 反復する星雲に。 ガタリ群がる譫妄に、 小包の中浮付いていた。 抽象的音を鳴らす、 色を伝う恥さらし。 ガタリ彷徨う妄想に、 数千里先追い続けてた。 目が覚めれば明かりは消え、 息絶えるのでしょう。 |
√a[short] | 26 | |
1367 | 泣き出した船は、 動かずに、 崩れ落ちる、 其れはまるで不器用で、 時逃す。 傷ついた時を洗い、 既にあったフェノメノン。 飽きと、要らぬ彫刻を、 川に投げ捨てました。 石像は動き、 花は散り、 事は起きる。 指先が千切れ落ちて、 日を見てた。 傷ついた時を洗い、 既にあったフェノメノン。 飽きと、要らぬ彫刻を、 全て事象の所為です。 |
◇ | ||
3224 | 蜈ィ縺ヲ陌壼ワ縺ョ謇?轤コ縺ァ縺吶? 豁、繧檎ュ峨?縲 雹イ繧九?縺?縲 蟶ー繧企%縺悟?縺九i縺ェ縺上↑繧翫? 蟶ー繧九?縺ァ縺吶? 諤悶¥縺ヲ蝣ェ繧峨↑縺??縺ァ縲 隕九▽繧√※縺?◆遏ウ蜒上′縲 隕?k莠九?辟。縺上※縲 譌「縺ォ縺ゅk莠玖ア。繧峨?縲 轤コ繧翫∪縺励◆縺ョ縺ァ縺吶? 蜍輔¢縺ェ縺上?、 雹イ繧九?縺?縲 蟶ー繧企%縺悟?縺九i縺ェ縺上↑繧翫? 蟶ー繧九?縺ァ縺吶? 辟。縺九▲縺溘?縺ァ縺吶?√□縺九i縲 豁ゥ縺咲夢繧後◆莠九@縺九? 霎ソ繧顔捩縺?◆縺薙?蝣エ謇? 霎ソ繧顔捩縺?◆縺薙?蝣エ謇? |
√c | ||
3448 | 腐りきった其の手では、 何も掴む事は出来ずに、 大事なモノが消えても、 時計の針は進む。 錆び切った掌は、 動かす事すらも出来ずに、 寂れたココロの中で、 壊れた物を直す。 影が落ち山が流れ、 暗い夜が明けてた、 私が気付く頃にはもう遅かった。 奇怪な現象が目の前を通っていく。 あなたが目を瞑ると、 百鬼夜行、 妖怪達の、 見たい物は既に無く、 消えていました。 火が燃え移る部屋の中、 死に至るでしょう。 全て事象の所為です。 腐りきった掌で、 漁火を駆け抜けていく。 気が付けば其処にはもう、 何も残ってはいない。 消えかけた其の手では、 意味を見つけることは出来ず、 見え透いた嘘ではもう、 誰も騙せずにいる。 咲き誇る紫陽花の、 花が事を射て消える。 誰かを待つ人が君の言葉を欠く。 君が消えたその日は何時までも、 ボクの頭から消えはせず。 奇怪な現象が目の前を通っていく。 あなたが目を瞑ると、 百鬼夜行、 妖怪達の、 見たい物は既に無く、 消えていました。 あなたに意味を立てられず、 消え去った。 奇怪な現象が目の前を通っていく。 あなたが目を瞑ると、 百鬼夜行、 妖怪達の、 見たい物は既に無く、 消えていました。 沢山の狂気に、 詰め寄られていたのか。 |
夢見る頃の話は何時までも続いて | ||
3559 | 空の方に見える、 暗い太陽が沈む姿、 其の日はとても明るくて、 異様な暗さに驚く、 またもや日は昇り始め、 月は其れに伴い沈んで、 時が来れば春が来ていて、 この終わりが近づいていた、 帰りの放送で街が惹きつけられ、 夢見る頃の話は何時までも続いて、 空は雲までが色づいてた、 何色に染まるのでしょう。 町外れの奥で、 灰色の石像を見つけた、 其れはとてもやさしい顔で、 此方をじっくり睨んでた、 あかあおといろはかわって、 ほうしゃせんじょうにえがきはじめ、 きがついたらきせつがおわり、 ウナギがとびかみつくのでしょう。 時が経ち周りの景色は変わっていた、 夢見る頃の話は何時までも続いて、 絡まり解けない糸達は、 光へ飛び行くのでしょう。 横断歩道が直向に此方を見つめ、 目が見えなくなり始めたら、 お手玉遊びも飽きてきて、 あなたは変わらず驕翫s縺ァ縺(あそんでた)。 時が経ち周りの景色は変わっていた、 夢見る頃の話は何時までも続いて、 帰りの放送で街が惹きつけられ、 絡まり解け、 ない糸達は、 光へ飛び行くのでしょう。 夢見る頃の話は何時までも続いて、 空は雲までが色づいてた、 何色に染まるのでしょう。 空の方に見える、 暗い太陽が沈む姿。 |
∞ [short] | ||
1625 | 色褪せた写真を拾い、 二つに重ねてみたら、 仕方なくなり投げ飛ばしたら、 後ろが見えなくなった。 繋げた部屋と為り 縄と為り、 音が消えて泡となる、 絡まり息と為り 水と為り、 慈しんだ小屋となる。 暗く滲んだ絵具から、 光が溢れ出すので、 神経を断ち禊へ浸る、 記憶を失っていた。 絡まり息と為り 水と為り、 音が消えて泡となる、 繋げた部屋と為り 縄と為り、 全て事象の所為です。 |
∞∞ [short] | ||
904 | 好奇心とは惨く悲惨で、 都合よく書き取る狼煙です。 魑魅魍魎な頭蓋に照らされ、 苦虫を嚙みますか? 汲み続け、 瑠璃色となる、 切望に見えてますか? 何かが表れて、 心を奪い始めた。 苦しみ悶えてて見える、 起死回生の音色。 娯楽が腐り落ちて、 泥沼となり失っていた。 全て事象の所為です。 好奇心とは惨く悲惨で、 |
Ж | ||
1442 | 豈定ヲ九r縺吶k諢壹°縺ェ莠コ縲?′縲 霑代▼縺?※縺上k縺ョ縺ァ縲 豕」縺?※蝟壹″邯壹¢縺ヲ縲 豁ェ繧?髮サ譟ア縺ョ蜈医?譁ケ縺 縺薙■繧峨∈謇区魚縺阪r縺励◆縲 諤悶&縺ォ貅コ繧後※豕」縺?※縺?∪縺励◆縲 菴募?縺九〒繧りヲ九▽縺九k縺ョ縲 繧ャ繝ゥ繧ケ縺悟牡繧後%縺。繧峨r隕九◆縲 邏吶?荳ュ縺九i謇九′蜃コ縺ヲ縲 諤悶¥縺ェ繧企??£蜃コ縺励※螻?∪縺励◆縲 蝗槭j蜃コ縺励◆繧ウ繝槭°繧峨?縲 螯吶↑髮ー蝗イ豌励〒讒区?縺輔l縲 郤上a繧峨l縺溘◎繧後i縺ォ縺ッ縲 諱舌m縺励¥縺ヲ莉墓婿縺ェ縺上↑繧翫? 螟ア縺」縺ヲ縺滓э蜻ウ縺九i縺ッ縲 蜈ィ縺ヲ陌壼ワ縺ョ謇?轤コ縺ァ縺吶? |
⟓ | 77 | |
3733 | 貅「繧後◆髻ゥ縺梧ケァ縺榊?縺ヲ 騾?£蜃コ縺励※縺 逅?罰縺吶i繧ら衍繧峨★蜆倥↓ 蟒輔∪縺ァ豐医?蠖ァ縺九i縺ッ 貅キ縺悶j縺?縺吶? 遨コ縺ク豸医∴縺 霎ソ繧翫□縺吶° 縺昴l縺ッ霄ォ繧剃サ・縺ヲ遏・繧 迚「迯?↓縺ッ 蜃コ蜿」縺?縺ィ縺九キ繧狗ュ医b縺ェ縺 蜀?↑縺九?諤晁ュ-縺倶サ匁Э縺ィ縺 隠槭r髮?a縺 笆?繧翫?荳ュ豁後>蜷医▲縺 菴輔b蠕励l縺夊ヲ句、ァ縺」縺ヲ 闊ケ縺定ヲ狗カ壹¢縺ヲ縺 豕」縺?※縺セ縺励◆ 蜊ァ讖r諱舌l縺ヲ縺?◆ 螟ァ縺?Э蜻ゥ縺ィ縺ッ 蜈ィ縺ヲ陌壼ワ縺ョ謇?轤コ縺ァ縺 |
疎 | ||
1692 | 周り歩いた、 道端に花が咲いていた。 一人で居た時、 回りくどく泣いた。 船頭の眼差し、 彼方に光る月夜には、 転んで明日は、 また戻るのでしょうか。 並ぶ時計は、 色とりどりに光っている。 差し込む光は、 あなたを溶かすのです。 虹色に光った、 日陰ですら日向になり、 明るく閉じてて、 また繰り返すのでしょう。 虹色に光った、 日陰ですら日向になり、 明るく閉じてて、 また繰り返すのでしょう。 |
密 | ||
2126 | 目を少し閉じて、 其のドアの奥 絶え 続き、 竦んだ足元、 標識の奥には。 留めすら訊かず佇んだ、 在り得ます 彼方。 底焼き切れて、 哂い合うのですか? 少しだけ時は進む。 嘲笑(わら)い逢って啼いた時、 終わるのです。 光枯れて 目印差し。 葬斂 蒼煌 写実し 留め。 仙之止めた後、 見つめる。 斜め後ろ一度だけで、 新たミソフォニア、 何も変わらず。 物嫌って逃げても、 変わらず。 見ていても嫌悪をして、 空は変わらずに。 生きた心地のしない、 戦慄的衝動。 気兼ねなく 先進んだ。 いさ 利己主義者(エゴイスト)。 未来知らぬ世を、 呼び込んでいたので。 恥知らずに貶し合い、 あなたが知らないとでも、 言うのですか? 光枯れて 目印差し。 葬斂 蒼煌 写実し 留め。 仙之止めた後、 見つめる。 斜め後ろ一度だけで、 新たミソフォニア、 何も変わらず。 物嫌って逃げても、 変わらず。 一度きりの物改め、 また繰り返して、 日を改めて、 幻想の淵へと進んだの。 変わる事すらないのです。 |
木枯 Remix [short] | ||
2866 | 掠れたあの日の記憶が、 始まりを告げる様に、 複雑に嘆く声すら、 聞こえて来たのです。 罅割れた硝子の向こうに、 愚者たちが集まってくる。 あなたの為にぼくらは、 一人咽び泣く。 黄金比のアブジェクト、 狂いだした此の地さえ、 戯言へと化すの、 ただ耳を塞いで。 火種に狂い始めた者、 もう消え去るのでしょうか? 只人真似に感情を、 終わり、弾け、消え去るのでしょう。 ベルの音が響くほどに、 視点替え、 壊されたの、 鵺の鳴く、此の世こそ、 全て僕らの所為だったのです。 |
木枯 Remix | ||
3165 | 掠れたあの日の記憶が、 始まりを告げるように、 複雑に嘆く声すら、 聞こえて来たのです。 罅割れた硝子の向こうに、 愚者達が集まってくる。 あなたの為に僕らは、 一人咽び泣く。 黄金比のアブジェクト、 狂いだした此の地さえ、 戯言へと化すの、 只 耳を塞いで。 火種に狂い始めた者、 もう消え去るのでしょうか? 只、人真似に感情を、 終わり、弾け、消え去るのでしょう。 ベルの音が響くほどに、 視点替え壊されたの、 鵺の鳴く此の世こそ、 全て僕らの所為だったのです。 古びた哀れな欲望が、 目の前を過去って行く、 心地よい音に飲まれて、 流れて行くのです。 我楽多の中で佇んだ、 模造品の物達が、 新しく変わって行き、 光出すのです。 忘却の狭間の未知、 進み切れずに朽ちて行く、 またと無く繰り返す、 目を反らし続けて。 火種に狂い始めたのは、 熱源を探してから、 今も尚輝いてて、 紬ぎ、馳て、燃え上がるのです。 リズムと共に鐘が鳴り、 重なり合うのでしょう。 そう、息を飲む言の葉すら、 全て希望の所為です。 涙の元 絶えず叫び、 綱がりすら燃えて行く。 凍える風 巻き込まれ、 打ち付けるのでしょうか? 火種に狂い始めた者、 もう消え去るのでしょうか? 只 人真似に感情を、 終わり、弾け、消え去るのでしょう。 ベルの音が響くほどに、 視点替え壊されたの、 鵺の鳴く此の世こそ、 全て事象の所為です。 火種に狂い始めたのは、 熱源を探してから、 今も尚輝いてて、 紬ぎ、馳て、燃え上がるのです。 リズムと共に鐘が鳴り、 重なり合うのでしょう。 そう、息を飲む言の葉すら、 全て希望の所為です。 人々は木枯を避けて、 凍て付いてたのか。 |
0d0a72657065746974696f6e | ||
978 | インスト曲 |
√d | ||
3221 | 縋りついた劇物に壊され、 安住の時を探し始める。 スピーカーのうねり声が、 こちらへと誘うのです。 過去りし問を追い続けても、 何れそれは朽ち果て戻り行く、 きっと忘れた羨望を抱く。 正解を探していた。 孰れそこに花が咲くでしょう。 そしていつか心地よさへと。 見える景色はいつも通り。 何時まで続くのでしょう。 壊された冷却に身を任せ、 誘われる原子へと流れつつ、 証明へと辿る道しるべ、 あなたは其処に居ますか? 原理を追求する意味ですら、 淀んで荒んで廃れて行くの。 壊された迷路を保ちつつ、 言葉を慎みました。 孰れそこに花が咲くでしょう。 そしていつか心地よさへと。 見える景色はいつも通り。 全て事象の所為です。 そこは何かが住む、 立ち寄ってはいけない場所でした。 二分割して、 魂を這う。 卑劣と聞く。 孰れそこに花が咲くでしょう。 そしていつか心地よさへと。 見える景色はいつも通り。 全て■■の所為です。 誰も見えなくなった世界では、 悲しみ咽び泣くでしょう。 |
カタルシス | 72 | |
2853 | 木目を仰ぐ蜘蛛の糸から、 小さな花弁が舞散ってた。 届くは行かず咎人が、 自らの因を探す。 除いた人格は実ですか。 怨嗟に滲む、 勇姿に終わる。 静かに過ぎるは語り手に、 行く末望むのでしょう。 啄む思慮や意味を知る愚と、 此の世を追い駆ける数多と為る。 慮(えんりょ)はいらず唆されて、 生贄を担ぐと言う。 省いた人格は確かですか。 浮世に爛れ、 旋律を這う。 手の届かぬ合間に見下ろされ、 刹那に聞く者と為る。 切り替わる意思と、 現に去る所以に、 事は足らず、 虚実すら分からず、 絶えず泣き叫ぶ。 切り捨てる物と、 拾い上げる物は。 故に響き、 相反する時に、 抉り抜くのでしょう。 |
途切れなく CXXXII | ||
2411 | 行く末すらも見えぬまま、 別れを遠ざけてる。 見えてますか? 聞こえますか? なにも届かず。 過去った時間は もう戻らず、 形作る間も 在らず儘に、 故にここは故郷 そのもので、 いつか失ってしまうのだろう? あなたが 忘れぬように、 歩けるように、 回り道を続けた。 遠い刹那の海の横で、 あなたを待ち続けた。 何処かで見つけた小部屋を、 誰かに分け与える。 見えています。 聞こえてます。 あなたに話しかける。 受け答えも 出来ない心で、 答えを言う間も 在らず儘に、 現象に聳える 正体は、 目も開けず飛び込み消えるだろう? あなたが 忘れぬように、 歩けるように、 回り道を続けた。 遠い刹那の海の横で、 あなたが待ち続けた。 全ての 言葉すら消え、 成すすべも無く、 静かに身を委ねた。 見える視界も黒ずむ儘、 事象に言を託す。 今も、 あなたが、 何処までも、 途切れなく、 途切れなく。 |
刹那 Remake | ||
1683 | 分かるあなたが歩いてた事、 分かる何故歩いてたかすらも。 何も変わる筈の無いモノでも、 其れが最善の選択だと。 其れが二度と変わる事が無くても、 私は歩き続けているから。 誰もが其れを望んでいる筈、 其れは一体何故なの? 指示語だけで構成された、 波打つ日が来るまでは、 私は只待ち続ける。 最初の数字は五です。 あなたは何を求める? 其れは気付く筈も無く佇む、 誰が見つめていたのだろうか? 其れはあなたが紡いで来たもの。 故に結果は当然なの。 誰も気付こうとはしないので、 私が来た道を示したから。 時は残酷に過ぎて行くので、 刹那、あなたは見つめる。 唯一人で待ち続けても、 月が降る夜の合図、 怪しく光る朧月。 次の数字は二なのです。 最後に何を求める? 波打つ日が来るまでは、 私は只待ち続ける。 最初の数字は五です。 あなたは何を求める? 月が降る夜の合図、 怪しく光る朧月。 次の数字は二なのです。 最後に何を求める? |
いつか、廃れ行くまで。 | 94 | |
875 | 壁伝いの鼓動と、 世に伏す鋼の折、 節目を弾く犠牲は何処へ? 根ばかりの井戸も知らずに。 蒸し返す帰路は背を招く、 祈る意図は僅か。 濁りを知らない赤い実は、 未練の道も残さずに、 白い部屋で回り出し、 幼子は停を出す。 蛙、叫ぶ、下り飛ばさず、 砕け朽ちてしまった、 全て事象の所為です。 いつか、廃れ行くまで。 |