: 1909
弾んだのは、 置き捨てられた祈り、 それは儚くて、 吊るし上げられ散る。 手枷の中、 空いた石の四肢へと、 投げた責任の 拠り所を探した。 手繰り寄せて、 窓から反射した造形が、 右目に入り込み、 すかさず意思を 排斥した。 無色透明から、 花は咲き乱れてる。 沿う絵の意味は責を果たした。 何処かへと向かう 匙加減は、 亜とされ 行方も伝えず 過去るとか。 例えば、解せぬと 指し示すが、 今更、 酔いつつ痺れを 切らしていた。 また留まり 大きな益を啜る。 それは醜くて、 晒し上げられ散る。 咽び泣いた 注釈を書き記す。 成せば地を描く 願望の囀り 在り爆ぜるは 道の真ん中でそっと沈む 倒れてしまうだけ、 嗚咽を飲んだ、 絵の具の中。 選んだ関を噛む、 ナイフで摘出され、 違った色で塗られてました。 何処かへと向かう 匙加減は、 亜とされ 行方も伝えず 過去るとか。 例えば、解せぬと 指し示すが、 今更、 酔いつつ痺れを 切らしていた。