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目を少し閉じて、 其のドアの奥 絶え 続き、 竦んだ足元、 標識の奥には。 留めすら訊かず佇んだ、 在り得ます 彼方。 底焼き切れて、 哂い合うのですか? 少しだけ時は進む。 嘲笑(わら)い逢って啼いた時、 終わるのです。 光枯れて 目印差し。 葬斂 蒼煌 写実し 留め。 仙之止めた後、 見つめる。 斜め後ろ一度だけで、 新たミソフォニア、 何も変わらず。 物嫌って逃げても、 変わらず。 見ていても嫌悪をして、 空は変わらずに。 生きた心地のしない、 戦慄的衝動。 気兼ねなく 先進んだ。 いさ 利己主義者(エゴイスト)。 未来知らぬ世を、 呼び込んでいたので。 恥知らずに貶し合い、 あなたが知らないとでも、 言うのですか? 光枯れて 目印差し。 葬斂 蒼煌 写実し 留め。 仙之止めた後、 見つめる。 斜め後ろ一度だけで、 新たミソフォニア、 何も変わらず。 物嫌って逃げても、 変わらず。 一度きりの物改め、 また繰り返して、 日を改めて、 幻想の淵へと進んだの。 変わる事すらないのです。