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儚く散る、 激情を照らしても、 昨日迄は、 変わらずに佇んだ。 港にある、 無情な果敢の花、 為り得たモノ、 蓋世は何も得ず。 暦なき、 轆轤は在りぬ、 杉の木は枯れるけれど。 戒驕戒躁の目が、 光る花を見つめる。 詰まらぬ灯が消えたら、 何が見つかる? 狂言的真実の、 話に踊らされて、 在りもしない話を、 あなたは聞いている。 今を見てる、 狂乱の陸たちは、 嘘から出た実を信じている。 燕たちは、 空虚に身を寄せてる。 理由求め、 街を彷徨っている。 暦散る、 轆轤は在りぬ、 泣きの涙は在り得ず。 危機的解釈の目が、 淡い光を見つめる。 惨い事実が在れば、 明日は出来るか? ある種の期待外れと、 批判的行動は、 在りもしない話を、 あなたに聞かせてる。 華やかな目が、 消え失せたが、 全て事象の所為です。 戒驕戒躁の目が、 光る花を見つめる。 詰まらぬ灯が消えたら、 何が見つかる? 狂言的真実の、 話に踊らされて、 在りもしない話を、 あなたは聞いている。 退廃的な、 町は消え去り、 ココロは抉れました。