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囀に説く、 不善の問、 吹き成すは債ですが。 麓に射る背の顧みるは是と、 筋に誓おう。 勝る危篤の情事、 退るとして、 見る影も在らず儘。 涼しげに舞う衣に目を向けた、 何を問おうか。 時候に見える兆しとか、 啄む遺志とすべきで。 迷えば淡雪立つ日に、 増した杙で伏した。 打ち払う席を持つ、 調べですが、 髄探る位置と為る。 酔う旱に焦がれるような、 町影を見るのですか? 疑問が伝う、 不埒な縁、 夕凪は逢ですが。 不器用な慣例に這い潰れた、 何処に抗う? 物乞い、悦に浸り、 辷り落ちて、 時に惑い溢れる。 亟やかに無知を演じ続けては、 何を失う? そこから四肢を探し出し、 罪へ従うのですか。 因んだ憂しに彷徨った、 蒸した川を接いだ。 打ち払う席を持つ、 調べですが、 髄探る位置と為る。 酔う旱に焦がれるような、 町影を見るのでした。 何処か遠く夢をみた。 止められない意思を。 嘗ては栄えてた町の情景すら、 何も書き出せずにいる。 打ち払う席を持つ、 調べですが、 髄探る位置と為る。 酔う旱に焦がれるような、 町影を見るのでしょう。 何を思うのでしょうか。