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囀りの中、 警鐘が直向きに成る、 過ぎ去ってしまうのに、 意図も見えず、 姿見が割れたので、 故に尋ねていた、 事の園は身を挺した。 哀愁は陰り、 懶に五月雨を待つ、 今だに視線を賭す、 気任せに髄を凝らした。 崩れた船の底、 辿りだした 雲間の手を、 空に掲げ、滲みだす舵は、 川に溶けていました。 疑問の渦は、 五面が詞を捩っている、 過ぎ去ってしまうのに、 意図も見せず、 匙が投げられていた、 それは共に歌い、 巻き戻された時間です。 道に準えて、 意味あり気に帰路を伝う、 絶えず叫んでいた、 泥む機会を知りながら。 崩れた船の底、 辿りだした 雲間の手を、 空に掲げ、滲みだす舵は、 全て事象の所為です。 崩れた船の底、 辿りだした 雲間の手を、 空に掲げ、滲みだす舵は、 全て██の所為です。 目が覗いたその先は、 平生を失うのか。