全てどこかの所為です。
| ¸ | 21 | |
| 665 | 携帯電話の中で、 眩い光を追いかけて、 途中で異変に気付いたので、 機能を停止し捨てました。 消えた画面に映る景色は、 捻じれた様に見えてきて、 本性を暴いてた。 並んで描いた壁の中、 一人､二人､歩いてく。 外れた音を鳴らして、 只管奏でました。 湧き出る苦い水を、 ひとくちだけ飲んでみると、 何かを思い出した気がして、 硝子の向こうを見ていたよ。 壊れた器を持ち上げてみて、 心地よい音 響かせる、 群衆の末路です。 並んで描いた壁の中、 文字を書いて ひけらかす。 誰かの模造品たちは、 全てどこかの所為です。 並んで描いた壁の中、 文字を書いて ひけらかす。 誰かの模造品たちは、 全て＊＊の所為です。 沢山の光が、 此方を向いているのか。 |
| ¸¸ | 9 | |
| 457 | 烏が遠くで鳴いている、 成らずの音に惑わされ、 ライトが示す方向へ、 髄まで喰い尽くす。 声の聞こえる方向に、 積み重なった模倣犯が、 直接目を向けて、 入力していた。 狂い果て、 鏤骨を投げて、 残された欠片を見る。 それは意識を持った、 煙の様であり、 比べれば比べる程、 意味を持つのです。 それは影の上で、 消え行く様であり、 動く為の腕はもう、 折れてゆくのです。 意味を持たざる人々が、 升目に沿って騙りだし、 駄作と呼ばれるのは、 煮えたぎる器に。 ノイズが薄くなって行き、 紺色の皮を被って、 釣られた言い訳なのだが、 掌の上で。 色を付け、 鏤骨を投げて、 残された欠片は無く。 それは意識を持った、 煙の様であり、 比べれば比べる程、 意味を持つのです。 それは影の上で、 消え行く様であり、 動く為の腕はもう、 折れてゆくのです。 形骸化した我々は、 何も知らない儘で、 全てどこかの所為です。 それは意識を持った、 煙の様であり、 比べれば比べる程、 意味を持つのです。 それは影の上で、 消え行く様であり、 動く為の腕はもう、 折れてゆくのです。 漏れ出る光を、 沢山の掌で、 塞ごうとしていたのか。 |
| ¸¸¸ | 12 | |
| 575 | 穴が開いた神経で、 目を開ける事も出来ずに、 声の出ない喉はもう潤せず。 穴が開いた神経で、 必死に赦しを乞う儘、 指が千切れた足で、 抗うのでしょう。 残った記憶は、 もう意味なんてないのに、 未だに残っている、 それが苦しくて。 骸の後悔に溺れ、 取り遺された世界に、 意味を求めて、 やがて腐る。 言いたいコトだけを言って、 行くべき場所へ行った後、 変わるはずのない現実で、 死に至るでしょう。全てどこかの所為です。 穴が開いた心臓で、 偽の人格虐げて、 薄れゆく意識ごと掘り起こす。 穴が開いた心臓で、 誰にも知られず去って行く、 皮膚を失った身体で、 考えるのでしょう。 残った記憶は、 どれも有るべきなのですか？ かすかに残っている、 それが悲しくて。 目を閉じたその先、 に居たのは黄昏たあなたでした。 ただ探り続けるだけで、 私に向かって指を指し、 愚かだと言う。 骸の後悔に溺れ、 取り遺された世界に、 意味を求めて、 やがて腐る。 言いたいコトだけを言って、 行くべき場所へ行った後、 沢山の光たちに、 蔑まれていたのか。 |
| 託す空、破る空 | 9 | |
| 286 | 終わる空の下で、寂寥は泣き崩れるのです。 終わる星の下で、寂寞の震えは止まらずに。 一つの小さな罪は、人格を壊していくのです。 残酷な現実に、それでも意識を委ねるの？ それだけの声に殺された、まだ見えないはずなのに。 あなたが消えたこの世界は、もう見えないはずなのに。 悪や善の価値は、表面を繕うだけであり、 影や雲の意図は、未だ何も出来ない儘で。 日陰と混ざる言葉が、魂を染め上げていった、 私が言ったこの世界で、それでもあなたは行くの？ それだけの声に殺された、まだ見えないはずなのに。 あなたが消えたこの世界は、もう見えないはずなのに。 |
| 3S [short] | 9 | |
| 191 | 密かに騙す信号が、恐怖に慄く鍵を見て、 晦渋の好奇心を貶しつつ、終焉の様に滅せよと。 微かに震える原子が、街灯の下で揺らめくが、 悔恨の中で言葉を消し去る、終幕の夜を眺めると。 このまま時間が過ぎるなら、重力は腐敗を始める。 それが続くのであれば、溶けて消えるのでしょう。 明け方の影を蔑んで、彼方の虹は見えず、 十六夜に眠る靉靆は、混沌に沈む球鏘で。 日の入りの腕を見つめても、遠方の声は消えた、 感情を忘れたあなたは、混濁に潜む生命で。 |
| 桎梏と嘲笑 | 33 | |
| 574 | 密かに騙す信号が、恐怖に慄く鍵を見て、 晦渋の好奇心を貶しつつ、終焉の様に滅せよと。 微かに震える原子が、街灯の下で揺らめくが、 悔恨の中で言葉を消し去る、終幕の夜を眺めると。 このまま時間が過ぎるなら、重力は腐敗を始める。 それが続くのであれば、溶けて消えるのでしょう。 明け方の影を蔑んで、彼方の虹は見えず、 十六夜に眠る靉靆は、混沌に沈む璆鏘で。 日の入りの腕を見つめても、遠方の声は消えた、 感情を忘れたあなたは、混濁に潜む生命で。 光が漏れる文字列は、感情を滅ぼす欠片で。 邯鄲の液体を惑わしつつ、標識が示す世界へと。 僅かに燃える空の上、群衆に微笑む末路が、 曖昧な結末に殺されて、地平線は未だ戻れず。 このまま命が終わるなら、引力は復讐を成すが、 私は終わりを迎え、信じてはなりません。 黄泉の世界で命は輝く、勿忘草と歌う、 五つの物語の、続きは何時ですか？ 明け方の影を蔑んで、彼方の虹は見えず、 十六夜に眠る靉靆は、混沌に沈む璆鏘で。 日の入りの腕を見つめても、遠方の声は消えた、 感情を忘れたあなたは、混濁に潜む生命で。 いつの間にか消えた言葉も、名を奪われた声も、 もう戻れない痕跡も、狂い果てる人々。 止まった針との永訣も、消えゆく影を追った、 もう戻れない寂寞は、全てこれらの所為です。 |
| 未定 [DEMO] | 13 | |
| 369 | ポケットに納めるスマートフォン、正弦波が綺麗に鳴り響き、 そこでろうそくに火を灯しては、すかさずその場から離れて行く。 ポケットに納めるスマートフォン、鋸歯状波が拙く鳴り響き、 なので道無き道を進んだら、暗闇に足を止められました。 私が入った迷路に、変わらず入る彼方さえも、 その時には見えておらず、呼吸をしているあなたは誰？ 私の血の記録も、祈りを捧ぐ夕暮れも、 本性を暴く機械も、何時か功を成すのです。 もし美しき刻が、私の元へやって来て、 生命を与えるなら、何処へと旅立とうか。 |
| 終焉が齎すモノ (W¹ short ver.) | 13 | |
| 436 | ポケットに収めるスマートフォン、二度と光る事は無いのです。 それはどこか寂しく、不可解な感情を抱く。 ポケットに収めるスマートフォン、拙く鳴る音の集まり、 それはいつも私に、寄り添ってくれていたのです。 私が入った迷宮に、変わらず進むあなたさえも、 その時には見えておらず、呼吸をしているあなただれ もし美しき刻が、私の元へやって来て、 生命を与えるなら、何時か功を成すのです。 酷く苦しい音も、誰も望まぬ言葉も、 あの頃の罪を贖う、全てこれらの所為です。 |
| wS=RE_nid/E [short] | 11 | |
| 254 | 独り、最後まで歩んだ、その灰色の道。 赤い人影も、青い輪郭も、罪を引き摺るのだろう。 独り、初めから歩んだ、その記録を見ている。 白の過ちも、黒の再来も、罪に汚れて死んでいく。 狂った音程に、貶された多くの人は、 此の別れを見ても、何も感じないのだろう。それだけのこと 自分に価値を求めた、花が咲く希望のうた。 酷く虚しい心は、全てこれらの所為です。 |
| 忘れないで | 41 | |
| 682 | 独り、最後まで歩んだ、その灰色の道。 赤い人影も、青い輪郭も、罪を引き摺るのだろう。 独り、初めから歩んだ、その記録を見ている。 白の過ちも、黒の再来も、罪に汚れて死んでいく。 狂った音程に、貶された多くの人は、 此の別れを見ても、何も感じないのだろう。それだけのこと 自分に価値を求めた、花が咲く希望のうた。 酷く虚しい心は、全てこれらの所為です。 いつか終わると分かっても、忘れないで欲しい。 そう思っていた、心のどこかで。罪を逃れてしまうの？ いつか終わるのを恐れ、思い出す過去すら、 辛くて苦しくて、それでも移しく、罪を着せられ腐った。 壊れた構成は、嘶きに歪む表情、 此の別れを見たら、何を感じるのだろうか。すでにしっている 無知を招く韜晦も、消えたその迷い人も、 功を成す花言葉も、嫉む何時かの記憶。 羨望に苛まれ、欲望に蝕まれ、 その目に憤り、苦しみに満たされて。 いたずらに掘り起こした、その横断歩道で、 夕日を浴びて 放送が鳴る、そして終わりを迎える。 願わくば此の世界の、正しさだけを見ていたいよ。 その命をやり直し、正常を歩みたい。 願わくば此の私の、やり直させてほしいよ。 この時間が止まるなら。後戻り出来ないね。 月の上に落ちた舟、共に絡まった画面、 二度と戻らないあの日、全てこれらの所為です。 |
| 嘆きの雫 | 14 | |
| 201 | 彗星の光が届く、季節に酔う、 古くもある暗闇には、偽造だけで。 寂寥と過去の狭間で、聞こえていますか？憎んでいますか？ 羅列に拾われた罪が、自分自身の厭世を成す。 憧憬に壊れた世界、欺瞞の中、 悲しげな気配が満たす、偽造ですが。 寂寞の終わりが見えた、聞こえても尚、憎んでも尚。 怪訝そうな顔で語る、あなた自身の裏切りを成す。 空を見て歩く、濃い霧の中へ。 幾つもの結末を知った、哀れで無意味な歌。 空を見て歩く、濃い霧の中へ。 幾つもの結末を知った、哀れで無意味な歌。 |
| 静寂は揺らいで | 15 | |
| 461 | その黒い電線と、 街灯がぼんやりと照らす。 その赤い電球も、 横断歩道と迷います。 帰りの行先で、 戯れに油断し、 塀から落ちていって、 妙な優美さと共に、 理解し始めていた。 ぐらりと濡れる指先、 緩やかな主要和音。 どろりと呻く鏡台、 寄生を見送る未来とは？ 私を見てはいけません。 あの忌むべき夜道に、 モノクロの粉塵を飲んで、 この見えない姿は、 奇怪なクロムの様でした。 メジアンが廻した、 かつての終末を。 自暴自棄を聞いたよ。 崖の淵と警報は、 融解を望むのか。 ぽつりと落ちる心臓、 隠れ家の最頻値。 存在を抹消する、 虚像が蔓延る離別とは？ 私に触れてはいけません。 帰りの行き先で、 戯れに油断し、 塀から落ちていって、 妙な優美さと共に、 理解し始めていた。 ぐらりと濡れる指先、 緩やかな主要和音。 ドロリと呻く鏡台、 寄生を見送る未来とは？ ぽつりと落ちる心臓、 隠れ家の最頻値。 存在を抹消する、 虚像が蔓延る離別とは？ 二度と蘇えらないのです。 |
| あなたが何時か思い出す迄 | 21 | |
| 335 | あなたの眼に映る、空の虹の反射光、 泣きそうな声で、言葉を放ってました、「さよなら」と。 永く、永く、ずっと先へ、どこまでも歩いて行く。 あなたを探す為だよと、進むしかない。 此の世が朽ちて消える時、全てが溶けて見えるのです。 あなたが何時か思い出す迄、輝いた先へすすむ。 自己愛で繋いだ、空の星の煌めき。 後悔に暮れて、最期に見せた言葉、「またね」と。 つらくつらくずっとつらく どコまでもサがしていく あ鉈がど⌒にいrUのカは ⬥︎♋︎🙵♋︎❒︎♋︎■︎♋︎♓︎🙵♏︎♎︎□︎（わからないけど） 此の世が朽ちて消える時、全てが暈けて見えるのだろう。 あなたが何時か思い出す迄、暗闇と化した視界、 周りの声はいつも、あなたが居なくなったと、 そんな嘘で溢れていた、あなたは何処に居るのかな。 もう逢えないという事は、全て誤りだと信じて、 色鮮やかだと思っていた、曖昧な思い出を辿る。 此の世が朽ちて消える時、全てが暈けて見えるのだろう。 あなたが何時か思い出す迄、暗闇と化した視界。 此の世が朽ちて消える時、全てが暈けて見えるのだろう。 あなたが何時か思い出す迄、暗闇と化した視界、 あなたの眼に映る、空の虹の反射光、 |
| 00[short] | 6 | |
| 147 | 変化を伴う器で、その白夜は如実に映る、 これも語る口調ですが、窮屈な空が。 今尚、人々は笑う、あの極夜は振幅を増し、 仮定はまだ辿り着けず、目を離す影が。 偽物の《終焉劇》（エンディング）は、《鳥合衆》（人々）を惑わし次へと繋がる、 《高望》（泥船）が世を渡るなら、質量を保ちますか？ 願わくば此の私の、全てをやり直したいな。 今の私にはもう、取り返しがつかない。 願わくば此の世界の、時が戻って欲しかった。 そんな絵空事は、寂寞を望むのか？ |
| ¸¸¸（short） | ||
| 穴が開いた神経で、目を開ける事も出来ずに、 向き合う己が灯火は、顔を覗かせているのです。 穴が開いた神経で、必死に赦しを乞う儘、 鋭い針を向けながら、此方に走り斬り裂いて。 腕の無い四重の、振り子が描き出す背骨を、 短調のリズムが、睨むのでした。 心地よい音を鳴らして、命を捨て去られ、 具現化した猛毒で、思考が麻痺し初めて。 見たいモノも見れずに、あなたの影は消え、 黄昏れたあなたに身を捧げ、死に至るでしょう。全てこれらの所為です。 |
| Dirt | ||
| 罪を着せられた白い影は、赤き眠りを呼び起こし、 その物事を伝えようと、永久に残し続ける。 罪を犯した赤い者は 互いに理解する事は無くて 赦しを求める声すら 引き裂いてしまっていた 孤独に暗くうそを吐いて 云われを纏い独り歩き 人であった筈の彼は 人を殺していたのか 消えた筈の文書を見つけている 塗り替えられた真実は、 黒く染まった事実へと 腐り行く望みを叶える為に 虚言（うそ）を付き続けては 目を塞ぎ込んで消える 傍観者と加害者の彼らに 挟まれていた 全てはこれらに帰す |
| 時計の針が止まる瞬間 | 10 | |
| 425 | 雨の中で独り歩く。吹いた風は強すぎて、 夜になって、花が散ってた。 ベルが鳴って、空気は冷えて、暗くなって溶けていって、 街灯に照らされる道の中、目を閉じると、夜が明けていた。 影が止まった その時から、振り向いて、目を合わせて。 時計の針が 止まる瞬間、遠くに何かが あったので。 紐を下げて別れ告げる。吹いた風すら虚しくて。高い空に飛んで行った。 かなしくて つきすすんだら めをとじて いとをむすび わかれのときへ ちかづくにつれ あめにうたれ もうきえていた 風が止まった その時から、手を振られた 夢を見て。 時計の針が 止まる瞬間、遠くに何かが あるのでしょう。 何処かに消えた、あの歌を追って、 あなたの影は消えてゆき、濁った空を見上げれば、赤色の水になるでしょう。 影が止まった その時から、振り向いて、目を合わせて。 時計の針が 止まる瞬間、遠くに何かがあったので。 影が止まった その時から、手を振られた 夢を見て。 時計の針が 止まる瞬間、遠くに何かが あるのでしょう。 風が止まった その時から、手を振られた 夢を見て。 時計の針が 止まる瞬間、あなたの後を 追いかけ続け。 雨の中で独り歩く、吹いた風は強すぎて。 |
| 共絡 | 11 | |
| 444 | その存在を忘れようと、黒い画面に映り込む。 考えた事はありますか？疲れ果てて倒れ込んで 忘れた筈の記憶を繰り返し、あなたの真偽見透かして。 あなたの事を忘れようと、異なる部品が壊れて、 感じた事はありますか？狼狽して道に迷い、 忘れた筈の記憶を掘り返し、あなたの掌は溶けて。 転がり落ちて、佇んで、古びて 悔やんで 錆付いた。 あなたがここに居る時、わたしは何を見ているの？ 忘れた筈の記憶を掘り返し、あなたの掌は溶けて。 転がり落ちて、佇んで、古びて 悔やんで 錆付いた。 あなたがここに居る時、わたしは何を見ているの？ |
| 消えゆく影を追いかけてたら | 11 | |
| 362 | 誰かが言っていた。あたり一面の虫の羽音。 この日に吹いた強い風を、見上げたらもう、いなくなってた。 ゆうやけこやけのチャイムは、いつでも周りに響いてて、 辺りは既に暗くなり、目を閉じると、光っていた。 空を見上げて、走り始めた。凍てつく夜の下り道。 消えゆく影を追いかけてたら、遠くに何かがあったので。 |
| ¸ （Short） | 9 | |
| 278 | 携帯電話の中で、眩い光を追いかけて、 遠くで声が聞こえたので、見て欲しそうな機械たちが、本性を暴いてた。 並んで描いた壁の中、一人、二人、歩いてく。 外れた音を鳴らして、只管奏でました。 湧き出る苦い水を、ひとくちだけ飲んでみると、 何かを思い出したのか。 並んで描いた壁の中、一人、二人、歩いてく。 あなたのミメシスの外、全てこれらの所為です。 |
| ユニ | 48 | |
| 1002 | 羨望の宵を見た、和楽器の旅は終わるので、 魂と学びを閉じ込めて、開かれざる屋根から出た。 この後に続くフランジャーに、 飛び込んだ指先で詰め。 快楽の迷路には、多角柱と砂埃だが。 浅慮にも解釈する木々に、知るべき抑制が泣いた。 証明書と押す手袋で、 木片が浮かぶのでした。 即ち傲慢な式と、 何処に灯すべきか？ 正常であれば、味を泳ぐはずで。 諧謔の子は言う、 見せかけの物怖じを。 私へと告ぐ紙は、 ユニの解答です。 双方的に書かれたらしく、 何が見ていましたか？ 氷山の光景を、猫に小判だと罵って。 加工された秩序を蹴落とす、真っ黒な天気予報と。 電線へと託す草花と、蘇る壁の中では。 有限の色素から、滲み出る靄を見送った。 零れ落ちる標的を聞いて、虚言を強いる無知の果て。 その先に眠る心の声、 それを洗う欲深さが。 執念の様な醜さ、 蒼に染まるべきか？ 浅はかであれば、怖気付くしかなく。 永遠の実は消え、 7×1＝7の夢。 私へと告ぐ紙は、 ユニの解答です。 双方的に書かれたらしく、 何が見ていましたか？ 模りの愛は、蔓延るべきか？ それの思考すらも、一面に。 光を浴びたタイトルは、 6つのはずです。 私へと告ぐ紙は、 ユニの解答です。 双方的に書かれたらしく、 何が見ていましたか？ 私へと告ぐ紙は、 ユニの解答です。 双方的に書かれたらしく、 何が見ていましたか？ 其処に在るはずだよ。 |
| あ | 22 | |
| 629 | 覗かれた、怪しげな月の道。 後ろ向きの紫外線が、植木鉢を熱し。 音が足りない水の中、融点に達す筆を取る。 電気分解の様。 障壁の痛覚は飛び降りる、 東の手紙の味覚が、離れられぬ後に。 アクセスに望む港で、 規約であれば、イデオロギーの夢の中に潜む。 有機物の凍結、 二酸化炭素の問題は、 然るべきですが、 道の先、に。 贖罪と清掃は言いますか？ 私の血液なのは、 ゼータの記録でした。 機関銃の笑みが溢れる、 時計の針が止まる。 囚われた、意識を持つ煙たち。 斜めの冷蔵庫の下、濁点を避けて。 霧が飲み込む穴の中、 空に浮かぶ人々は、 熱に晒されるのか。 共に絡まる氷の計算、 鎖の人格は消えて、狂い果てた命。 平仮名が踊る楽譜と、ウソの味とその音になる、 崇高な何かが。 画用紙の燃焼から、 殺虫剤のままの硝子は、 牢屋の週では、 掌と化し、 2×6＝12の理由が飛んでいた。 私の血液なのは、 ゼータの記録ですか？ 機関銃の笑みが溢れる、 時計の針が止まる。 共絡の真ん中に、 泥の傷跡を隠すのは、 暗証番号の複製は、 跡を残さず。 私の血液なのは、 ゼータの記録ですか？ 機関銃の笑みが溢れる、 時計の針が止まる。 私の血液なのは、 ゼータの記録でした。 機関銃の笑みが溢れる、 時計の針が止まる。 私の血液なのは、 ゼータの記録ですか？ 機関銃の笑みが溢れる、 時計の針が止まる。 全てこれらの所為です。 |
| エゴ | 23 | |
| 574 | 深淵鳴る偽の為、遠くに向かって握る脚。 鐘が暗示する熱の絵が、蒼い液晶を待っている。 凍った梅雨が跳んでる、箱の壁が消えた記憶で。 電子機器が裂けた時には、沈む雑草が思う儘。 約束の部品が、 意識の味を知ると同時に、 色で扉が脳となり、 嫉みで蜉蝣を染めました。 相同器官の捻じれは、 歪みのエゴですか？ 飢餓の鹿は皿ですが、 混合と化すのでしょう。 欺瞞の影が夢見る、砂利の金属が語るのは。 骨髄の音を買い取り、紅い石炭が暮らしている。 神経の虫が貶す、溢れる粉が燃える屋根を。 刃物が教える雷鳴、時計の山にて振り向く蛾。 描き出す画面が、 黒い小鳥が刺せば狼狽え、 肉で欠片は土を追い、6x2＝12の名前を忘れ。 相同器官の捻じれは、 歪みのエゴですか？ 飢餓の鹿は皿ですが、 混合と化すのでしょう。 使い古しの発電が掻き混ぜ、 濡れた自我は布を出て、 空に溺れた等式は、 不可欠か？ 相同器官の捻じれは、 歪みのエゴですか？ 飢餓の鹿は皿ですが、 混合と化すのでしょう。 相同器官の捻じれは、 歪みのエゴですか？ 飢餓の鹿は皿ですが、 混合と化すのでしょう。 私のエゴですか？ |
| オーム | 9 | |
| 295 | 希望抱く変換が、渓流の発着場で歌う。 鏡映しの体積は、明らかな笑みであるが。 液状の根底には、原子たちの舞台が揺れ動く。 色の付いた数式すら、あからさまな言葉です。 螺旋状の天井により、 信じ難く、吟味が去る。 恐れていた縫い目の殻が、 網膜を視野に入れました。 私の自意識ですが、 葬るのはオームですか？ 幾多の軋轢を生む、 空のペットボトルが。 現実をかき混ぜてる、白く点滅する支配者たち。 虚無感を蔑むのだが、 接続詞よる喜劇。 三角錐に似ている、心と鼠の宴の中で、 不必要な水没には、空気清浄機が泣く。 大きさを食べる鞄では、 弓を挟む、指の蛙。 糸の匂いがするカメラが、 反射光のテーブルを待つ。 私の自意識ですが、 葬るのはオームですか？ 幾多の軋轢を生む、 空のペットボトルが。 風の金庫に問うダンボール。 特殊に見える水溜まりには、 核心を突くために咲いた、 裂傷なのか。 私の自意識ですが、 葬るのはオームですか？ 幾多の軋轢を生む、 空のペットボトルが。 私の自意識ですが、 葬るのはオームですか？ 幾多の軋轢を生む、 空のペットボトルが。 遡る時間ですら、 出会いと別れの流れを。 そして此の世にうまれる、 全てどこかの所為です。 どこにも行けず漂う、 雨水に身を任せる。 誰もが語った願い、 全てこれらの所為です。 |