破壊を創造する。
☐ | 76 | |
3395 | 暗闇の中、 声を掛けてみて、 真っ暗だったはずなのに、 強い光を感じたので、 思むろに触ったら、 デエタが浮いていた。 頭に思い浮かべ、 書き綴ってみて、 意味もなく色づけて、 沈着させました。 恣意的に描いた作品が、 ひとりでに動き出し、 心地良い音を響かせて、 跳び去って往きました。 新たに創る、 景色を眺めて、 空っぽだったはずなのに、 とても輝かしかったので、 目を閉じたその刹那、 データが消えていた。 溢れたそのデータが、 取り戻したくて、 腕を伸ばし触れると、 境界が暈けていた。 心地良い音を響かせて、 ひとりでに動き出し、 恣意的に描いた作品が、 破壊を創造する。 心地良い音を響かせて、 ひとりでに動き出し、 恣意的に描いた作品が、 ☐☐を☐☐する。 暗闇の外から、 見つめられていたのか。 |
☒ | 486 | |
16350 | 縫い付けられた両の目で、 モノを見ることはできず、 見えたはずの美しさは、 創っても壊れていく。 縫い付けられた両の目は、 見ていられないほど醜くて、 諸悪の根源が、 無慈悲に断ち切りました。 心ない一枚の、 かれらが破りだす絵画を、 思慮深いわたしが、 見るのでした。 不快な音を聴かせて、 愉快な気分に浸る。 積み重なった心地悪さは、 やがて無に帰してしまうのです。 したい事をしては、 されたくない事をして、 気がつけばもう、 なす術も無く、 すぐ消えるでしょう。 破壊を創造する。 私にはない両の目で、 幻氷を見つめてみる。 気がつけば私は、 喜びを失っていました。 私にはない両の目で、 バリアの向こうをそっと見る。 意味のあることなど、 この世に存在しないのです。 表にも裏にもいる、 暴虐な狩猟民族が、 モノを踏みつけて、 いくのでした。 その突然の出来事に、 何もすることができず、 縫い目の端をただ狙うように、 釘を打ち込もうとしたのですが、 不快な音を聴かせて、 愉快な気分に浸る。 積み重なった心地悪さは、 やがて無に帰してしまうのです。 したい事をしては、 されたくない事をして、 たくさんの丸い目が、 切り裂かれていくのか。 |
◫ | 81 | |
2594 | 数字がするり、落ちるならば、 海をただ眺めているのか、 血を流して得られる物こそ、 価値があると云う。 風化していくモノ達の内、 壊死していくモノは数次。 掌に握りしめるや否や、 腐り落ちるかな。 止めどない、 冷たい大地、 欲望を見つめるのか。 それは、固まらない時計 のようになった儘、 呻き叫び、ただ殺す。 亜文字がたくさんあるよ。 それは、つまらない遊びの、 ように終わっていた。 藻掻こうとし、手を動かす。 嗚呼、手なんか無かったか。 血を流して得る物は無く、 画面の横に見える仮名。 映っている物がぐるぐる、 追加されていくと、 てん秤にかけた無惨な死、 要らぬと言ったアキシオン。 通じて欲しいと願う数次、 テーブルは何て? 瑠璃の歌、 達磨への塩、 路地の裏に隠れし死。 白濁した話をしつつ、 名前を付けられず、 死んだモノは消され続け、 奇妙な時間を見せて。 携帯でん話の裏を見る 程では無いものの、 藻掻こうとし、手を動かす。 嗚呼、手は無くなったのか。 壊され続け、 修復不可能になりました。 破壊を創造する。 それは、荒れた川が歌う、 臓器の中のよう。 死体を見た、 モノの気持ちの、 刃はしまいきれはしない。 まるで、永い時が経っても、 壊れない炎の環。 殺傷され、 続きを読めず、 貶されて、 ルチルを見る。 パズルのピースを、 端から端まで、 壊そうとしていたのか。 |
暗闇 | 63 | |
2449 | 誰も此処に居ない事、 私しか知らなくて、 何も此処に無い事、 誰も、知らないのか。 誰も此処に居ないなら、 私は何故此処に居るの? 何も此処に無いなら、 私は何故在るの? それは墨を垂らした夜空のようだった。 暗闇という名の空間に、 端などは存在し得なくて、 自ら意思を持ち歩かなければ いつまでも辿り着かないのです。 いつも此処に居ない事、 あなたは知らないでしょう? いつも此処に無い事、 誰も知らないでしょう? 突然此処に来た事、 誰も知ってくれない。 何も此処に無いなら、 見ているあなたはだれ? それは石炭を模したオニキスのようだった。 暗闇という名の空間に、 端などは存在し得なくて、 自ら意思を持ち歩かなければ いつまでも辿り着かないのです。 |
シナンド | 51 | |
2060 | 長い途の向こうに、 看板を見る。 前に進む四つの線が、 通り抜ける。 考えたことはありますか、 出会いとは? 別れとは? 初めから其処にあることに、 気付かずに過ごしてしまうのでしょう。 隣の建物に、 植物を見る。 探索する十の線分が、 尋ねている。 感じたことはありますか、 出会いとか、 別れとか。 初めから其処にあることに、 気付かずに過ごしてしまうのでしょう。 継いで接いだ空間、 不思議と繋がる。 長い物に巻かれた、 進展に浸かる。 継いで接いだ空間、 不思議と繋がる。 長い物に巻かれた、 進展に浸かる。 |
壊 | 92 | |
2635 | 混ざりあう色たちが鬱陶しくて、 心には無音の音が重なり響く。 還り道、ヅウンと後ろの方で、 暗闇が、来て欲しそうに見つめていた。 小さな入り口で、 真っ暗な道の、 長い隧道が手を招き、 優しくゆっくりと、 話しかけてきたのです。 いやに落ち着いた声、 緩やかな協和音、 パタリと止んだ雨、 水溜まりに映った顔に、 重ね合わせてはいけません。 枝分かれしたレプトンが崩れて、 伝染する無目的的アペイロフォビア、 回転体の自我意識が二分され、 底の見えぬ孤独(せきりょう)から抜け出す。 如何なる兆候も、 示さないまま、 重力レンズの板硝子が、 滑らかな衝撃を、 強めてきたのでした。(嗚呼、嗚呼。) ぴたり張り付いた木綿、 影が長く伸びた音、 パタリと閉じる咽、 五里七町のトンネルの方、 耳を澄まさなければいけません。 小さな入り口で、 真っ暗な道の、 長い隧道が手を招き、 優しくゆっくりと、 話しかけてきたのです。 いやに落ち着いた声、 緩やかな協和音、 パタリと止んだ雨、 水溜まりに映った顔に、 ぴたり張り付いた木綿、 影が長く伸びた音、 パタリと閉じる咽、 五里七町のトンネルの方、 何度も聴こえてくるのでしょう。 |
造 | 110 | |
2725 | 𐑞 𐑥𐑦𐑒𐑕𐑑 𐑒𐑳𐑤𐑼𐑟 𐑼𐑮 𐑩𐑯𐑶𐑦𐑙 𐑕𐑲𐑤𐑩𐑯𐑑 𐑕𐑬𐑯𐑛 𐑼𐑮 𐑧𐑒𐑴𐑦𐑙 𐑦𐑯 𐑥𐑲 𐑣𐑸𐑑 𐑭𐑯 𐑞 𐑢𐑱 𐑚𐑨𐑒 𐑑 𐑣𐑿𐑥 𐑛𐑸𐑒𐑯𐑩𐑕 𐑢𐑭𐑟 𐑕𐑑𐑧𐑮𐑦𐑙 𐑥𐑰 𐑞 𐑛𐑸𐑒𐑯𐑩𐑕 𐑕𐑰𐑥𐑛 𐑤𐑲𐑒 𐑢𐑱𐑑𐑰𐑙 𐑥𐑰 𐑛𐑸𐑒 𐑤𐑭𐑙 𐑐𐑨𐑔 𐑑𐑳𐑯𐑩𐑤 𐑢𐑦𐑞 𐑕𐑥𐑭𐑤 𐑧𐑯𐑑𐑮𐑩𐑯𐑕 𐑚𐑧𐑒𐑩𐑯𐑛 𐑥𐑰 𐑯 𐑑𐑷𐑒𐑑 𐑕𐑭𐑓𐑑𐑤𐑰 𐑯 𐑕𐑤𐑴𐑤𐑰 𐑑 𐑥𐑰 𐑑𐑧𐑮𐑩𐑚𐑤𐑰 𐑕𐑵𐑞𐑦𐑙 𐑝𐑶𐑕 𐑮𐑰𐑤𐑨𐑒𐑕𐑦𐑙 𐑒𐑭𐑯𐑕𐑩𐑯𐑩𐑯𐑕𐑦𐑟 𐑦𐑑 𐑕𐑑𐑭𐑐𐑑 𐑮𐑱𐑯𐑦𐑙 𐑕𐑳𐑛𐑩𐑯𐑤𐑰 𐑿 𐑥𐑩𐑕𐑑 𐑯𐑭𐑑 𐑮𐑦𐑓𐑤𐑧𐑒𐑑 𐑘𐑹 𐑓𐑱𐑕 𐑦𐑯 𐑱 𐑐𐑳𐑛𐑩𐑤 𐑚𐑮𐑨𐑯𐑗𐑑 𐑤𐑧𐑐𐑑𐑭𐑯 𐑚𐑮𐑴𐑒 𐑦𐑯𐑓𐑧𐑒𐑑𐑦𐑙 𐑥𐑰𐑯𐑦𐑙𐑤𐑩𐑕 𐑱𐑐𐑱𐑮𐑬𐑓𐑴𐑚𐑰𐑩 𐑰𐑜𐑴 𐑝 𐑮𐑴𐑑𐑱𐑑𐑦𐑙 𐑚𐑭𐑛𐑰 𐑚𐑲𐑕𐑧𐑒𐑑𐑦𐑛 𐑲 𐑧𐑕𐑒𐑱𐑐 𐑓𐑼𐑥 𐑧𐑯𐑛𐑤𐑩𐑕 𐑤𐑴𐑯𐑤𐑰𐑯𐑩𐑕 𐑜𐑮𐑨𐑝𐑦𐑑𐑰 𐑤𐑧𐑯𐑟 𐑕𐑑𐑮𐑧𐑙𐑔𐑩𐑯 𐑕𐑥𐑵𐑞 𐑦𐑥𐑐𐑨𐑒𐑑 𐑢𐑦𐑞𐑬𐑑 𐑖𐑴𐑦𐑙 𐑧𐑯𐑰 𐑕𐑲𐑯 𐑒𐑭𐑑𐑩𐑯 𐑞𐑨𐑑 𐑕𐑑𐑦𐑒𐑕 𐑑𐑲𐑑𐑤𐑰 𐑤𐑭𐑙 𐑖𐑨𐑛𐑴 𐑕𐑬𐑯𐑛 𐑔𐑮𐑴𐑑 𐑖𐑩𐑑 𐑑𐑹𐑛𐑟 𐑢𐑩𐑯 𐑟𐑰𐑮𐑴 𐑢𐑩𐑯 𐑟𐑰𐑮𐑴 𐑟𐑰𐑮𐑴 𐑥𐑲𐑩𐑤𐑟 𐑝 𐑑𐑳𐑯𐑩𐑤 𐑿 𐑥𐑩𐑕𐑑 𐑤𐑦𐑕𐑩𐑯 𐑒𐑺𐑓𐑩𐑤𐑰 𐑛𐑸𐑒 𐑤𐑭𐑙 𐑐𐑨𐑔 𐑑𐑳𐑯𐑩𐑤 𐑢𐑦𐑞 𐑕𐑥𐑭𐑤 𐑧𐑯𐑑𐑮𐑩𐑯𐑕 𐑚𐑧𐑒𐑩𐑯𐑛 𐑥𐑰 𐑯 𐑑𐑷𐑒𐑑 𐑕𐑭𐑓𐑑𐑤𐑰 𐑯 𐑕𐑤𐑴𐑤𐑰 𐑑 𐑥𐑰 𐑑𐑧𐑮𐑩𐑚𐑤𐑰 𐑕𐑵𐑞𐑦𐑙 𐑝𐑶𐑕 𐑮𐑰𐑤𐑨𐑒𐑕𐑦𐑙 𐑒𐑭𐑯𐑕𐑩𐑯𐑩𐑯𐑕𐑦𐑟 𐑦𐑑 𐑕𐑑𐑭𐑐𐑑 𐑮𐑱𐑯𐑦𐑙 𐑕𐑳𐑛𐑩𐑯𐑤𐑰 𐑿 𐑥𐑩𐑕𐑑 𐑯𐑭𐑑 𐑮𐑦𐑓𐑤𐑧𐑒𐑑 𐑒𐑭𐑑𐑩𐑯 𐑞𐑨𐑑 𐑕𐑑𐑦𐑒𐑕 𐑑𐑲𐑑𐑤𐑰 𐑤𐑭𐑙 𐑖𐑨𐑛𐑴 𐑕𐑬𐑯𐑛 𐑔𐑮𐑴𐑑 𐑖𐑩𐑑 𐑑𐑹𐑛𐑟 𐑢𐑩𐑯 𐑟𐑰𐑮𐑴 𐑢𐑩𐑯 𐑟𐑰𐑮𐑴 𐑟𐑰𐑮𐑴 𐑥𐑲𐑩𐑤𐑟 𐑝 𐑑𐑳𐑯𐑩𐑤 𐑦𐑑 𐑢𐑦𐑤 𐑚𐑰 𐑣𐑼𐑮𐑛 𐑥𐑧𐑯𐑰 𐑑𐑲𐑥𐑟 |
甲斐なき星が闇に向かって | 80 | |
2401 | 大きな声を聴かせた、 宙に消えゆく☐☐☐(わたし)の声、 その日も変わらず晴れていて、 遠くまで澄み渡っていた。 重なり見つめる☐☐☐(わたし)から、 ここから立ち退けと、 そっと教えてあげたのに、 手を動かし、 切り裂くのです。 ◫(彼)の姿は とても恐ろしく、 見るやいなや 目を閉じ逃げた。 甲斐なき星が 闇に向かって、 悲しみを叫びました。 血の池の丘の方へ、 忍び寄り狙う怪しい影。 呼ぶ声は届かないけれど、 何か様子がおかしかった。 とおくから (とおくから) とおくから かれをながめて (かれらをながめ) みまもられては おこれて (おもしろさを) やるきが かなしくて (おぼえて) みなぎって めをつむり (めをあけて) めをつむり いきをととのえ (いきをころして) いきをととのえ すわりこんで (たのしそうに) めせんをさだめ ■をおさえてた (■をふってみた) ■をおさえこむ ◫(彼)の姿は とても恐ろしく、 見るやいなや 目を閉じ逃げた。 甲斐なき星が 闇に向かって、 悲しみを叫びました。 わたしが生きる意味は、 二度と見つけられず、 緩やかに忘れ去られて、 闇に飲まれていくのでしょう。 ◫(彼)の姿は とても恐ろしく、 見るやいなや 目を閉じ逃げた。 甲斐なき星が 闇に向かって、 悲しみを叫びました。 ◫(彼)の姿は とても恐ろしく、 見るやいなや 目を閉じ逃げた。 甲斐なき星が 闇に向かって、 悲しみを叫びました。 甲斐なき星が 闇に向かって、 悲しみを叫びました。 大きな声が聞こえた。 空にたゆたう☐☐☐(あなた)の声。 |
ハー | 73 | |
2124 | 分極化された道の、切片の先向こう。 斜め前の洞穴には、水が溜まっていると云う。 不可視のはずだった、真新しい閃光が、 立て札から発されて、 動けなくなった。 直線状の管と、 それの内部的恐怖。 全て合わせても、足りないのです。 非可算集合と名の無い星は、 己が顔を水に映した。 破壊するのは彼らでした。 私は其処に属しました。 すすり泣きは理解されず、 ただХ(ハー)Χ(カイ)するのでした。 電光掲示板の前に、今も雨は降り続け。 禁じられた儀式の下、妙な光が凝視する。 無人の空間では、霊現象とは呼べないが。 空にたゆたう声を聞かせ、 静かに待つのです。 正方形の暮らす、 化学薬剤のままで。 上の次元から、行われる。 アナログのデータなど、存在するわけもなく。 5x5=41の痕跡です。 破壊するのは彼らでした。 私は其処に属しました。 すすり泣きは理解されず、 ただХ(ハー)Χ(カイ)するのでした。 無意味な殺害は無くすべき。 それを気づかせるには遅すぎて。 偏狭なイメージ達は、 何を語るのでしょう? 破壊するのは彼らでした。 私は其処に属しました。 すすり泣きは理解されず、 ただХ(ハー)Χ(カイ)するのでした。 創造するのを挫折して、 私は卑下し貶しました。 すすり泣きは理解されず、 ただХ(ハー)Χ(カイ)するのでした。 あなたは手助けしてくれますか? |
½Ψ | 213 | |
4483 | 牆壁に靠(たお)れ込み、慟哭していた。 モノを見る事の出来ぬ彼等は、無意味な破壊を繰り返している。 悲痛の前に、這い蹲るなら。 憤りと無惨さが、話しかけるでしょう。 それを嫌い、それを消し去る 愚者たちが見た モノは捕らえられた。 モノは溶かされていった。 形が不明瞭の、 [どろりとして醜い] 美しい作品が、 [液状のカイブツから] こちらを向き、助けを求めた。 [みんなを守るんだ] 幽けき聲が届く前に、 [被害が及ぶ前に] 息が絶えた。 [除去しなければと] 一つも意味などないのでしょう。 [全てみんなを守る為] 空を揺蕩う声は、とても不気味で。 <☐(わたし)の聲を聞いてよ。> ものを聞くことの出来ないそれらは、我らの糧を蠹害し続けている。 <仕方のないことだ。> <許してくれよ。> [あなたが此処に] 隧道の先、 [来てしまったから] 心を惹かれて。 [危険な反応を起こして] 長い長い道、体は痛むけれど。 [しまったでしょう?] [それに惑い] [それに従う] [あなたは今も] [助けを乞うていますか] [悩み続けていますか] [行方は解らないですが] 安心してください。 [苦しみ続けている者が] 私達は無事ですからね。 [居る事を] なんとか上手くやっているからね。 [理解して下さい] 私は昔から此処に住んでいたのですよ。 [残念ですが] [あなたは此処から] [二度と] [脱出] [すること] [は無いでしょう。] 何を言っているのですか? [二度と戻りは] [しないでしょう。] もう二度と。 嗚呼、困難を極める事が予測されます。 鍵をお教えしましょう。 特殊な OH KS EGI(にゅうりょくほう) を用います。 それでは何時か、何処かで。 また会いましょう。 形が不明瞭の、 美しい作品が、 こちらを向き、助けを求めた。 [とても醜かったんだ] 幽けき聲が届く前に、 [被害が及ぶ前に] 息が絶えた。 [除去しなければと] 一つも意味などないのでしょう。 [全てを壊される前に] 何が起きたのでしょう? 大きな衝撃があり、 全てが変わったんだ。 幽けき聲すらも出せずに、 崩れ落ちた。 モノは融かされていった。 二度と戻りはしないだろう。 |
MPT_0001.AVI | 52 | |
5150 | インスト曲 |
MPT_hsPt2.MP4 | 91 | |
11534 | インスト曲 |
▤ | 139 | |
3740 | 潜在意識の中で、 隧道を見たのならば、 あなたはそのことについて 気にする必要はありませんが、 もしも、 気にしてしまったなら、 今すぐ忘れてください。 あなたがそのことについて 何も心当たりがないのなら、 破壊を創造する。 の言ったことを忘れ、 気にかけないでください。 心地良い音が體を貫き、 骨がひとりでに砕けました。 二度と引き返せない道の中、 悔やんでも遅いのです。 潜在意識の中で、 隧道を見たのならば、 あなたは今すぐにでも 引き返す必要があるのですが、 もしも、 引き返せないのなら、 今すぐ起きてください。 もしもあなたが出口の前で 立ち尽くしているのならば、 そこから先へ進もうなど、 考えないでください。 二度と引き返せない道の中、 骨がひとりでに砕けました。 心地良い音が體を貫き、 破壊を創造する。 二度と引き返せない道の中、 骨がひとりでに砕けました。 心地良い音が體を貫き、 破壊を創造する。 暗闇の外から、 あなたを見つめていました。 |
⛋ | 85 | |
2031 | 破壊を繰くり返すアセチレン灯、 刺激的に輝く綾、 彼はその手でモノを引っ掻く、 輝きは消える。 勢い良く飛び掛かれども尚、 毒は未だ差し込めない。 釘を打ち込まれて燃え盛る、 全てが無に帰す。 鏤骨を噛み、 垂れる水銀、 ナメクジを殺すんだ。 それは、 無秩序に入り乱る 時空の歪みのようなものであり、 止める事も出来ずに、 棄てるしかないのです。 それは、 晦渋な文章が、 采配を振るようなものであり、 理解すればする程、 間違いに見えるのです。 忌み嫌らわれたナトリウムランプ、 悪しき池魚の殃うさま、 幾何学模様たちが織りなす、 愚者たちが歩く。 固化体の一寸先は闇で、 海をただ眺がめてたのか、 釘を打ち込まれた懐かしさ、 潰え消えるのです。 鏤骨を齧り、 滑る食塩、 ナメクジを融かすんだ。 それは、 無秩序に入り乱る 時空の歪みのようなものであり、 止める事も出来ずに、 棄てるしかないのです。 それは、 晦渋な文章が、 采配を振るようなものであり、 理解すればする程、 間違いに見えるのです。 今は亡きモノの姿を、 思い起こしてしまいました、 破壊を創造する。 それは、 無秩序に入り乱る 時空の歪みのようなものであり、 止める事も出来ずに、 棄てるしかないのです。 それは、 晦渋な文章が、 采配を振るようなものであり、 理解すればする程、 間違いに見えるのです。 あの世界が隔離されている… 今もなお続づいてる、 全てあなたの所為です。 |
おやすみ。 | 76 | |
1372 | 帰り道 夜空 信号機 枝 矢印 標識 空っぽ 光 水溜まり トンネル 鏡 傘 闇 アイデア 音 正方形 照明 白線 空気 雲 (ふわふわわたがしみたいな) 砂 風 雪 野原 足跡 歌声 空 氷 虚無 虚無 虚無 虚無 まだ起きているかな? もう眠ってしまったかな? どちらにせよ、 君の夢に、 出られますように...。 おやすみ。 |
アブジャド | 89 | |
2560 | 言葉を模して、 得意になって、 後悔はもう既に、 瓦へと染み入ったのです。 感じたことはありますか、 子なる音と、 母なる音と、 どちらかが無くなるときに、 破綻してしまうのです。 酢漿草を捨て、 時に泣いていて、 此処はもう既に、 壊れてしまったのです。 勘づいたことはありますか、 子なる音と、 母なる音と、 どちらかが居なくなるときに、 破綻してしまうのです。 ぼろぼろになった帆船が、 溶けて海とひとつになり、 自分だけの幸せに、 目を閉じたまま、 目を開けずまま、 ぼろぼろになった帆船が、 溶けて海とひとつになり、 自分だけの幸せに、 目を閉じたまま… ぼろぼろになった帆船が、 溶けて海とひとつになり、 自分だけの幸せに、 目を閉じたまま… |
死屍 | 288 | |
6549 | 誰かが創ったモノを、 壊そうと思わせているのは誰? 誰にも知られぬあなたが、 創っているのですか? 長い隧道へと誘い込まれ、 何故か歩みが止められず、 次第に意識が薄れゆき、 死屍となるのでしょう。 何もかも壊される場所へ、 恐れず近づいてゆくあなたは誰? 見知った彼らを見つめる、 彼らに見られていた。 長い隧道から抜け出せずに、 何者かが背中を押し、 次第に意識が消えてゆき、 死屍となりました。 形あるモノは壊されて、 牆壁の向こうで、 手の跡を残した誰かに、 話しかけていた。 |
速/遅 | 52 | |
1236 | 森の中 小さな集落があり、 青い空の下 楽しげな話し声が聞こえる。 世界の外でヰインと機械が動き、 誤りの示唆が煩く鳴り響くのです。 大きな揺れがあり、 真っ赤に染まる視界の中から現れた それの姿は醜く、 声を聞くまでもなく逃げてしまうのです。 どろりとした生物、 混ざりゆく四角い箱、 ガタリと振動するビーカー、 言うことを聞かない人間、 忘れなくてはいけません。 燃え盛る炎が照らす夜の道、 黒い空の下 キラリと刃が煌めくのです。 世界の中に存在している筈なのに、 干渉できずに 声も出せず立ち尽くすのです。 大きな揺れがあり、 青色の壁の向こうから現れたのは、 無意味に虐殺をする 声を聞くことのできない種族たちです。 徐々に閉じた声帯、 あなたに隠れた心、 ガタリと単純化する四肢、 無駄だと言われる行動に、 眼を叛けたくなるのです。 大きな揺れがあり、 真っ赤に染まる視界の中から現れた それの姿は醜く、 声を聞くまでもなく逃げてしまうのです。 どろりとした生物、 混ざりゆく四角い箱、 ガタリと振動するビーカー、 言うことを聞かない人間、 徐々に閉じた声帯、 あなたに隠れた心、 ガタリと単純化する四肢、 無駄だと言われる行動に、 匙を投げてはいけません。 |
▨ | 98 | |
2578 | 穴の空いた時空間に、 人が訪れることはなく、 穴の空いた時空間は、 溶け出して混ざるのです。 穴の空いた時空間に、 人が訪れることはなく、 穴の空いた時空間の、 バリアは強化されるのです。 その道を通る者は、 皆悲惨な目に遭うとの噂でしたが、 好奇心からなのか、 一人、また一人と寄ってくるのです。 不快な感覚を覚え、 先へ先へと進んでゆく。 見覚えのない記憶には、 依存性のある夢が見えるのです。 言いたいことだけを言って、 聞きたいことだけを聞いて、 目が覚めたときに気がついても、 ぶっ壊してやる。 破壊を創造する。 穴の空いた夢の中に、 隧道の記憶が混ざって、 穴の空いた夢の中は、 非現実的に振る舞うのです。 穴の空いた夢の中に、 隧道の記憶が混ざって、 穴の空いた夢の中で、 無意味に歩き続けるのです。 刀は折れ矢は尽きて、 もう何もできないとわかっているので、 祟られたくなければ、 神に触ろうとするのをやめてください。 その道を通る者は、 日に日に増えてゆくような気がしてならず、 此処に寄ってくるなと、 釘を刺しておいたはずなのですが、 不快な感覚を覚え、 先へ先へと進んでゆく。 見覚えのない記憶には、 依存性のある夢が見えるのです。 不快な感覚を覚え、 先へ先へと進んでゆく。 見覚えのない記憶には、 依存性のある夢が見えるのです。 言いたいことだけを言って、 聞きたいことだけを聞いて、 この世界が傾くのは、 全てあなたの所為です。 |