: 3395
: 76
暗闇の中、 声を掛けてみて、 真っ暗だったはずなのに、 強い光を感じたので、 思むろに触ったら、 デエタが浮いていた。 頭に思い浮かべ、 書き綴ってみて、 意味もなく色づけて、 沈着させました。 恣意的に描いた作品が、 ひとりでに動き出し、 心地良い音を響かせて、 跳び去って往きました。 新たに創る、 景色を眺めて、 空っぽだったはずなのに、 とても輝かしかったので、 目を閉じたその刹那、 データが消えていた。 溢れたそのデータが、 取り戻したくて、 腕を伸ばし触れると、 境界が暈けていた。 心地良い音を響かせて、 ひとりでに動き出し、 恣意的に描いた作品が、 破壊を創造する。 心地良い音を響かせて、 ひとりでに動き出し、 恣意的に描いた作品が、 ☐☐を☐☐する。 暗闇の外から、 見つめられていたのか。