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全て囈語の所為です。

夢囈行並序
全て囈語の所為です。 1442 嘗聞㝱寐之實俱靉靆 溘臨其境者曷以覾覟 泥誵譌之溷濁然竟招忿懫 行遐路之坎壈以覂駕爲止 覹覘巐壧之赮駮 儵覺余顏之黴黧 縱鬖髿以臻聉顡 猶不可攄其腷臆 憖遍蒔群蘤之芳藹得以餝菽藟 雖作黀蒸㸐盡乎魘夢矧略無悔 苟處卑位憑身之褊陿亦寤其道 便志薋鬱而沈菀而不㥨 昔聕夢中雴霫之瀺灂 未徂則焉知其聲惝怳 第懰舊地以竢歸安不負蘉 須知囒哰啽囈罔能致明朤 豃蒼穹以涉閶闔 淈彝理而好涫沸 憙易情愫而自損 攟稗莠以爲紲纝 衹可使嘈囐惉懘悲音聏爲合歡 儖儳鬔鬙豈亦可竊作卓躒倜儻 謇懼來者之螴蜳乃不以讋䜓逭 然惟可見蹇產壅而煩憺 怙恀譾能以傲物兮 忨愒終年而弗自省 旋爲絓結所纏繞兮 心誠悶瞀而神緯繣 擷虈芷以得㥥懌 髣髴朦朧中聞聲 其言曰 吾等終悉作飇風之颺塵而爢散 勸君莫悇憛蓋當知人生即夢幻 且放情凌霄之外以諼忘凡塵矣 以其皆乃囈語之所爲也 吾等終悉作飇風之颺塵而爢散 勸君莫悇憛蓋當知人生即夢幻 且放情凌霄之外以諼忘凡塵矣 以其皆乃囈語之所爲也
全て囈語の所為です。 857 呪われたこの身の行方、 厭わしい酴醿が綻ぶ、 腐った我執を潰し、 憎しみに焼け死なされている。 祝われた虚偽が打たれ、 今も見えぬ夢から覚めて、 不本意の言葉を濁し、 自意識過剰に迫っている。 無闇に去って首を括る。 全て囈語の所為でした。 遜らずに罵詈を浴びせ、 どうしようもない悪人が、 曲がった心が、 自棄を起こしてて、滓になる。 囚われた命の在り方、 優曇華を摘んで玩ぶ、 蟠りに操られ、 嘆かわしく魂を穢す。 救われた者が逃れ、 今に失せる罪人を捨て、 花は尚咲かない儘、 純潔な心を弔えぬ。 情に委ね、余燼を灯す。 汚い復讐の為に。 零落れてから世を憚って、 爛れた心の影、 幽暗に隠れてても、 無駄と知り、諦めた。 徒花に彩られてて、 流離う意味まで失う。 暗闇を騙る蛍の様に、 静寂の夜を乱す、 禍々しい声を放つ、 鴉は微笑んでいる。 盗人の昼寝と同じ、 邪な野心を暴く。 遮られた日差しの中身が、 妬ましい炎と化す、 人に忌まれるこの眼球、 又もや見えなくなる。 情に泥み、死灰が哮る。 全て囈語の所為でした。
若し塵世猶美しければ
全て囈語の所為です。 1754 浮かぶ徒雲に驚く程、 霞む天つ日舂きて、 匂ふ瓣下照る小徑、 冴ゆる月にぞ戀ひにける。 花散りぬれば、空曉けむとす。 屆かざる思ひ徒勞重ぬ。 逆風に嚮かひて去ぬる幾星霜、 軈て失はむ。 鴛鴦も 嘲笑ふ 囚はれし籠鳥の煢獨を。 絶ゆること無き五月雨の詩、 静かなる空に聞こゆ。 見上ぐれど、星憐ればず、 詠ずる挽歌殘るのみ。 若し塵世猶美しければ、 爾、此方へ歸り來むや。 憂ふれば、更に切なし。 宛ら囈語の所爲なり。 時雨るる毎に、濡つる袂。 獨言が豈通ぜめやも。 目を据ゑざれど、いと堪へ難し。 斜月、留まるを肯へにす。 月夜を見ずは、雲路戀はまし。 夢の夢こそ儚けれ。 相語らふ時もが、玉響も。 寢言響もさむ。 白鷺も 譏誚せり 蒙昧なる鴉の驕慢を。 濫觴の旋律奏でぬるに、 終焉迄囃すべし。 曲を極むるを須ゐず。 消えざる悲愁心堂を勞す。 縱令塵世猶美しけれど、 爾、此方を振り嚮くまじ。 饑ゑ凍ゆる心の龜裂、 宛ら囈語の所爲なり。 然ても勁き風かな、 今宵肌寒からむ。 遙けく傳ふ讚頌が、 耳にぞ朧に成りし。 山颪吹き始むるなれど、 辭焉んぞ帶ばむ。 寢覺むれば、復夢耽る。 痛きことのみ彌増さる。 振り放け見遣れば花無かりけり、 爾、より勝りて皎潔たり。 囀れど、意趣など爲さず。 宛ら囈語の所爲なり。
全て囈語の所為です。 662 あなたはあの窓の辺で、 零れ落ちる簷滴を数える。 瀝る雨粒の音は、 囁き掛けてきました。 あなたはあの窓の辺で、 沈む夕日を見詰める。 暮れ泥む空の果ては、 探しても見付からない、 櫺の外に彷徨う 黒い鳥が歌う。 何かを寿ごうと、 喙を開けるのです。 差し込んだ光は誰が為、 闇を祓い、あなたを包んで、 旅立つ前夜に贈る贐、 風となりて去り逝くのです。 其処に見える群星瞬く。 夢と現の狭間に酔う。 何れ幻滅を知るのでしょう。 全て囈語の所為です。 わたしはこの窓の辺で、 冴え渡る十五夜月を夢む 潔い筈の景色は、 不調和が生じるのでした。 わたしはこの窓の辺で、 妄言の糸を紡ぐ。 東施効顰の努力が、 吹き飛ぶのも定めでしょう。 櫺の中に微睡む 白い花綻ぶ。 雨に霑らぬように、 窓櫺を閉めるのです。 失った過去に想いを馳せ、 傘を閉じて雨に打たれて、 空に聞こえる止まない霹靂、 何も残さずに消えるのです。 現世の光彩に目が眩む。 意味を無くした夢が続く。 何れまやかしに気付くでしょう。 囈語口遊むのです。 輝いた涙は誰が為、 狗尾草、風に揺られて、 晴れない憂いを帯びた足枷、 清らかな水で濯ぐのです。 心悲しげにそっと微笑む、 偏に咲く花を見守る。 何れ夢幻から覚めるでしょう。 全て囈語の所為です。 絆された心は瘡痍だらけ、 外を見上げ、雲翳の上。 降り注ぐ霧雨濡れる褥、 横たわって目を瞑るのです。 空虚吟ずれば悲しみが増す。 解脱の境地へ導く。 何れ幻に還るでしょう。 全て囈語の所為です。
落ちずも有らなむ
全て囈語の所為です。 626 晩風が擾げば、夢ぞ醒めにける。 曉天に紛ふ繽繙見て、何をか思へる? 靉靆きたる雲を餝る 薄赤き碎片、 何處へ往なむ。俱に連れたる 風の行く方知らねど。 侘びしかりけり。春闌殘たり、 人知れずこそ明けぬれ。 馨攫はるれば、徒なる蝴蝶、 花を戀ひざりけり。 嘆けども時は待たず。 色褪するは、宿命ならむ。 如何で命の果つる迄、 絢爛たる花よ、落ちずも有らなむ。 鶯舌乾びなば、花時長からじ。 落花もいとをかしと言ふめれど、暮春ぞ文無き。 可惜清けき月愛でず、花舞ひ吹雪くらむ。 袖濡らしつつ、不圖申ししは、 醉ひの言ならなくに。 斯く移ろひて、萌ゆるを待てり。 徒らに身を盡くしき。 佐保姫を留むる 憂き世なりせば、 人は去らざらまし。 氣懷かしき春霞、 暮るる空に、出づる霽月。 夢も現も逢はぬなりけり。 宛ら囈語の所爲なり。 吹き頻きて風を激み、 身罷る前、唯咲き匂へ。 短き命は憂ふれども、 猶囈語を果無みつ。 縱しゑやし風の隨に、 地を覆へるは、花の氈褥。 飄はで長雨堪へける 零丁なる花よ、散らずも有らなむ。
全て囈語の所為です。 719 拙く飾られた如何様は、 平気を装っている、 見慣れてきた君のその笑顔は、 もう二度と思い出せず。 嘘を只管重ね続けて、 そして真実を恐れ、 破砕された空を仰ぎ見たら、 どうやら雨が降りそうです。 窶れた姿は見るに堪えず、 髑髏の花を咲かそう、 過ちの終焉が来るべき、 それは覗くべからざる。 感情を殺した生命達、 見苦しく袖に縋り、 あの日の言葉を反芻しても、 取り越し苦労だけでしょう。 潮騒が聞こえた、 喚いた雨と霰、 先が見えぬ卑怯者すら、 欲張りを控え。 翼々惟みる、 時間も盗まれる、 皮肉の果実を摘んで食い、 蘞味が無くなった。 鬱蒼とした森林の奥、 おっかなく燻る煙、 呼吸の方法も忘れ去って、 よもやここで終わるのか。 赤く錆びたあの空の下で、 調和の焔を燃やす、 合わさる影がまた儚く消ゆ、 一人が取り残される。 巻き起こされている塵と埃、 黄昏の空を焼いた、 何も成し遂げないで消えてゆく、 全て囈語の所為です。 狭められたこの距離を測り、 結局着き損ねていた、 意思を伝えることさえ能わず、 全て囈語の所為です。
全て囈語の所為です。 1632 美しい歌が聞こえた 暖かかった 水面が風に波打ち 優しそうだ 誰かが鈴を鳴らす 呼ぶ声が近付いてくる 朧気な月光の下で 約束を交わしました 君が助けを求むのなら 僕は直ぐ様出向きます 白く輝いたその姿を 永久に守ります 心地良い歌が聞こえた 天使の様だ 何だか声が薄れてゆく 錯覚なのか 落ち葉が水に靡き 軈て塵芥になろう 寝言の様なことを言おうと 何も変わらないのだろう いつもの様に手を繋いで 江の底へと沈みゆこう 明日はきっと明るくなり ぐっすりと眠りましょう 楽しいけれど惜しいんだよ もうお別れの時間です どうか悲しまないで下さい 僕は只 君の夢へ行った 泣きながら自分を非難し どうして約束に背くの 避けられる結末なのに 涙ぐんで眠り込んだ 寂しい僕は君と出逢った 幻の夢の中で もう一度君と一緒にと 惚けた僕は 囈語を吐いた 寂しい僕は君と出逢った 泡沫の夢の中で
全て囈語の所為です。 1958 つきも ほしも ない よるに きえかけの てんめつしんごう すたれた ふみきりを わたり はからず けいほうおんが なった わかりやすい ひょうしきは めを ふさいだ ぐしゃを あざむく だれもが きづかぬ うちに よぎしゃの きてきが きこえた きしむ おとが みみに ひびいてた ほのかに みえた せんこうの なか ろぼう なもなき はなは まっかに そまって ちっていった みちに まよう たびびとは ざくざくと じゃりを ふんで ゆく ひょうせきに つまづき ころんで こわく なり うごけなく なった けたたましく とどろいて みぢかに せまる きけんな もの みりょうされる ことも しらず きょむに とうすいして ねむった 「もし このまま はるが こられれば あしたは きっと はれる はず です」 うみの けしきを みたら しあわせに なれる よかんが した のいずが どんてんを つらぬいた はげしく きしった しゃりんの した いわの したたかな はな ぬかあめを あびて くるいざいた きしむ おとが みみを つんざいた まばゆく なった きらめきの なか しゅゆの かげろうが ごとく はなやかに さかせ きえていった きしむ おとが みみを つんざいた まばゆく なった きらめきの なか しゅゆの かげろうが ごとく はなやかに さかせ きえていった
空言 19
全て囈語の所為です。 312 いつかまた逢えると信じて、 私は旅立った。 一人になっても構わない、 進む先があるから。 無機質な夕方の、 街ふらついてく。 ぼやけた記憶を辿ろうとも、 余熱だけが残る。 風の溜め息 運んだ便り。 漂う茉莉花の匂いに、 現を抜かした。 茨生い茂る道でも、 乗り切れる気がした。 一人になんてさせないよと、 君が言ってくれたから。 真っ暗で険しい闇路、 肩並べて歩こう。 蹴躓いても凹まない、 君が傍に居るから。 夢に耽ったことに、 ふと気付いた時。 縺れた心を解しても、 頬に涙が伝う。 暮れ行く空の 歌を聞かせて。 夜さりの槐夢編みながら、 落寞と響いた。 心躍る物語の 続きを話そうよ。 天霧る霞に溺れたら、 悲しみが癒えるかな。 もう逢えないと知っていても、 振り返ることなく、 夢に浸っても悔やまない、 帰る場所がないから。 朧月出づる可惜夜、 行き泥む夜行列車。 窓越しに消える景色さえ、 思い出せなくなった。 果てしなく続く旅路に、 徒花散り急ぐ。 夢から醒めても夢の中、 訪れぬ朝を待とう。 「それじゃあ、いつかまた逢おうね。」 そっと別れ告げた。 未来のことなど知り得ない、 前向いて行けばいい。 尤もらしく理屈を捏ね、 空言繰り返す。 嘘か実かに意味がない、 夢でしか逢えないから。

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2024-12-18(ver.1470)

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