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全て歌詞の所為です。のロゴ 全て歌詞の所為です。

大きなその指先で、 綺麗にそれを一摘み、 泣きっ面を狙う蜂の如く、 全て砕けてく。 全身を奮い立てて、 閃光の絵空事始めたら、 飛んで火に入る夏の虫如く、 何処か香ばしく。 気持ちの下に、 野垂れ死ぬ。 全てわたしの所為です。 全ての企みが潰れて、 人の風穴を紡いだら、 重くのしかかる、 岩のメタファーも、 愛し、愛されるままで。 あなたに意味を立てることや、 負荷を掛けたイミテイトすらも、 独り歩いて、 川を流れる、 灯籠のように見えるのです。 大きなその指先で、 迷える子羊を連れて往く、 石橋の叩かれる恐怖も、 寧ろ心地良く。 大きなその指先が、 独り歩く愚者を虐めている、 井の中 海を知らぬ蛙が、 無い袖を振るの? 気持ちの上 凭れ掛かる、 全て彼の仕業です。 振り返った其の先は、 雑踏に踏み入れた足跡。 煙に巻かれ、 ルクスを誤魔化し、 泣いても戻ること無く。 彷徨いの末 道を断った、 陽気なミメシスの職人が、 呻き声あげて、 為す術を無くし、 ランタンで肢体を隠す。 全てを理解していても、 直ぐに動く程の能は無く、 気持ちに操られてく、 全てわたしの所為です。 気持ちの下に、 野垂れ死ぬ。 全てわたしの所為です。 穢れた口腔をくぐり抜けた、 毒が描き出すクレバスに、 頭から堕ちて、 全てを失う。 誰も望まぬ形で。 あなたに意味を立てることや、 負荷を掛けたイミテイトすらも、 独り歩いて、 川を流れる、 灯籠のように見えるのです。 火種は全てを焼き尽くし、 何もかもを黒く染めた。

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全てあなたの所為です。

2024-12-18(ver.1470)

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