全身を奮い立てて、 閃光の絵空事始めたら、 飛んで火に入る夏の虫如く、 何処か香ばしく。 気持ちの下に、 野垂れ死ぬ。 全てわたしの所為です。 全ての企みが潰れて、 人の風穴を紡いだら、 重くのしかかる、 岩のメタファーも、 愛し、愛されるままで。 大きなその指先が、 独り歩く愚者を虐めている、 井の中 海を知らぬ蛙が、 無い袖を振るの? 気持ちの上 凭れ掛かる、 全てわたしの所為です。 彷徨いの末 道を断った、 陽気なミメシスの職人が、 呻き声あげて、 為す術を無くし、 ランタンで肢体を隠す。 全てを理解していても、 直ぐに動く程の能は無く。 気持ちに操られてく、 ▇■■■■■▇▇■■。 気持ちの下に、 野垂れ死ぬ。 全て▇▇▇の所為です。 ▇■■▇■■▇■■、 ▇■▇▇■▇■■■、 ▇■■■■■■、 ▇■■■■■■■、 ▇■、▇■■■■■■。 火種は全てを焼き尽くし、 何もかもを黒く染めた。