界隈グローバルヘッダーの読み込み中...

全て歌詞の所為です。のロゴ 全て歌詞の所為です。

全て電波の所為です。

105
全て電波の所為です。 2570 夜の帳下ろし、 寄ると止まる灯火から、 寄る瓮の水のお目溢し、 鳴き響む音はいつの声。 今更に届いたが、 いささ小笹、歌沙汰、 夢更更探されず、 漣さざめく、その川原。 さはれ、鵲の橋さえ、 遮られた、浅茅の縄。 ささらおと鳥、 可惜夜先立ちて、 さらばえて、ささほうさ。 定定逆らう、 ささがねの蜘蛛の振る舞い。 明月地に堕ちて、 白日は度を失って、 白紙の波止場、凪ぎ渡り、 生は奇なり、浮烏。 白波の夜夜を、 知らないと旅夢の余流。 星合をまほしがれば、 雨夜の星も雨宿り。 哀れ、洗われ、雲を当て、 曇霞、掠め愁う。 曇夜、 知られで下延したため、 水下経、 白魚の篝も、 霞まずに星迎えを、 心待ち。 淡島、敷島も、 終いには逆しまの星回りで、 あからしまかぜの節回しは、 あなたに向けて。 十四年の夜を越えて、 全て電波の所為です。
⛩⛩ 71
全て電波の所為です。 2149 竹の春は風の日より、 待宵も待つ、天つ少女。 天つ罪、包み隠せど、 摘み、積もる芹。 罪有りて配所の月を、 見つめた継ぎ接ぎの月日は、 あなたとならば雨夜の月も、 天満月のよう。 鵲の鏡の咎も、 日日並べて虧けたから。 月草の仮偽は掻き消えて、 移る現の夢。 突き崩せぬ潮汐の鍵は、 移ろわぬ虚。 月の桂は木染月の、 日陰の蔓から、 積み重なる朝夕の限り、 尽きず見えますか。 十返花は反らばに、 端から白浜波に消え、 隻影の千代待つの木へ、 無常鳥の声。 非時香菓さえ、 形許りの常しえなら、 吹き頻くような苦悩の身は何故、 未だ立ち別れを、 怖れるか。 己が故か。 橘鳥は鳴いた。 遠廻しに物語は、 余所がましく騙し、 烏滸がましい物笑いだけは、 もう終わらないで。 柳因の巡る無人の地、 初に、海に芽吹き、 無韻の詩の兎が伝えた、 拙い追憶。 梢そよがす風、数えて、 枷言葉。 濡ぬ雨から逆水。 全て電波の所為です。 唐棣花色は冴えを捧げて、 跳ねず恋いる兎。 阿摩羅も余さずあからめさす、 贖いの蛙楽。 足掻に吾が花を挿すなら、 ささはなさ月には、 茜さす朝に諍う夜が、 雨障を止む。 結わく憂惑、芙蓉の烟、 百万里外の心。 月夜、見おこせ給へ。
ベータ 146
合作 2753 ノートに書き記した、 光を透かした。 生ずるバス停は曖昧で、 消えゆく信号と綯い交ぜに。 果てにあるべき時計と、 教科書は迷子。 留守番をしていた丑三つ時、 瞼を閉じてみたけど。 扉は開かず、 鳴かず飛ばずの烏。 静寂の空に飛び込んで、 目を開けたら消えていた。 外套は歪んでいるけど、 私はベータですか? 泣いていたのは誰ですか、 全て電波の所為です。 掬ばれた水の上、 未来を溶かした。 想像が阻害する靴の中、 見えない形代は誂えに。 化けたまま辟易した、 走馬灯の中。 待ち惚けしていた逢魔が時、 月に手を伸ばしたけど、 猿は溺れる、 矯めつ眇めつ眺める。 軋む深更切り裂いて、 目を開けたら泣いていた。 街灯は歪んでいるけど、 あなたはベータですか? 泣いていたのは何故ですか、 全て宵闇の所為です。 嵩んだ筆箱と、 意味のない標識。 浅慮だけがいない街と、 多々ある排気口。 逃げ出した定規は、 渙然氷釈の定めでしょうか? 外套は歪んでいるけど、 私はベータですか? 泣いていたのは誰ですか、 全て電波の所為です。 街灯は歪んでいるけど、 あなたはベータですか? 泣いていたのは何故ですか、 全て宵闇の所為です。 何時か忘れて仕舞うのでしょう。
18
全て電波の所為です。 380 嘶く影の様に、 模る街、 憚る日々。 宛ら未だ陶酔する、 歴と阻む零雨。 偶像と為りし者、 醜い亡き者は跋扈し。 誑かすのは、 日陰者と、 恙無い傍観者。 綻ぶ鳥居は然も、 淘汰された、 ただ凋落の一途。 赫灼たる明光は消え、 全てが終わりました。 囁く声の様に、 擬う齟齬、 叢がる意図。 宛も未だ狼狽する、 目下に潜む隘路。 傀儡と為りし者、 虚実に踊らされ安堵す。 邂逅するは、 欺瞞に満ちた、 揺るがない共犯者。 轟く吐息は然も、 謳歌された、 ただ凋落の一途。 赫灼たる月光は消え、 全てが終わりました。 綻ぶ鳥居は然も、 淘汰された、 ただ凋落の一途。 赫灼たる明光は消え、 全てが終わりました。
蠑・逕 30
全て電波の所為です。 630 或る烏夜の玉響。 延いて、 春霞に問うた。
ハルシオン 31
全て電波の所為です。 544 有り触れた話をしようか、 夜空の星に願いを響く声。 目を逸らさずにただ見つめて、 雨の音だけが聞こえる。 擦れ違う言葉は溶けてゆく、 ただ気紛れで、 でも緩やかに。 透き通った世界の中で、 揺れている記憶に呑まれてゆく。 有り触れぬ話もしようか、 暗い夜空に浮かぶ星。 目を逸らさずにただ見つめて、 風の音だけが聞こえた。 擦れ違う視線は堕ちてゆく、 ただ気紛れで、 でも緩やかに。 瞼の奥に残るような、 夜に呑まれる迄は。 ゆらゆら、 影は消えて。 紛い物の憂いと成る。 それなら、 意味は消えて、 不釣り合いに、 全てが終わったの。

トップ

新規登録

検索

歌詞生成

宣伝

スペシャル

お問い合わせ

設定

全てあなたの所為です。

2024-12-18(ver.1470)

界隈グローバルヘッダーの読み込み中...