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全て眼の所為です。

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全て眼の所為です。 179 インスト曲
ΘΘ [short] 8
全て眼の所為です。 100 臆説が體を駆ける、 
「拗けたあなたから逃げませう」と、
 街灯が私を光らす。
 いつも該当は非ず。
 「惰性で生きてきた從さ、
 濫觴も解らないのでせう?」と、 
恍惚とした此の性も、
 宥めてくれなかった。 
流れない。
 愈〱ですね。
 木偶人は謡ってた。

Θ 24
全て眼の所為です。 380 携帯ゲームを落とす程、 揺れた地面は割れた。 海に沈んでいってしまい、 かえれなくなりました。 浮かぶ標識と電線が、 体に纏わり付き、 身動きが取れなかった。 海に沈んでしまった。 鴉も鳴き止む程の眺め、 蒼に染まった世界。 こんな世界など見たくは無い。 潤って弾けました。 眼に映った黑いモノ、 とても、とても大きく。 逃げる事さえ出来なかった。 こわくてなみだがでた。 化け物の様な見た目をし、 目が光っていたので、 やむ終えず逃げてみたら、 捕まってしまいました。 鴉も鳴き止む程の眺め、 蒼に染まった世界。 こんな世界など見たくは無い。 全て眼の所為です。 鴉も鳴き止む程の眺め、 蒼に染まった世界。 こんな世界など見たくは無い。 全て██の所為です。
ΘΘ 25
全て眼の所為です。 371 臆説が體を駆ける、 「拗けたあなたから逃げませう」と、 街灯が私を光らす。 いつも該当は非ず。 「惰性で生きてきた從さ、 濫觴も解らないのでせう?」と、 恍惚とした此の性も、 宥めてくれなかった。 流れない。 愈〱ですね。 木偶人は謡ってた。 縦読みの文字列も不可解で、 少〱暮れ惑っていた。 身鴉が泣き病む頃には、 手遅れだと知ったが。 詰り其れは儚く散ってゆく。 命あるモノだったが、 そんなモノはもう在りません! 残念な命だね! 眼が私を見つめる。 「泥んだ私を見ないでよ!」と、 之から先如何しやふか。 殻は語り掛けてる。 「数は未だ謎が深く、 記憶も蔑んだのでせう?」と、 嘔吐く私を見つめてる。 肴は干乾びてた。 使えない、 手鏡はもう、 夜を嘆き悲しんだ。 縦読みの文字列も不可解で、 少し暮れ惑っていた。 身鴉が泣き病む頃には、 手遅れだと知ったが。 詰り其れは儚く散ってゆく。 命あるものだったが、 そんなモノはもう在りません! 心が痛いけどさ! あなたに会いたくなかった。 此の眼さえ無ければ...! 全て眼の所為です。 縦読みの文字列も不可解で、 少し暮れ惑っていた。 身鴉が泣き病む頃には、 手遅れだと知ったが。 詰り其れは儚く散ってゆく。 命あるものだったが、 そんなモノはもう在りません! 心が痛いけどさ! 「此の世は狂っている。」と言う者や、 全てを狂わせた者もゐるが、 眼が私を狂わせた。 全て眼の所為だ...! 消えていた筈の教祖は、 飛び散って砕けて仕舞っていた。 あれは何の所為だろう?
氷雪 34
全て眼の所為です。 557 癒えぬ踏切、 繋がって腐ってゆく、 言えぬ足跡、 群がって藻掻いている。 不気味な此の世界で、 生きて、吐いて、捨て、 誰がその場所を見るのかな。 思惑は外れ崩れ、 触れた途端泣き叫ぶ。 凍り付く此の世界は、 終わりですね… 絶えぬ魅力に、 不信感募らせて、 話しかけても、 何も返事は無くて。 雪が降り積もってく、 埋まる此の世界、 理不尽に消えて終うから。 「離れ離れは嫌だな。」 独り言を呟いた。 枯れ果てた此の眼で、 見えたモノは、 かなり歪な世界で、 風すらも吹けぬ儘で、 絶望色に染まったあの温もりは、 雪に溶かされてしまう。 初めから愛情など、 消えて終う運命と知った。 凍りつく。
スードニム 13
全て眼の所為です。 256 混ぜた筈の霰雪はまだ、 溶けることなど無く、 眼に映った黑いモノは、 捻じ回され死んで逝く。 「誰かを卑下した様な言葉、」 「届いてますか?」 「解りましたか?」 愛情なんて脆く壊れる。 噂󠄂でした。 その無数の細雪はただ、 降り積もり凍らせる。 姦佞邪智のあなたたちは、 濁っていた様でした。 「誰かを卑下した様な言葉、」 「届いてますよ。」 「解りましたよ。」 善悪の判断も付かずに、 よく生きたね。 匿名の刃物は喉を、 激しく刺し込んで來る。 「冗談半分の遊戯」が、 人を殺した。 匿名の刃物は喉を、 激しく刺し込んで來る。 「冗談半分の遊戯」が、 人を殺した。
繋がった手を解いたのなら 18
全て眼の所為です。 192 いっしょに歌った。 たのしく歌った。 惨めに枯れるは、 見得ぬ眼。 小屋で二人、 楽しくって、 時間さへも忘れて。 離れ離れ、 成らぬ様に。 堅く手を結んで進もうよ。 手探りをして、 穴繰り知って、 見えた大事な光。 繋がった手を解いたのなら、 お先は真っ暗で。 消えたランタンを、 また灯している。 桔梗色に染まる、 二人の夜。 おいかけっこ むちゅうになり たのしくてたまらなくて 我に返り、 気付いた時、 君の姿は何処にも無くて。 手探りをして、 穴繰り知って、 見えた大事な光。 繋がった手を解いたのなら、 お先は真っ暗で。 君は何処に居るの? 返事をしてくれよ。 何も音はせずに。 ただ静かな夜を過ごしている。 君は居なくて。 光は消えて。 黒く染まった夜で。 全てが闇に飲み込まれてた。 全て眼の所為で。 手探りをして、 穴繰り知って、 見えた大事な光。 繋がった手を解いたからさ、 お先は真っ暗だ。 ひとりで歌った。 むなしく歌った。 惨めに怨むは、 見得ぬ眼。
ΘΘΘ
全て眼の所為です。 切り落とされた其の両の手で、 あなたの手は掴めず。 柔らかな愛情は未だに、 嘘を自覚は出来ず。 切り落とされた其の両の手で、 温度を感じは出来ず、 不安に付き纏われた様に、 狂い始めてゆくのです。 凍り付く此世。 冷たさを感じ、 あなたの想い出、 何時しか、 戻りは出来ぬ儘。 不快な音聞こえ、 短慮な烏は来ないままで、 解けないで! 白い糸! 今沈んだ。 全て眼の所為です。 刳り貫けず居た両の眼は、 悲惨な終わりを見て。 気が遠くなる程の景色は、 屍を踏み躙る。 刳り貫けず居た両の眼は、 惨い自分を映して、 空の愛情なんて言葉は、 僕らを表してる様で。 取り繕えずに、 屍の上を、 歪な顔をし、 不意を突かれ、 崩れ落ちてく。 故に戻した、 吐瀉物すら愛おしく思う。 中身の無い言葉は、 陰気な歌を、 口遊むだけ。 不快な音聞こえ、 短慮な烏は来ないままで、 解けないで! 白い糸! 腐りゆく拙い言葉、 飲み下したのか。
答/問
全て眼の所為です。 宵闇へ誘い込む様な音、 地吹雪を融かす為に手を遣った。 惨状を、見得ぬ様に眼を、 抉らされ、血液すら見えない。 白い糸は解け、 剝かれてた瓣、 芳しい匂いはせども、 眼の所為で見えず。 愛情すらも、 此の血で融け、 「離れ離れは嫌だ。」 叫ぶ姿も見得ないままで。 ずっと一緒に居たかった。 問い質す声が聞こえ、悲惨で。 癒せずに死んで逝くのは嫌だから。 氷雪はあなたの声、凍らせ。 悶えてる姿さへも見得ない。 焔が燃え滾る。 青白く染まる世。 鴉すら鳴き病んでいた。 瞳はもう無くてさ。 啄まれて、 離れ離れ。 不意を突かれても尚、 生きているのは何故なのだろう。 ずっと一緒が痛かった。 待ち侘びた世界も、 眼が無くて見得ず。 匿名の刃物は喉を、 激しく刺し込んだ。 愛情すらも、 此の血で融け、 「離れ離れは嫌だ。」 叫ぶ姿も見得ないままで。 啄まれて、 離れ離れ。 不意を突かれても尚、 生きているのは何故なのだろう。 ずっと一緒で居れず儘。
Θ[short] 9
全て眼の所為です。 139 浮かぶ標識と電線が、
 体に纏わり付き、 
身動きが取れなかった。 
海に沈んでしまった。

 烏も鳴き止む程の眺め、
 蒼に染まった世界。 
こんな世界など見たくは無い。 
潤って弾けました。
 
化け物の様な見た目をし、 
目が光っていたので、
 やむ終えず逃げてみたら、
 捕まってしまいました。

 烏も鳴き止む程の眺め、 
蒼に染まった世界。
 こんな世界など見たくは無い。
 全て眼の所為です。


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2024-12-18(ver.1470)

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