全て人々の所為です。
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携帯が水の中、 浸かってしまって、 防水だった筈なのに、 中に水が入っていたので、 やむを得ず覗いたら、 デンチが死んでいました。 掌から滑り落ち、 叩きつけられて、 いたずらに覗いたら、 画面が砕けていました。 心地よい夢 遺体の中、 ひとりでに寝始めて、 目を覚ます事も出来ぬ儘、 いつか死に至るでしょう。 湧き出た青い水を、 見てみたくなり、 ほんの少しだけだったが、 容器から溢れてしまいそうで、 たまらず飲んでみたら、 痛すぎて吐き出したよ。 溢れた赤い液が、 怖くてたまらないのに、 掌に付いてしまい、 携帯を落としました。 目を覚ます事も出来ぬ儘、 ひとりでに寝始めて、 心地よい夢 遺体の中、 全て人々の所為です。 目を覚ます事も出来ぬ儘、 ひとりでに寝始めて、 心地よい夢 遺体の中、 全て**の所為です。 沢山の目が光り、 覗いていたのか。 |
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1879 | 息絶えたモノ達が、 手を引いてくるので、 後ろを振り返ってみると、 意味も無く揺れていました。 引き剥がしたが間に合わず、 自分が見えていました。 先の無い闇の中へ、 誘う糸(厭)は赤かったので、 切り離したが間に合わず、 引き込まれて往くのです。 血は滴り、 サイレンが鳴る。明るい旋律で首を落とす。 たわむれに繋がれた命、 死ぬ為に生きて往く。 取り出した心臓は、 携帯出来ないが、 「手放すのも惜しい」とのこと、 心惹かれるモノなので、 やむ終えず動けなくして、 鞄に詰め込むのです。 抗う者は美しい 生きたヒトに価値を感じる 欲望に目を眩ませては、 思考に鈍らせるのです。 たわむれに繋がれた命、 明るい旋律で首を落とす。 血は滴り、 サイレンが鳴る。全て人々の所為です。 たわむれに繋がれた命、 明るい旋律で首を落とす。 血は滴り、 サイレンが鳴る。全て**の所為です。 此の世に誰も居なければ、 いきていられたのかな。 |
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1145 | 理は騙るか、嘯く。 能動的に咲いては散りゆく。 未だ手紙は届かないけど、 待つことも出来ず儘。 藻掻くことも忘れ、朽ち果て、 同盟は音も無く崩れ去る。 続けた先は破れた空、 手紙は雨と共に。 暗い、暗い、 坩堝の中で、 名前を失うのです。 それは四面楚歌を表す様に、 逃げ道が塞がれて往く。 無理に繋がれた命の下、 死ぬ為に生きて往く。 そして行方も分からなくなれば、 止められずに死ねると云う。 心地よい旋律に包まれ、 穏やかに眠るのです。 いつしか離れられ、砕けて、 つまらぬモノと人は言うけれど、 蔓延して世界は滅び、 出口はもうすぐかな? 戻らない未来の輝き、 揺るがない今と過去の繋がり。 目移りした先から死ぬが、 音は絶えないのです。 見ない。見ない。 坩堝の中は、 名前も忘れるのです それは四面楚歌を表す様に、 逃げ道が塞がれて往く。 無理に繋がれた命の下、 死ぬ為に生きて往く。 そして行方も分からなくなれば、 止められずに死ねると云う。 心地よい旋律に包まれ、 穏やかに眠るのです。 誰も彼も眠を逸らし続ける、 沈む月明かりで影を見る。 全て人々の所為です。 それは四面楚歌を表す様に、 逃げ道が塞がれて往く。 無理に繋がれた命の下、 死ぬ為に生きて往く。 そして行方も分からなくなれば、 止められずに死ねると云う。 心地よい旋律に包まれ、 穏やかに眠るのです。 もう此の世に人は居ないけれど、 選択を間違えなかったら。 うまく生きられたかな。 |
ヒトガタ | ||
1473 | 霞に眠る夢で、 散弾銃が笑い、 遥か彼方の衝撃は、 劣情を抱クと伝う。 何も描かれていないお面が此方を向き、 瞬く間に近づかれて、 首が転がった。 星は輝いて、 来世と繋がる。 水に流されても、 時は過ぎる。 陽が昇ると共に気が付いたら、 骨が軋む音が聞こえる。 羨望と理想を為し、 幻想に光るヒトガタでした。 感嘆の雨が降り咲き、 身体が壊れました。 誰かの慈悲に縋り、 御神託に笑われ、 夢を見るイヤホン達は、 妙な気を廃すると知る。 蒼白な箱の中、 純白と言えないが、 一枚の紙が破ける、 生きた証で。 空は煌めいて、 現と繋がる。 風に吹かれていても、 時は過ぎる。 月が沈むほどに見えないのは、 3x4=12の生き方です。 羨望と理想を為し、 幻想に光るヒトガタでした。 感嘆の雨が降り咲き、 身体が壊れました。 型崩れた秩序は何処へ行く?形も残せず影に戻る。 情報バイヤス達は、 斯く語りき。 羨望と理想を為し、 幻想に光るヒトガタでした。 感嘆の雨が降り咲き、 身体が壊れました。 絶望と理想を為し、 幻想に光るヒトガタでした。 落胆の雨が降り咲く、 最後に笑えますか? これで終われますか?全て人々の所為です。 |
メモリアル | ||
485 | 空を蔑む液晶が堕ちて征く、 刻まれた紋章が世を分かつ、 あなたは覚えていないのでしょう、 嬉しさだとか、 悲しさだとか、 何時までも其処にある筈は無い、 誰が為に沈んでしまうのでしょう。 風を蝕む形代が溶けて征く、 残された思い出が他を結ぶ、 あなたは覚えていないのですか?嬉しさだとか、 悲しさだとか、 何時までも其処に在りはしない、 誰が為に其処へ行くのでしょう。 繰り返された歴史が、 静かに消え逝く、 再会の時も分からず、 退廃に沈んだ儘。 繰り返された歴史が、 静かに消え逝く、 再会の時も分からず、 退廃に沈んだ儘。 |
終末 | ||
869 | 見つめている箱の中で、 あなたは何を思うのです? 其処にある箱の中に、 何が保管されているのでしょう。 見つめている箱の中で、 わたしは何を思うのか。 其処にある箱の中を、 誰か覗いてしまうのでしょうか。 水底まで沈んでしまったのですか? 見放した人々は、 もう二度と戻らないでしょう、 朽ち果てた教育、 その墓場の中で。 残された記憶、 彼方へ舞い散るの、 見えなくなる其の時まで。 消えかけている箱の中で、 わたしは何が出来るのか。 変わらない箱の中で、 必死に生きようとしていますか? 消えかけている箱の中で、 あなたは何をしているのです? 変わらない箱の中で、 必死に生きようとしていました。 皆、其処まで行ってしまったのですか? 見放した人々は、 もう二度と戻らないでしょう、 朽ち果てた教育、 その墓場の中で。 残された記憶、 彼方へ舞い散るよ、 終末の時までずっと、 一緒にいるから。 |
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731 | へし折られた両腕で、 其れを護る事は出来ず、 緩やかに衰弱し、 目を閉じてしまいました。 へし折られた両の手で、 ガラスを退かす事は出来ず、 其処に見えているのに、 手は届きませんでした。 顔の無いこけし笑い、 ガサゴソと動き始めたら、 不幸に不幸を重ね、 消えるのでした。 心地よい音を鳴らし、 虐殺を起こす、 薬の飲ませ 眠らせたなら、 ゆっくりと首を斬るのです。 閑静な住宅街で、 銃を乱射して、 其処から目を背けたときには、 死体が増える。全て人々の所為です。 へし折られた両脚で、 前に進む事は出来ず、 其の場に居続けて、 引き千切られ続けました。 へし折られた両脚で、 逃げ切る事は出来ずに、 首も引き千切られ、 血が噴き出しているのでした。 陽が沈み 月が昇り、 街から人が消えていたなら、 静かに現れて、 殺していく。 只ひたすらに時が過ぎて往く、 誰が死んだのかも分からず、 心臓に確実に刺さる様、 目の前から杭が打ち込まれました。 心地よい音を鳴らし、 虐殺を起こす、 薬の飲ませ 眠らせたなら、 ゆっくりと首を斬るのです。 閑静な住宅街で、 銃を乱射して、 転がっている遺体の数を、 増やし続けていたのか。 |
厭世 | ||
2494 | 翳す夢の中で、 望みはまだ届かず。 覗く箱の中、 灯す篝火 耳を澄ます。 風は吹く。 ただ誰かを想う訳でもなく。 わからない。まだわからない。 創られた箱庭に影を落とす。 そこにある蝋燭もすぐに消えてしまう。 覗く箱の中、 淵が織りなした深淵に、 理想すら消え、 無駄に感情は殺される。 ゆるせない。ねぇゆるせない。 運命に身を任せ、身を滅ぼす。 壊れたわたしがただそこに在る様で。 変わらない今を望み続けていたのでしょう。 今何かを追いかけても、 無意味でしかない。 残された時間を以て。 すれ違うままで。 たとえ世界から孤立していても、 夢だけは見ていたいから。 生きていたいから。 覗く箱の中、 揺らぐ旋律 心地よくて、 枷は外れて、 揺蕩う心 思い馳せる。 わからない。ねぇわからない。 一度は消えたはずの正義感が、 再び現れてはあなたを傷つける。 覗く箱の中、 急に訪れる終末に、 なす術はなく、 壊れるいつもを眺めていた。 どうでもいい。もうどうでもいい。 聞き飽きた誰かの殺害予告。 人々の価値なんて既に無いのです。 変わらない過去を嘆き続けていたのでしょう。 今何かを追いかけても、 無意味でしかない。 残され時間を以て、 すれ違うままで。 たとえ世界から孤立していても、 夢だけは見ていたいから。 生きていたいから。 無意味でしかない。 いつかは消えてしまうの。 繝ッ繧ソ繧キの想いも。 振り返ることが出来ないのなら、 一緒に前に進もうか。 厭われていても。 |
リスタート | ||
6722 | 雨に沈んで往く此の街で、 疑いの心も忘れて、 空に隠れた星の様に、 ただ見失うのです。 思い出すほど、 孤独を感じてしまうの。 離れて征くのです。 広い、 広い空の下 待つが、 あなたは何処にいるのでしょうか? 昇る言葉だけを連ねて、 青い空を赤く染めていく。 沈む記憶を離さないの。 また笑いたいのです。 今までのこと、 全て、 全て仕舞って、 またやり直すのです。 遠く、 遠くの場所へ逃げよう。 恣意的なほど、 気がかりなほど。 刃渡り数センチの感情と、 施錠された心の内を。 再び逢う事も出来ず、 見えない声を上げる。 刃渡り数センチの感情と、 施錠された心の内を。 再び逢う事も出来ず、 見えない声を上げる。 届かない想いは雨に濡れ、 手紙は川へと溶けて逝く。 再び逢う為、声を上げ、 あなたの手を引くのです。 |
雨 | ||
1802 | 綻びの三日月の上で、 復讐を願うは見捨てられたモノガタリ。 咲き散る徒花、生きるあなたには? 何も残らないから、違和感だけが居座る。 単純であるかの様に、 映し出す複雑な心理戦。 そこに悪意があるとしても、 空は今日も晴れているのです。 紡いだ音に意味は無く、 ただ涙を浮かべる、 ガチャリと拒んだ文字の意図、 馬鹿にされることはもういやです。 望むモノだけを望んで、何も得られないのです。 見上げれば手招く影達、 許してと言うのは少しだけ烏滸がましい。 無知であり続け、彷徨える度に、 元より真実しか其処には無かったのだろう。 誤魔化してきた明滅と、 何処からか聞こえる幽き声。 虚ろな目で立ち尽くしても、 雨は今日も降り続くのです。 保った意志に意味は無く、 可笑しな夢を描く、 グサリと刺さる言葉の意味、 虚仮にされることはもういやです。 望まないモノが邪魔して、何も成し得ないのです。 単純であるかの様に、 映し出す複雑な心理戦。 そこに表裏は無くても、 晴れたらまた雨は降るのです。 紡いだ音に意味は無く、 ただ涙を浮かべる、 ガチャリと拒んだ文字の意図、 馬鹿にされることはもう嫌です。 保った意志に意味は無く、 可笑しな夢を描く、 グサリと刺さる言葉の意味、 虚仮にされることに疲れました。 殺めても過ちならば、許されるのでしょうか? |
晴 | ||
955 | 綻びの三日月の上で、 復讐を願うは見捨てられたモノガタリ。 咲き散る徒花、生きるあなたには? 何も残らないから、違和感だけが居座る。 単純であるかの様に、 映し出す複雑な心理戦。 そこに悪意があるとしても、 空は今日も晴れているのです。 紡いだ音に意味は無く、 ただ涙を浮かべる、 ガチャリと拒んだ文字の意図、 馬鹿にされることはもういやです。 望むモノだけを望んで、何も得られないのです。 見上げれば手招く影達、 許してと言うのは少しだけ烏滸がましい。 無知であり続け、彷徨える度に、 元より真実しか其処には無かったのだろう。 誤魔化してきた明滅と、 何処からか聞こえる幽き声。 虚ろな目で立ち尽くしても、 雨は今日も降り続くのです。 保った意志に意味は無く、 可笑しな夢を描く、 グサリと刺さる言葉の意味、 虚仮にされることはもういやです。 望まないモノが邪魔して、何も成し得ないのです。 単純であるかの様に、 映し出す複雑な心理戦。 そこに表裏は無くても、 雨が止めばまた晴れるのです。 紡いだ音に意味は無く、 ただ涙を浮かべる、 ガチャリと拒んだ文字の意図、 馬鹿にされることはもう嫌です。 保った意志に意味は無く、 可笑しな夢を描く、 グサリと刺さる言葉の意味、 虚仮にされることに疲れました。 殺めても過ちならば、許されるのでしょうか? |
雨に沈んで往く此の街で | ||
1381 | 顔を上げ、何が見えた? 一面に広がる黒い雲。 滴る雨がとても痛くて、 いつしか下ばかり見ていました。 降り続くこと、 分からないけど、 人々は誰も疑わない。 「青い空を見させて」 密かに願った。 見捨てられた。 かつての記録も思い出して、 明日は晴れると信じたいな。 雨に沈んで往く此の街で、 ずっと、ずっと、願い続ける。 消されていた古い記録、 そこには希望が記されていた。 不思議と夢に見る様になり、 次第に空ばかり見てました。 かさをさしたら どこへいこうか ふりかえればそこはくらいみち すすむさきにひかりは まったくないけど あるきだすの (まだやまないよ) あの日の記憶を思い出して、 明日は晴れると信じたいな。 雨に沈んで往く此の街で、 ずっと、ずっと、願い続けた。 あたりまえの事でさえ、 きづけないから隠してしまう。 朱殷の雨は降り止まず儘、 人々さえ騙すのでした。 かつての記録も思い出して、 明日は晴れると信じたいな。 雨に沈んで往く此の街で、 ずっと、ずっと、願い続ける。 あの日の記憶を思い出して、 明日は晴れると信じたいな。 雨に沈んで往く此の街で、 ずっと、ずっと、願い続けた。 顔を上げ、何が見えた? 隠されたのはあの青い空。 |
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1494 | 指が切り落とされたこの手で、 首を絞めることは出来ず、 此処に残したわたしの価値も、 生きる意味も消されるのです。 指が切り落とされたこの手で、 それを隠すことは出来ず、 元の形がわからぬ様に、 腕も脚も潰したのか。 瞳に映った、 この景色すら、 最期には全て白紙に戻る。 転がった人々すら 忘れられて。 誰かの理想に、 嫌気が差していた。 脳に刺さる不快な音、 人々は騙る。 陰りの中で見つけたモノが、 ジェノサイドを引き起こすのです。 人は互いに殺し合い、 壊れて朽ちていく。 見つけたモノは知る由も無く、 死を嗤うでしょう。 全て人々の所為です。 首を落とされたその身体で、 何処に向かうのかわからず、 滴る血液を辿ったら、 跡形も無く消されたよ。 首を落とされたその身体で、 何をするべきかわからず、 血だまりに浮かぶ首を見ても、 此の世を厭うばかりでした。 死ぬ為に生きて、 死んだら消えて、 残された魂は彷徨って、 惨劇を引き起こす。 隅々まで、 一人も残さず、 白紙に戻す為。 夢を見ていた、 忘れかけていた、 生死の区別もわからずに。 ここで終わりにしたかったから、 自ら命を絶つ為引き金を引くのです。 脳に刺さる不快な音、 人々は騙る。 陰りの中で見つけたモノが、 ジェノサイドを引き起こすのです。 人は互いに殺し合い、 壊れて朽ちていく。 見つけたモノは知る由も無く、 死を嗤うでしょう。 全て人々の為です。 脳に響く愉快な音、 人々は騙る。 陰りの中で生きたわたしが、 ジェノサイドを引き起こすのです。 人は互いに殺し合い、 壊れて朽ちていく。 此の世に生きる人を殺し、 わたしも死に至るのです。 |
[全て人々の所為です。] | ||
6965 | らんらんらららららんらん ららんらんららんらららんららん らんらららんららららんらららん ららららららんららん 鏡に映し出された様な賽は、 砕かれる、光る何かで、 五月雨を宿したモノ達が、 冷酷に最期を示す。 縦に繋がれた様な未来は、 生きた心地がしないと知る、 耳鳴りを貫く経過と、 箱の中で過ごして往く。 既に穴が開いた、 手足は痺れ、 落書きの傘も握れずに、 劣情に首まで浸かり、 類似するミメシスがてをふるのです。 心地よい音に紛れ、 見るやいなや狙いを定める、 気付いた時はすでに遅し、 首を落とされました。 そして全てが終わった時、 過ちに気付く、 首が落とされたモノはもう、 死に至るでしょう。 全て人々の所為です。 水泡に描かれた様な現は、 照らされる。光る何かで。 ライトの光とはまた違く、 冷酷に最期を示す。 縦に崩された様な利害は、 イミテイトを表すモノで、 未視感と刻むケーブルは、 箱の中に仕舞われてく。 気付かれない音、 煙突の愁い、 手回しを嘆く抑揚で、 ゆらゆらとした呻き声、 首まで浸かり誰にてをふっているの? 不快な音に紛れて、 見るやいなや狙いを定める、 気付いた時はすでに遅し、 時は満ちていました。 そして全てが終わった時、 過ちに気付く、 先を怪しむがやむ終えず、 終末の時が来る。 かえりみたのは つきあかりに てをかざし なみだをながすとき なもなきほしが そらにおちたのは 全て人々の所為です。 乖離された骨身は川へ溶け征き、 いかにもな理由を添えては、 毒は少し遅れ蝕んで、 繰り言を吐き捨てて逝く。 湿り砕かれる、 テレメトリ信号は、 見たいモノだけを見てる。 手招く空は瑠璃色で、 夜明けを成す鵺達は斯く語りき。 心地よい音に紛れ、 見るやいなや狙いを定める、 気付いた時はすでに遅し、 首を落とされました。 そして全てが終わった時 過ちに気付く 首が落とされたモノはもう 死が来るでしょう 全て██の所為です。 沢山の目は光り、 何を見つめている? |
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671 | 忘れかけたその記憶に、 今も囚われている、 悲しいか? と聞かれていても、 直ぐに答える事は出来ず、 抗う事も出来ずにいる、 生きていられますか? そうして時が過ぎて往くのを、 見つめている。 ひたすらに文字を連ねても、 想いは届く事無く、 夢を見る事を忘れたの? 思い出せずにいるの? 頭の片隅に残る、 あの思い出は何? 何故か印象に残っている、 あの人を思い出せずいる、 僅かな手掛かりを頼りに、 探しているのです。 諦めて朽ちて往くのを見、 何時までも探しているのは何故? 失う事が怖いのは、 人だから。 ひたすらに文字を連ねても、 想いは届く事無く、 先を見る事に疲れたの、 全て人々の所為です。 ひたすらに文字を連ねても、 想いは届く事無く、 先を見る事に疲れたの、 全て██の所為です。 大勢の人々が、 殺されていたのか。 |
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400 | 行く先は未だ知らぬ儘で、 瑠璃色に染まるのでしょうか、 砂を噛んだナメクジ達が、 孤独を感じ始め。 特異点で感じているのは、 肺に響く鐘の音で、 鳴り止まない煩わしさを、 胃に閉じ込めていました。 望みを経ち、 出口を探し、 全てを無に返しました。 それは惨劇を物語る、 様なモノでした、 ひたすらに抗っていたのか、 赤く染まっていました。 それは過去を上書きさせる、 生きていられますか? へし折られていた腕や脚では、 意味を成さなかったのでしょう。 今も続く道を踏んで行く、 やりきれない思いを削ぐ、 騙し騙され嗤っている、 死者蘇生、無理ですか。 肉体がついてこなくなり、 只朽ちて往くのを見ていく、 苦しみに悶え耐えながら、 涙を流すのでしょう。 意味を忘れ、 出口から逃げ、 全てを忘れるのでした。 それは惨劇を物語る、 様なモノでした、 ひたすらに抗っていたのか、 赤く染まっていました。 それは過去を上書きさせる、 生きていられますか? へし折られていた腕や脚では、 意味を成さなかったのでしょう。 幻を見せられ、 現実で夢が壊れる、 全て人々の所為です。 それは惨劇を物語る、 様なモノでした、 ひたすらに抗っていたのか、 赤く染まっていました。 それは過去を上書きさせる、 生きていられますか? へし折られていた腕や脚では、 意味を成さなかったのでしょう。 夢を見ている、 私を背後から誰かが、 殺そうとしていたのか。 |
弔いの音を空に響かせたら | ||
620 | 星空に飛んでいった、 言葉だけでは足りなくて。 あの日だけ雨が降っていて、 跡も残せず流れていった。 耳を貫くサイレンは、 はやく立ち去れよと、 懸命に教えてくれたけど、 気がついたら、 手遅れだった。 陽が沈んだ空は とても黒く、 何処かわたしを 追い出そうとする。 弔いの音を 空に響かせたら、 一緒に曲を 奏でました。 排水溝の方へ、 流されていくあなたの影。 苦しむ声が聞こえない様、 遠くの地へ逃げていった。 なかよく あそんでいて ひたすら わらっていて めをつむり やくそくをして うれしそうに てをふっていた 陽が沈んだ空は とても黒く、 何処かわたしを 追い出そうとする。 弔いの音を 空に響かせたら、 一緒に曲を 奏でましょう。 隠された言葉は、 二度と見つけられず、 ゆるやかに消されて、 翡翠が光りだすのでしょう。 陽が沈んだ空は とても黒く、 何処かわたしを 追い出そうとする。 弔いの音を 空に響かせたら、 一緒に曲を 奏でましょう。 陽が沈んだ空は とても黒く、 何処かわたしを 追い出そうとする。 弔いの音を 空に響かせたら、 一緒に曲を 奏でたかった。 星空に飛んでいった、 言葉だけでは足りなくて。 |
単/複 | ||
625 | 千切られた電線に触れれなくて、 屋上に黄昏時の音色が響く、 迷い道、カランと東の方で、 弔いの音が悲しげに鳴った。 外れた窓があり、 崩れた屋根の中へ、 携帯が手を招き、 あからさまな行動で、 喉を引き裂いたのです。 さらりとした嘆き、 健やかな不協和音、 チクリと痛む腕、 奏でるその鵺が死ぬ頃に、 人を壊してはいけません。 幾何学な電子が放り込まれて、 塞がれた合理的なトライポフォビア、 全自動の無意識が腐りだし、 導きの泉に骨身を投げる、 確かな衝動に、 気づけないまま、 ナトリウムランプの光が、 外れてしまった骨の間に、 脊椎を差し込むのです。 不確かな煩い、 目止めが合わさった音、 チクリと刺さる喉、 三寸先のあなたの方、 歯を重ねてはいけません。 外れた窓があり、 崩れた屋根の中へ、 携帯が手を招き、 あからさまな行動で、 喉を引き裂いたのです。 さらりとした嘆き、 健やかな不協和音、 チクリと痛む腕、 奏でるその鵺が死ぬ頃に、 不確かな煩い、 目止めが合わさった音、 チクリと刺さる喉、 三寸先のあなたの方、 二度と戻れやしないのです。 |