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行く先は未だ知らぬ儘で、 瑠璃色に染まるのでしょうか、 砂を噛んだナメクジ達が、 孤独を感じ始め。 特異点で感じているのは、 肺に響く鐘の音で、 鳴り止まない煩わしさを、 胃に閉じ込めていました。 望みを経ち、 出口を探し、 全てを無に返しました。 それは惨劇を物語る、 様なモノでした、 ひたすらに抗っていたのか、 赤く染まっていました。 それは過去を上書きさせる、 生きていられますか? へし折られていた腕や脚では、 意味を成さなかったのでしょう。 今も続く道を踏んで行く、 やりきれない思いを削ぐ、 騙し騙され嗤っている、 死者蘇生、無理ですか。 肉体がついてこなくなり、 只朽ちて往くのを見ていく、 苦しみに悶え耐えながら、 涙を流すのでしょう。 意味を忘れ、 出口から逃げ、 全てを忘れるのでした。 それは惨劇を物語る、 様なモノでした、 ひたすらに抗っていたのか、 赤く染まっていました。 それは過去を上書きさせる、 生きていられますか? へし折られていた腕や脚では、 意味を成さなかったのでしょう。 幻を見せられ、 現実で夢が壊れる、 全て人々の所為です。 それは惨劇を物語る、 様なモノでした、 ひたすらに抗っていたのか、 赤く染まっていました。 それは過去を上書きさせる、 生きていられますか? へし折られていた腕や脚では、 意味を成さなかったのでしょう。 夢を見ている、 私を背後から誰かが、 殺そうとしていたのか。