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理は騙るか、嘯く。 能動的に咲いては散りゆく。 未だ手紙は届かないけど、 待つことも出来ず儘。 藻掻くことも忘れ、朽ち果て、 同盟は音も無く崩れ去る。 続けた先は破れた空、 手紙は雨と共に。 暗い、暗い、 坩堝の中で、 名前を失うのです。 それは四面楚歌を表す様に、 逃げ道が塞がれて往く。 無理に繋がれた命の下、 死ぬ為に生きて往く。 そして行方も分からなくなれば、 止められずに死ねると云う。 心地よい旋律に包まれ、 穏やかに眠るのです。 いつしか離れられ、砕けて、 つまらぬモノと人は言うけれど、 蔓延して世界は滅び、 出口はもうすぐかな? 戻らない未来の輝き、 揺るがない今と過去の繋がり。 目移りした先から死ぬが、 音は絶えないのです。 見ない。見ない。 坩堝の中は、 名前も忘れるのです それは四面楚歌を表す様に、 逃げ道が塞がれて往く。 無理に繋がれた命の下、 死ぬ為に生きて往く。 そして行方も分からなくなれば、 止められずに死ねると云う。 心地よい旋律に包まれ、 穏やかに眠るのです。 誰も彼も眠を逸らし続ける、 沈む月明かりで影を見る。 全て人々の所為です。 それは四面楚歌を表す様に、 逃げ道が塞がれて往く。 無理に繋がれた命の下、 死ぬ為に生きて往く。 そして行方も分からなくなれば、 止められずに死ねると云う。 心地よい旋律に包まれ、 穏やかに眠るのです。 もう此の世に人は居ないけれど、 選択を間違えなかったら。 うまく生きられたかな。