けだるぎ
XXさないでください | ||
俯いた髪の先 呻く抜け殻は 面影がありそうで あらず壊れてた 掬っても溢れてく 闇はエネルジコ 未知の蜜を吸っても 上辺では探られず 穏やかな六連星 影を飲み込んで 静謐な燦爛で 秋涼し夜に浸る とある人の噂を ふと思い出して 恐怖で身が震えて 毛布に隠れた ガラスの不協和音 靴底の目玉 彷徨う不穏な風 私を見つけようと 華麗で狂気満ちた 真っ直ぐな刃 月欠けることあらず 今日もこの世を照らす 穏やかな六連星 影を飲み込んで 静謐な燦爛で 秋涼し夜に浸る |
水魅 | ||
梅雨季節雨の公園で しずくを指に取りずっと見てた こんなことで幸せだった でもそれは今には終わります 赤い 薔薇のトゲ 瞳に 映りこむ 魅惑に覆われた 哀れな人の心は 甘さから目が離せず 壊れかけてしまったよ それに 気を取られ 周りを 見れてなくて 道を歩いてたら 川に突き落とされたよ 溺れて救われもせず 水と溶けてしまったよ |
ヒトデが空から降ってくる | ||
夏夜小道 家を抜けて散歩した 磯香りした湿ったアスファルトを 草陰の隙間に顏見せる くすんだ五芒星 泣き音色したガラクタ 拾うよう 眺めた 導くあの子と降りゆくヒトデ 導かれた私は誰だ 眼差し刺された赤いパラソル 悄然微笑で待ち焦がれてる 怪しさがないように 足は溶けた 毒は体にまわった 見渡す景色水滴垂れるように 揺れる回る頭が砕ける 薬はありません 増える星は街中を ひっそりと 冒すの 傘を待ったとて布突き破る 家に帰ればヒトデがうつる はみ出す心にお面かぶった 私は一体何者なのか 記憶が薄れてく 街灯やわらか揺らぐ光は 白い肌をアザつけるから 飛んでくヒトデに夢願いども 身体は壊れるだけですから もうじき消えますよ |
タコがふたたびやってきた | ||
あるひの よるの ことでした ふと めがさめると とびらから のっくするおとが きこえたので そっと あけてみました そこには ひとのかたちをしてる (ひとと なかよくしたかったので) ひとでがいました (あそびにいったら) なんでいるのか (のっくをしたら) わからないけれど (でてきてくれて) とりあえず いえに (ぼくをおうちに) いれてみたよ (いれてくれた) なにもしないで いちじかんがたって (しかしようすが なにかおかしくて) とくにすることもなかったので (どあはとじられ かんきんされて) きょうみほんいで さわろうとしたら (はものみぎてに ちかづいてきたので) とけがはえてきて (みをまもるため) のうをさされた (やってしまった) あーどうしてこうなったの ぼくはただ ふれようとしただけなのに (なかよくしたかったのに) もし これがゆめのせかいなら いますぐさめてください からだはしびれ ほねはとけて ぼくはもう (ひとはもう) しにそうです つぎに うまれかわるとしたら (つぎに ゆめをまたみたときは) ぼくは たこになりたい (ちかづきたくない) きのうのよるは つかれたので きょうはのはらを さんぽする ことにした ここちよい かぜ すんでる くうき ぼっとあるいてたら いぬにほえられた それにおどろいて こえていけにおち ふくがびしゃびしゃに なりました いえにかえるのは めんどうなので ひあたり いいところで ねることにした てをのばせば すいこまれそうな あおぞら みぎてをそらに のばしてみたら ほんとうにそらが ちかづいてきて ぼくのみぎてが すいこまれた あーあーどうしてこうなったの ぼくはただ てをのばしただけなのに もし これがゆめのならば いますぐさめてください からだもすいこまれ なくなって ぼくはもう だめそうです これがもし ゆめじゃないのなら つぎは ゆめであってほしい なんで こんなことおきてるか ぼくにも わからないけど これが げんじつのことならば ぼくは しんじたくない ゆめは ゆめだけであってほしい それが ぼくのねがいで だから これがゆめであることを ぼくは いのっています くもになっては ほしになって なんども やってきたが いまはぶじゆめ かないまして やっと たこになれたよ |
それはあまりにも優雅で美しく | ||
淡く広がるオト せせらぎを耳に 波の五線譜に描く 花散る夢のように それはあまりにも 優雅で美しく 花のように咲き誇り 静かに消えるもの 追う度もがきながら あ、夢?夢? そのまた夢? 迷走を続ける僕は ひとり切なく居た 懐かしむ空 を見てる 僕は哀れながら 後悔と欲に浸る 僕の轟いた歌 蔑んだ夢を語り 毎夜星と踊る 正直になれ ないんだ そんなワガママ なので 気づけば遠のいて 全部怖くなって 彼の五線譜を破く 花散る夢の悪夢 それはあまりにも 無様で不器用で 薔薇のように 咲き誇り 傷残し消えるもの 視界は暗くなって あ、ダメ、ダメ、 それはダメと 迷走を続ける僕は ひとり切なく居た 懐かしむ空 を見てる 僕は哀れながら 後悔と欲に浸る 僕の轟いた歌 蔑んだ夢を語り 毎夜星と踊る 正直になれ ないんだ そんなワガママ なので |
ヒトクイザメとおともだち | ||
さがさないで なつげしき ひろがるそら ぼくは きみにそういったんだ さめのこは うみをおよぎ いつのひも さがしまわった さんねん よねんと ひはたち からだも おおきくなったとき あのこを はまべでみかけて こころが ゆれうごきだした にくを くらい ふくのうえから ひきちぎる なつかしむことすらなく ほんのうがままに なみのいろに ゆがんだ あかをえがいた なみだのつぶ まぜあいながら おいしさをしった さめは いつのひも ひとをさがした きのうは ごじゅうにんたべて からだも おおきくなったとき あまりに よくばりすぎたか いがはれつし そらにちった なつのおわり ふりそそぐ ちしぶきのあめ いさんとともに とけていく こきょうのまちよ びるもとけて なにもかもがきえてくのさ きおくわすれた おろかな ほんのうが ゆえに |
ユキノアラシとクリスマス | ||
止まることのない雪嵐 四季を誰かが壊しました 友達を連れて雪山に 犯人探しに行きました だけど やだやだ うっかり 足を滑らせました 下を覗いたら やっぱり 雪と消えていました 冷たい手と手をくっつける だけど ちょっと悲しい 二人で過ごすクリスマスは 今年で最後かな 止まることのない目の雨を 怒りと共に堪えました なんとか仕返しするために 辺りを彷徨い続けたの だけど やだやだ うっかり 見間違えられたのか 猟師に体をぽっかり 銃で撃ち抜かれたよ 赤色染みたような服は どこかのサンタかな 今年は私がプレゼント 届けに行くからね 冷たい手と手をくっつける だけど ちょっと嬉しい 一人で過ごすクリスマスは 今年で最後かな 冷たい手と手をくっつける だけど ちょっと幸せ 二人で過ごすクリスマスは これからも続くかな |
三千硝子は靡きゆく | ||
あの重ねた罪 送り過ちの 枯れる事はなく いつか帰れるのか でも死海だって青ならず 腹減った鳥は声を出す 沈んだ憐憫 欲あらず所以もあらず 暴虐に幸は泣く 割れる硝子板 目先に虹できる 三千の靡きよ 無くし物は(無くした物は) 二度と戻らない(二度と戻らな) だけどいつかまた 必ず無くします 鉄の鎖もすぐ錆びれ 湯水の如く流れてく 今度の行き先 どこでしょう? 道に迷う 毒を飲み息を吐く 凍え冷える夜 後悔に溺れる 果てしないこの谷 蟒蛇の受けを断つ 七世の記憶を 東風の揺れ感じる 一枚の紙切れ 暴虐に幸は泣く 割れる硝子板 目先に虹できる 三千の靡きよ |
道を歩いてたら射精しそうになったよ | ||
道を歩いてたら ちんこが勃起をしたよ 亀頭とパンツが擦れ 射精しそうになったよ |
月曜日はチョコレート | ||
月曜日はチョコレート 甘ったるい甘ったるい 水曜日は雨ぽたり ポカリ 嫉妬リアクタンス 木曜日はあまのじゃく うざったいねうざったいね 金曜日は抹茶ラテ おてて切って 構ってくれ ひとりきり かくれんぼ ひみつきち裏で宙ぶらり まだね「練習」足りないよね やだねーやだねーやだねー 月曜日はチョコレート ふわっふわでぐるっぐるで 水曜日は砂降りの 雨に打たれて ダンシング 木曜日はおままごと 危っないね危っないね 金曜日はパトカーが ぴかぴかウーウー 歌ってる 火曜日に さよならして 土曜の明日祟る 日曜日に大地震 甘ったるい甘ったるい 日曜日に雨が降る ぐちゃぐちゃ 台風102号 日曜日に波が来て 甘ったるい 余った類 日曜日に隕石が ごろごろがっしゃん こんにちは 日曜日にさようなら 重ったるい想った類 日曜日にひとりきり ギリギリ義理のキリギリス 日曜日にチョコレート 甘ったるい甘ったるい 日曜日に電話する 私の行き場所 どこですか? |
デフォ子の正体 | ||
デフォ子はゆっくりでも ボカロでもありません UTAUでもなくデォフ子でもなく 私はデェフ子です |
曲が作れないです | ||
曲が作れないです 何も書けないです 高い音源買ったとしても 名曲生まれません エモさ足りないです 技術足りないです 何個 曲を作ったとしても 全部駄作になるの |
おじさんのケツカレー | 51 | |
1205 | 道を歩いて散歩したら おじさんがケツ穴出してた ケツ毛で光合成をし 薔薇を咲かせていた ケツのシワを見ていたら いつの間にか吸い込まれた 奇妙な洞窟に迷った 先に進んでみた 真っ暗で ときどきエグく臭くて 臭すぎて 草が生えてしまったよwww だからムカついて 壁を足で蹴ってたら 刺激されて カレーが出てきたよ ああ 辛くて食えない だから僕は ミルクの代わりに すこぶる射精した あああん あああ どぴゅぴゅぴゅぴゅ びゅるるどぴゅぴゅ これは絶品だ (みんなに食わせたい) |
金玉出汁 | ||
金玉から出汁を取り おでんとスープを作りました。 家族に夕食として出して 感動で泣いてました。 |
アヤマチを踏んだんだ | ||
昔は色々とあったけどそれは私の人生 泣いては笑っては怒られて苦しみも多少は味わったよ 次々と時が流れて未来は不安だけど 僅かな光手で掴みたく 道からそれたけどそれでいいさ 太陽のよう熱く燃えるもの 雪のよう冷たく溶けるもの これは決めた道ですから ひとりぼっちでもいいけど いつか力尽き 悲しいときも来る だけど 泣いて喚かれても意味がないこれは仕事ですから 袋に詰めては海に流し水平線の奥をぼっと見てた お金もいっぱい手に入り欲は満たされていた だけど気づけば賑わう街も 青冷たい風が流れていた 後先の事も忘れて 絶望の果てに狂いました 盲目な自分に呆れ 勢いで崖から落ちた 幸せはないさ黒い渦中に飲まれる もうこれで最後です ああ |