あの重ねた罪 送り過ちの 枯れる事はなく いつか帰れるのか でも死海だって青ならず 腹減った鳥は声を出す 沈んだ憐憫 欲あらず所以もあらず 暴虐に幸は泣く 割れる硝子板 目先に虹できる 三千の靡きよ 無くし物は(無くした物は) 二度と戻らない(二度と戻らな) だけどいつかまた 必ず無くします 鉄の鎖もすぐ錆びれ 湯水の如く流れてく 今度の行き先 どこでしょう? 道に迷う 毒を飲み息を吐く 凍え冷える夜 後悔に溺れる 果てしないこの谷 蟒蛇の受けを断つ 七世の記憶を 東風の揺れ感じる 一枚の紙切れ 暴虐に幸は泣く 割れる硝子板 目先に虹できる 三千の靡きよ