あるひの よるの ことでした ふと めがさめると とびらから のっくするおとが きこえたので そっと あけてみました そこには ひとのかたちをしてる (ひとと なかよくしたかったので) ひとでがいました (あそびにいったら) なんでいるのか (のっくをしたら) わからないけれど (でてきてくれて) とりあえず いえに (ぼくをおうちに) いれてみたよ (いれてくれた) なにもしないで いちじかんがたって (しかしようすが なにかおかしくて) とくにすることもなかったので (どあはとじられ かんきんされて) きょうみほんいで さわろうとしたら (はものみぎてに ちかづいてきたので) とけがはえてきて (みをまもるため) のうをさされた (やってしまった) あーどうしてこうなったの ぼくはただ ふれようとしただけなのに (なかよくしたかったのに) もし これがゆめのせかいなら いますぐさめてください からだはしびれ ほねはとけて ぼくはもう (ひとはもう) しにそうです つぎに うまれかわるとしたら (つぎに ゆめをまたみたときは) ぼくは たこになりたい (ちかづきたくない) きのうのよるは つかれたので きょうはのはらを さんぽする ことにした ここちよい かぜ すんでる くうき ぼっとあるいてたら いぬにほえられた それにおどろいて こえていけにおち ふくがびしゃびしゃに なりました いえにかえるのは めんどうなので ひあたり いいところで ねることにした てをのばせば すいこまれそうな あおぞら みぎてをそらに のばしてみたら ほんとうにそらが ちかづいてきて ぼくのみぎてが すいこまれた あーあーどうしてこうなったの ぼくはただ てをのばしただけなのに もし これがゆめのならば いますぐさめてください からだもすいこまれ なくなって ぼくはもう だめそうです これがもし ゆめじゃないのなら つぎは ゆめであってほしい なんで こんなことおきてるか ぼくにも わからないけど これが げんじつのことならば ぼくは しんじたくない ゆめは ゆめだけであってほしい それが ぼくのねがいで だから これがゆめであることを ぼくは いのっています くもになっては ほしになって なんども やってきたが いまはぶじゆめ かないまして やっと たこになれたよ