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衝突かる讃美 動悸、 止むことのない古の詩、 迯げた先 貴方の影 焦げて、 目から離れない。 死に際、 天国の糸で編む死装束。 遠い昔を映画のように思う。 剥がれた爪、 黒を認め、 直に祟る。 過る鐘の音、 膿む両の目、 弾劾を望むだけ。 核を貫いた その銃声を、 重い鈍色を、 空に描く度、 淡く見据えていた、 命の先へ、 神輿を担げ! 枯れゆく足で。 明日を陽で雪ぐ、 頽落を成す、 日傘の中で、 叫びを聞いた。 「置いていかないで」、 幾ら経てども動けない。 錆びた躰を削いで。 神に厭われたアンファンテリブル、 毎日を蝕まれたミレニウム、 陸伍肆弐号室の扉、 臆病 承認欲求とドグマ。 衒々しい病に罹った民衆、 悪食ばかりに頼って顰蹙、 悲願たらしめる藁人形(スケープゴート)と、 被害者騙れる頭を問答。 可笑しくなっちゃうわ! 毒毒注がれる快楽が、 刻刻と悶える最悪、 咎める害悪、 愛無く育った此の為体。 其れでも心臓は回り続けた、 腑抜けの群れる所以は定かではないが、 来世に期待したいね! ひかりは消えた。 微かに残るメチルが酔わせたから。 殊更捩れた翼 羽撃かせた。 衝突かる讃美 狂気、 未だ聞こえる貴方の歌、 盈溢た血液を廻らせた、 機械を解いた。 動けない私を、 叱ってくれ。 貶してくれ! 掲げた盃、 咲かせた暁の夜、 飾るは幽囚の美。 碧を斥けて!

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2024-12-18(ver.1470)

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