全て私達の所為にするな。
繰り返し詩歌 | ||
44012 | ふらり彷徨って煩う、 午前12時の深山に、 斯かる 咲かず 想う 日暮らす、 恋い慕う。 ちらり想い人見留める、 今日も錦鯉泳がす、 未だ 言葉 詰まる 夜をまた、 繰り返す。 此の侭 時 去り、 誰にも見せる事無い、 この詩を書くのは 何度目だろうか? 抑えきれない……! だから 未だ未練はタラ〱でさ 紅葉落ちるもつれ〲なる こゝろ 綴るもしば〱出来ず終わる 夜もすがら。 紅を踏み分けて鳴く鹿と、 銀杏 舞うも只悲しけれ、 独り心憂し くよ〱して終わる。 夜は更けて。 嗚呼 今日もまた駄目哉、 午前12時の深山に、 見れず 聞けず 言えず 想いが、 募るだけ。 ちらり貴女の方見つめて 笑う ただ僕は不安に、 花は 此方 向かず 叶わず、 苦しいな。 ノイズ越しの日が、 胸を締め付けていた、 遠く遠く離れる、 手は届かずに、 伝えられない……! けれど 未だ未練はタラ〱でさ、 紅葉落ちるもつれ〲なる、 こゝろ 綴るもしば〱出来ず終わる、 夜もすがら。 紅を踏み分けて鳴く鹿と、 銀杏 舞うも只悲しけれ、 独り心憂し くよ〱して終わる。 夜は更けて。 秋麗も秋入梅、 花野風吹いて色葉散る、 秋意残るは僅か也 秋宵も晩秋へ、 悲秋夜半の月冬構え、 背後近付く 白白明け、 神の 居無い月 崩れて、 踏み出す冬隣り、 もう。夜が明けて。 |
足跡辿る | ||
28055 | 独り言を吐いた。 「白に隠れてしまうのだ、 閉ざされて消えてゆく。」 思い出せずにいた。 其れは只、 忘れ去られて、溶けてゆく。 まるで、落ちてくる雪の様。 其れでも、此の契り、 今でも、覚え続けていた。 喩え、此の詩が嘘でも、 誰も居ないとしても。 此の場所で、 何時迄も、 待ち続ける。 屋根の下で。 軋む細雪と共に、 追憶を眺めて。 届かない儘の景色は、 静寂へと、 孰れ、全て、誘う。 砂が落ちた時に、 見得た草木は既に視ず。 ランタンの燈に、 燃えた、世の振り出し。 在った筈の星々も 今や浮かぶは、 君の時化た泣き顔だけで、 五つの悪いウワサだけが残る、 ただ、それだけ。 常世、撹乱に落ちて蟬脱した迷い人。 悴み、 震える、 私達の、 わたしの声。 寒空の下で聞こえた、 詩を斯き重ねて。 追憶の華を拓いて、 思い出して。 あの日の事 もう手遅れ。 君が居た、 其の痕跡すらも、 消えてゆくでしょう。 何もないの。 華の意味を食む。 君は何処へ。 喩え、此の詩が嘘でも、 誰も居ないとしても。 此の場所で、 何時迄も、 待ち続ける。 屋根の下で。 軋む細雪と共に、 追憶を眺めて。 届かない儘の景色は、 静寂へと、 孰れ、全て。 喩え、此の詩が嘘でも、 誰かが居たのならば。 この意味は、 儚くも、 守られたの。 屋根の下で。 契り、細雪と共に、 最期には、結わいて。 閉ざされた儘の景色が、 溶けていった。 ウワサだけが残った。 |
タイトルは「斜陽」です。 | 160 | |
1933 | インスト曲 |
ラクラクヒビカセ | ||
合作 | 26273 | 消された想いが、 誰かの手で紡がれた。 羨望の囚われ人の掌で。 唯見ていただけ? 傍観者は口開く。 偽物の愛おしさは雨と消え。 電子の糸を切り捨て、 硝子越しの目が詰め寄る。 アイは見えなく、 イドに投げ捨て。 ドアを叩く音が聴こえたんだ。 水底で沈みゆく夢を見ています。 この音は虚ろへと響いていたら嬉しいな。 その華はあなたの所為ではないのです。 過ちがここを濁らせているの分かるかな。 騒がしい意味が五月蝿くて、 耳を塞いでも漏れ出すんだ。 悪戯な声も気味悪い、 だけど、 泣かないで。 足跡溶け往くこの場所で、 静かに眠る夢を見ている。 足音も腐るこの場所で、 叶うはずなくて。 心臓の位置を探してる、 杭を刺して、 流れる意味の無い水を飲んでいる。 でまかせの魔の手、 指し示すテレメトリが、 静寂の不協和音を閉ざす為。 向こう見ず退廃して、 堕ちた星は忘れ去って、 覗く四辺形、 知らぬが仏、 崇め 盲信を続けるのです。 掘り起こしても 痕になるだけ。 形骸化した 首を飾って。 霞み溶けてく 糸は見えずに。 只踊るの。 騒がしい意味が五月蝿くて 耳を塞いでも漏れ出すんだ 悪戯な声も気味悪い だけど、 泣かないで。 足跡溶け往くこの場所で、 静かに眠る夢を見ている。 足音も腐るこの場所で、 叶うはずなくて。 水底で沈みゆく夢を見ています。 この音は、虚ろへと響いていたら嬉しいな。 その華は、あなたの所為ではないのです。 過ちが、ここを濁らせているの分かるかな。 騒がしい意味が五月蝿くて、 耳を塞いでも漏れ出すんだ。 悪戯な声も気味悪い。 だけど、 泣かないで。 足跡溶け往くこの場所で、 静かに眠る夢を見ている。 足音も腐るこの場所で、 叶うはずなくて。 消された想いが、 誰かの手で紡がれた。 羨望の囚われ人の掌で。 唯見ていただけ? 傍観者は口開く。 偽物の愛おしさは雨と消え。 |
2024年3月8日 | ||
2750 | 雨がポツリと イドの中身を満たす 飲み込もうとしたけれど 泥が混じりました 集うからくりは塵だらけ 指先から血は垂れず ガラス越しの糸 傷だらけ 石塊と同義です 言葉を綴ろうと 筆を握ってみた 滲んで見えなくとも 覚えているでしょうか? ガラス越しの糸 傷だらけ 指先から血は垂れず 集うからくりは塵だらけ 此処から消えてください |
元々斜陽です。 | 82 | |
1325 | たまごっちのプチプチ████遊ぼ~! キモい友達キモダチコレクション2 「おい鬼太郎、妖怪は何処に居るのか?」 なんてw うう……(泣)ここに居るよ……(泣) 张牙舞爪健身操、 祝您健康 步步高啊哈! 「颐」←この字、焈い顎って意味です。 スピーカーミュート外してくれて、 ありがとう! (ありがとう!) 俺は全て諦めたから、 もうどうなっても良いかな。 お前らはこうなってはダメだから。 森はそう遺した。 僕はコナー、 サイバーライフのアンドロイドです。 会えなくなるのが残念でたまりません。 デトロイトヒューマン ↑それはただの市民では? 予𠄔予𠄔予𠄔予マ ドカドカドドカドドカ 俺も同じ半端なクソ野郎だった、 いや違うそれ以下だ。 人が居ると知りがっかりした。 ごめん。 (ごめんなさい。) この曲元々『斜陽』です。 時間が足りなくて急遽、 掘り起こし、アレンジして作ったよ。 遊蕩した末路です。 |
█然███ランサ | ||
3551 | ソコには 蔓延る 不定形の モノ達。 息を潜め 頽れた 街を駆ける。 そんな私は 苦海の真ん中。 抜け出せず 沈みゆく。 君は未だ。 咲いた華ももう萎れてる。 凍える手と、消える歌が。 走れ! 今際 霜を踏み、 翳る君の行方が、 昏れる瞳に、 捉われて欲しいのに。 満ちるたらればに、 駆られる不安の渦、 君を願う 根も葉もない窕を目指す。 |
TURN OVER | ||
3089 | 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 割れてぐしゃりとなる 携帯ゲーム、 危機一髪のとこで掴めないラッキー、 いつもいつもこの身に、 差し込まされていく針は、 どうしてこちらばかり向くの? 金色の羽の、 バケモノは告げた、 何もかも砕きたい、 たわむれに書いた傘の中。 シアン化物を噛んで、 もう無い爪を立てる。 デジタルデータの感情と、 歌をばら撒いて。 全てあなたの所為に、 させておくれよダーリン 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 何を見ているのですか? 見たいものを見ていた。 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 6532を落とした超新星、 ミメシスを飛び越して最早クリエーション? 「後は野となれ山となれ」とか言うけれど。 ぽつり 一人区切る言葉 わたしの所為で、 金色の羽の、 バケモノは告げた、 幸せにしたい、 何もかも愛したい、 たわむれに書く傘の中。 逃げ水を追いかけて、 もう無い爪を立てる、 アナクロニズムの解釈じゃ、 どうにもつまんない。 全てあなたと 君と みんなの所為に! 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 何を見ているのですか? 見たいモノを見て 全部 全部 隠さないで またの御アクセスを待っている、 全部 全部 俯かないでよほら 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 何もかも見えなくたって、 耳を澄ましていたい。 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR 表/裏 UN NAMED STAR |
███る(Short) | ||
553 | 独り言を吐いた。 「白に隠れてしまうのだ、 閉ざされて消えてゆく。」 思い出せずにいた。 其れは、 只忘れ去られて溶けてゆく、 まるで落ちてくる雪の様。 其れでも、 この契り、 今でも、 覚え続けていた。 喩え、 此の詩が嘘でも。 誰も居ないとしても。 此の場所で、 何時迄も、 待ち続ける。 屋根の下で。 軋む細雪と共に、 追憶を 眺めて。 届かない儘の景色は、 静寂へと 孰れ全て誘う。 |