全て画質の所為です。
| 迷妄 | 350 | |
| 13382 | 目を背けても背けきれない、 仮初で、 窮屈な、 景色に望む。 果て、 光は、 仕切りにしかならなくて、 普遍でもいい。 目に焼き付ける。 対岸には想像もつかぬ、 足跡が、 隠されて、 底に眠るの？ 強く、強く、 反抗的に芽生える、 覚悟の内は、 視界を奪う。 それは真っ黒な青空の様だった。 据わる 摩天楼に、 心を締め付けられる。 自分の灯火の無い世界。 最後の言葉、 もう思い出せないや、 竦みながら迷妄に、 手を振る。 まだ昨日と変わらず感じる、 体裁が、 偽りの、 景色に詠う。 時の中の、 頸枷を外せるなら、 直ぐ届けたい、 悔やみ続くと。 見ず知らずに輝く星々。 足元を照らしたら、 気づいていたの？ 淡く、淡く、 本能的に芽生える、 覚悟の内は、 視界を奪う。 それは怠惰な語り部の様だった。 据わる 摩天楼に、 心を締め付けられる。 他人の灯火の無い世界。 最後の言葉、 掛けてあげられなかった、 挫けながら迷妄に、 手を振る。 (遠く彼方へ。) (あなたは、) (遠く彼方へ。) |
| シニフィエ | 126 | |
| 4972 | 水面下に映る 亡骸のつぼみは、 迷妄を重ねて、 舟に流れ着く。 逃れた事はありますか、 歩み寄るモノ、 軽蔑すモノ。 身を委ねていた幼子は、 誰が為に生を縋るのでしょう。 指し示した慈悲は 朧に打ちあがり、 日に日に忘れていく 非我の拠り所。 伝えた事はありますか、 己は際涯か？ 労しいのか？ 行方の景色の警鐘は、 誰が為に生を縋るのでしょう。 我楽多とて咽び、 空の下で今に恋焦がれる。 形骸化した追懐は、 永久に変わらぬのでしょう。 継ぎ接ぎだらけなりの、 二畳半な艫は啄まれる。 独りより溟海に、 惨く浸かったまま。 |
| ᠂ | 344 | |
| 8490 | 携帯ゲームの上、 傷が付いていて、 中が見えるかと思い、 画面の隙、 見てみたら、 振り出しに戻るように、 世界が壊れました。 価値のない抜け殻は、 叩きつけられて、 本当に見えていたのは、 脳の幻でした。 いつしか夢見た光景は、 もう手に届かず。 たわむれに遂げたあの日々も、 割れてなくなりました。 不可解な面の溝に、 触れてみたくなり、 過去の記憶辿りつく 時は既に、 手遅れで、 崩れた破片(かけら)をなめたら、 苦すぎて吐き出したよ。 遣り切れない思いは、 自我があるように、 割れた画面通り抜け、 機械と混ざりました。 たわむれに遂げたあの日々は、 もう手に届かず。 いつしか夢見た光景も、 全て画質の所為です。 たわむれに遂げたあの日々は、 もう手に届かず。 いつしか夢見た光景も、 全て██の所為です。 沢山の傷跡が、 泣き続けたのか。 |
| ᠂᠂ | 420 | |
| 12918 | 照る頃合い、 意味合いを考える。 短冊には、 何時迄も淋しさがこびりつく。 救い合える、 鏤骨の苦心添えて、 觳觫たる鳥は、 飛び立とうと励むのです。 儚くて、 ナメクジに問い、 諫めた道を見返す。 それは苦し紛れに 等しいモノであり、 見つめれば見つめる程、 黒く囁くのです。 それはイネーブル信号が、 突き動が(か)すように、 止まり掛けの歯車は、 意味付けされるのです。 「雨塊■■ を破らず」模られ、 衣帯不解、 存在は待ちぼうけ。 相似形に、 落涙の跡が付き、 おちてゆく頃には、 見られないほど、 照るのでしょう。 醜さは、 短絡的に、 諫めた道を選んだ。 それは苦し紛れに 等しいモノであり、 見つめれば見つめる程、 黒く囁くのです。 それはイネーブル信号が、 突き動が(か)すように、 止まり掛けの歯車は、 意味付けされるのです。 止まない雨を待つ、 済し崩しの妨げは、 全て画質の所為です。 それは苦し紛れに 等しいモノであり、 見つめれば見つめる程、 黒く囁くのです。 それはイネーブル信号が、 突き動かすように、 止まり掛けの歯車は、 意味付けされるのです。 遠く離れてゆく、 沢山の足跡は、 逸れて論うのか。 |
| ᠂᠂᠂ | 181 | |
| 5889 | 空いた穴だけが脳裏に刻まれ、 当然の問いは仄かに路頭まで。 空いた穴見て、 俯いて、 呆然とする。 この黒い水は硬くて凄惨で、 腕を振りかざし撥ね藻掻く、 振り子が描き出す手向け歌。 短慮な枯れ葉は朽ちてゆくのでした。 離開する音垂らして、 無い藁を探る、 特定不能の領域には、 過度に冷たい毒があるのです。 見たいモノだけを求め、 先の見えない闇夜に縋る、 見つけた時にはすでに遅し、 死に至るでしょう。 全て画質の所為です。 穴に成れ果てた 平坦な面影、 人形と化し 循環に飲み込まれ、 空いた穴から、 突き出して、 絶命させる。 この世界には絵空事しかないのです。 高い圧力の下叫ぶ、 觳觫たる鳥の手向け歌。 侵入経路は 四肢を殺し 乞うのでした。 ただしなやかに流離えて行く、 誰も答え方わからずに、 特異な心髄を避けるようにと、 喉から杭が 打ち込まれました。 離開する音垂らして、 無い応答(つたえ)を。 特定不能の領域には、 過度に冷たい毒があるのです。 見たいモノだけを求め、 先の見えない闇夜に縋る、 沢山の脚の音が、 覆いかぶさるのか。 |
| 潜 | 646 | |
| 20507 | 空を這う呻き声が鳥になりたいと、 霧の奥吹込みの送り迎えを待つ。 帰り道、窓枠から陰りが覗けば、 いつの日か帰れると信じています。 雨上がりの後の、 真っ赤な記憶に手を伸ばし、 薄ぼけた抑揚で、声をかけるのでしょう。 つらりと居竦まる、 トンネル微気圧波の航跡から、 夢を眺めていた、 禰の瞠る方へ、 耳を澄ましてはいけません。 練り歩く後天的想到は荒み、 藍色に潜り込んだ特異点を現す、 書き留めたまだ見えない彗星の話、 伝承は天頂にかたぶいていた。 星空をかき消し 虐ぐ太陰は終夜に、 行く先も、 来る先も、 隠して しまうのでしょう。 トグル装う時空、 正解は海底へと振りまいた。 バラバラに絡まり、 十万里先大地へと、 目を合わせてはいけません。 雨上がりの後の、 真っ赤な記憶に手を伸ばし、 薄ぼけた抑揚で、声をかけるのでしょう。 つらりと居竦まる、 トンネル微気圧波の航跡から、 夢を眺めていた、 禰の瞠る方へ、 トグル装う時空、 正解は海底へと振りまいた。 バラバラに絡まり、 十万里先大地へと、 二度と戻れはしないのです。 |
| 顕 | 397 | |
| 13976 | 空を這う呻き声の翅が落とされて、 霧の奥筒抜けの送り迎えを待つ。 帰り道、窓枠から陽り除けば、 いつの日か欠いて見ていた、 景色と重ね合わさる。 大穴が飲み込んでいく、 行く末を見据える者から。 取り残された、 薄命は騙らず。 ぐらりと罅割れる、 穏やかに満ちた轟音は、 ガチャリと逆回り、 騒く禰の見張る方へ、 耳を澄ましてはいけません。 伝播する先天的迂愚のアニミズム、 侵されたシグナルは理想郷を顕す、 道連れが高じた点綴する歯止めは、 宙を浮き助けを求め、 不埒に抗うのですか？ 小鳥に聞いた、 古いお話。 もう消えかけなんだけど。 /青空を埋める黒い太陽の黙示録を見た、 そこでは、 誰にも 知られてはいけない 理。 /まるで世界が 初めから 無かったようだった。 事象の地平面、 狐矢に捧ぐ秘し隠し、 ガチャリと裂けた渦、 四千万里先天の方、 目を合わせてはいけません。 大穴が飲み込んでいく、 行く末を見据える者から。 取り残された、 薄命から 逃れたい。 ぐらりと罅割れる、 穏やかに満ちた轟音は、 ガチャリと逆回り、 騒く禰の見張る方へ、 事象の地平面、 狐矢に捧ぐ秘し隠し、 ガチャリと裂けた渦、 四千万里先天の方、 二度と帰れはしないのです。 |
| 豼ｫ隗ｴ[short] | 78 | |
| 1096 | 本当の狂気ってなんだと思う？ しーらない それはね ﾉﾌﾟﾝﾎﾟﾝｽﾍﾟﾍﾟｳﾍﾟﾍﾟﾏﾚﾚﾚｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴ らららー らららー らーらー .gst 終末時、 †母なる大地†の終焉わりを見届ける者よ。 廻廊を通りたくば 私を堕天へ導いてからに、 封阿阿嗚呼。 風が啼いている。 独りヨガリて見忘失う墓場とはもう既に、 干渉、不可能いのさ。 血の盟約に誓って。 ピピピピピピー, ﾊﾞｼｭﾝ ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾝ ﾄﾞｩｸｼ (歴史を飾るに相応しい死闘) 魔？ ミラノ風ドリア きんたたたたたた たーらーららー るるー ううひゅらら うらら 燃え上がれ†エデン†の焔よ、 『命』を糧に。 さっさと帰れ。 世界の魚介一覧 かい えび しゃけ くじら しゃけ いわし ぶり いかりんぐ かにかま きゅうり |