全てみどりの所為です。
ビー | 66 | |
1386 | 県道の山道に、見える二つの青い炎。 花火とは似て非なるモノで、短き楽曲は手が甘く。 座敷わらしの音に、気付くことすら出来なくて、 猫に良く似て悲なる者が、私と話すのです。 放射線の先に見えていた、食べるのを戸惑う四季の声。 えげつない音で響かせた、 歌を覗いて。 私を知る余地も無く、 中も得れない儘で。 穴無し五円が笑う、 無駄に笑うのでした。 達磨を呼び集めて、デジタル電話が聞こえます。 あなたから出来たこの音は、終わる事は無くて背は高く。 痛すぎる屋上で、月食が起こり始めて、 着ぐるみの藁が解れだし、 溢れでてきたのです。 藁人形が打ち捨てられ、暗く青い森の奥深く。 天狗の音が聞こえだして、 掛けると零で。 私を知る余地も無く、 中も得れない儘で。 穴無し五円が笑う、 無駄に笑うのでした。 古い接合手術はあるべきでしょう? それを気付かせたくとも気付かなくて。 観察的なデバイス達は、 斯く語りき。 私を知る余地も無く、 中も得れない儘で。 穴無し五円が笑う、 無駄に笑うのでした。 私を知る余地も無く、 中も得れない儘で。 穴無し五円が笑う、 無駄に笑うのでした。 全てあなたの所為です。 |
短(FirstShort) | 9 | |
259 | 穴が開いた手のひらは、 元には戻らないはずなの、 でもね、私は、 なぜか元に戻ってた。 考えたが手当たりも、 無くて悩む。 特別な事無く、 いつもどうりに過ごした。 誰か私を見た。 居ないはずの声。 怖くなり外に出る、 全てみどりの所為です。 |
短々(FirstShort) | 7 | |
166 | 鉄道を乗り越してた雲、 いかにも過ぎる行動で、 雨音を出して泣いていた。 曇り雨でした。 穴に落ち、 涙流し、 高く飛んでいきました。 それは正夢の中での、 嘘話であり。 ぞわり気配がしていて、 後ろを振り返った。 仕方ないけど、 露骨にあなたが倒れる。 全てみどりの所為です。 |
短々々(FirstShort) | 36 | |
724 | 携帯の刺すところを、 触れてみてみたら、 電流が流れたので、 覗けば電気が出てた。 不快な音だけを鳴らして、 何かを消していった。 たわむれに書いたのは誰だ? 全てみどりの所為です。 |
◆ | 15 | |
337 | 携帯の刺す所を、 触れてみてみたら、 何も起こらぬ筈なのに、 充電した音が流れていき、 電流が流れたので、 覗けば電気が出ていた。 たわむれに書いたのは誰だ、 何かを消していった。 不快な音だけを流して、 総べて消えて逝くのです。 イヤホンの刺す所を、 触れてみてみたら、 指は入らぬ筈なのに、 指が刺す所に填まっていて、 音が聴こえ無くなって、 話せば元に戻った。 不快な音だけを流して、 何かを消していった。 たわむれに書いたのは誰だ、 全てみどりの所為です。 不快な音だけを流して、 何かを消していった。 たわむれに書いたのは誰だ、 全て■■の所為です。 沢山の緑達が、 捕まえていたのか。 |
◆◆ | 9 | |
193 | 鉄道を乗り越してた雲、 いかにも過ぎる行動で、 雨音を出して泣いていた、 曇り雨でした。 穴に落ち、 涙流し、 高く飛んで行きました。 それは正夢の中での、 嘘話であり、 ぞわり気配がしていて、 後ろを振り返った。 仕方ないとは知ってるが、 露骨が分からずに、 全て忘れ、 あなた泣いて、 何もかも消えるでしょう。 はしゃぎ過ぎた頭部に注意、 従って落ち着いていた。 月夜に染まる足痕を眺め、 手鏡をしてた。 苦く重い、 激痛走り、 手足が痺れてました。 それは正夢の中での、 嘘話であり、 ぞわり気配がしていて、 後ろを振り返った。 それは私でありつつも、 わたしでは無くて、 川が流れ、目が覚めたら、 知らない所に居た。 仕方ないけど、 露骨にあなたが倒れる。 全てみどりの所為です。 それは正夢の中での、 嘘話であり、 ぞわり気配がしていて、 後ろを振り返った。 それは私でありつつも、 わたしでは無くて、 川が流れ、目が覚めたら、 知らない所に居た。 助けたいのに、 沢山のみどり達が、 あなたの所為にするのか。 |
◆◆◆ | 13 | |
348 | 穴が開いた掌の、 血液はすぐに戻らない、 でもね、私は、 何故か血液が止まる。 穴が開いた掌は、 元には戻らない筈なの、 でもね、私は、 何故か元に戻っていた。 やむを得ず見て転けて、 膝擦りむいたから見てみると、 怪我をした筈なのに、 怪我は無かったのだ。 考えたが手当たりも、 無くて悩む、 特別な事無く、 いつもどうりに過ごした。 誰か私を見た、 居ない筈の声、 怖くなり外に出て、 怪我をするでしょう。 全てみどりの所為です。 穴が開いた両足は、 激痛がしている筈なの、 でもね、私は、 痛みは何も無かった。 穴が開いた両足が、 戻ると私は分かっていた、 やはり、両足は、 元通りに戻っていた。 腕を使えば折れて、 痛過ぎるから腕見てみると、 腕折れた筈なのに、 怪我は無かったのだ。 只辺りだけ見つめたのです。 でもあなたは何処にも居なく、 何もかも消える夢を見ていたか、 辺りを探したのです。 考えたが手当たりも、 無くて悩む、 特別な事無く、 いつも通りに過ごした。 誰かあなたを見た、 みどり達の声、 あなたはそれでみどり達を、 倒そうとしていたのか。 |
正/異 | 12 | |
258 | 絡まる音で電池が混ざって、 屋上の奥から手前に見る音、 廃れた通学路、より後ろで、 鈴の囀りがあなたを呼んだ。 小さな身長で、 鎌を持った、 猫が覗いていたので、 旨そうな料理あげて、 声を掛けてみるのです。 するりとした滑り、 自我を持つ不協和音、 スカリと避ける足、 其処の町の鶴の鳴く音から、 出てくる者を人と思わないでください。 絵合わせのパズルのピースが合わず、 混ぜ合わせた既視的的メッゾフォルテ、 怨み言無しの味が染み込み、 天井無しの静寂に堕ちる。 強すぎた衝突に、 気づけずまま、 輝いているメモリが、 消えるような想像を、 抱え込んでいるのです。 視認性が悪く、 窓と窓が軋む音、 スカリと逃げる足、 高さおよそ八勺の人に、 絶対気に入られない様にしてください。 小さな身長で、 鎌を持った、 猫が覗いていたので、 旨そうな料理あげて、 声を掛けてみるのです。 するりとした滑り、 自我を持つ不協和音、 スカリと避ける足、 其処の町の鶴の鳴く音から、 視認性が悪く、 窓と窓が軋む音、 スカリと逃げる足、 高さおよそ八勺の人に、 二度とあなたは呪われる事はないのです。 |
光沢 | 8 | |
255 | 誰もあなたを敬う気持ちは無く、 あなたは孤独に包まれていた。 誰かあなたを敬う者が居たら、 あなたに光が居たでしょう。 私も誰かを敬う気持ちが無く、 私も孤独に包まれていた、 私も誰かを敬えるのならば、 あなたを敬いたかった。 それが「緑」にした結果なのでしょうか? せめて私があなたの光にならなきゃ、 孤独にならない様に、 あなただけ正しい壊れた此の世界で、 私が守るのです。 いつもあなたを敬う気持ちは無く、 あなたは孤独に包まれていた、 いつもあなたを敬う者が居たら、 あなたに光が居たでしょう。 私も誰かを敬う気持ちが無く、 私も孤独に包まれていた、 私も誰かを敬えるのならば、 あなたを敬いたかった。 それもミメシスを真似たイミテイトの様だった。 せめて私があなたの光にならなきゃ、 孤独にならない様に、 あなただけ正しい壊れた此の世界で、 私が守るのです。 |
パーソナリティー | 8 | |
188 | 水平線より少し上の、 坂を行く、 桜が咲いて春が来た、 散り逝く様で。 みどりは誰か? みどりの所為か? 考えた事はあるか。 温暖に身を委ねて、 雫が酔って、 一人世界に残されて、 嘆くのでしょう。 昔みどりが、 犯した罪を、 混ぜて行くのでしょうか。 継ぎ接ぎな記憶を思い出し、 何かを探すあなた、 あなたがする事じゃないと、 伝えれず笑っていた。 継ぎ接ぎな記憶を思い出し、 何かを探すあなた、 あなたがする事じゃないと、 伝えれず笑っていた。 |
恋愛 | 23 | |
589 | あなたを誰もが好いて、 幸せで、 わたしはもう要らなくて、 悲しくて。 わたしはこれで良いのだろうか? 良くないよね。 心地よくなる魔法に、 わたしは浸かったのです。 愉快な音から流れた、 わたしは嬉しいのです。 あなたの事がわたしは、 忘れる事ができなく、 責任取ってよ絶対、 全てあなたの所為です。 いつもはあなたを好いて、 幸せで、 いつもわたしを要らなく、 悲しくて。 雨が降りわたしは濡れていた。 …わたしは誰…? 夢から覚めると私は、 此処が分からなくなり、 不安になる私はもう、 [みどり]に成っていたのです。 あなたの事だけは何故か、 鮮明に覚えてる。 知っている声が聞こえていた、 これは何時かの世界? あなたの事が私は、 忘れる事ができなく、 責任取ってよ絶対、 全てあなたの所為です。 |
旧作 | 6 | |
392 | 誰もあなたを敬う気持ちは無く、 あなたは孤独に包まれていく。 誰かあなたを敬う者がいたら、 あなたに光があるだろう。 それは緑色の仕業なのでしょうか? せめて私が、あなたの光にならなきゃ、 孤独にならないように、 あなただけ正しい、壊れたこの世界で、 私が守るのです。 |
人格 | 7 | |
398 | 水平線より少し上の、 坂を行く。 トンボが飛んで秋が来た。 涼しい秋。 考えたことは有りますか。 みどりとは誰? 何故みどりの所為? かつてみどりが犯していた、 数が多い罪が重なった。 継ぎ接ぎな記憶を思い出し、 涙を流すあなた。 あなたがした事じゃないの、 みどりがした事なの。 |
´ | 35 | |
727 | フタを離した瓶の中身が、 出てきた儘に割れちゃいました。 干からびた草原の中を、 ひたすらに走るように言われた。 わたしは既に死んでいました。 それには誰も気づけないままで、 古びた書物を開いた先に、 何が待つのか分からないのだ。 無差別に利用したモノが、 此方にやって来たの、 数を増やし、死ぬでしょう。 全て模倣の形取りです。 |
銀杏の葉が堕ちて行く先に | 18 | |
291 | 涼しい風が吹いてた、 紅葉の森から抜けれず、 その季節はとても赤く、 見渡せばもう、外に出てた。 チャイムの音で遠き山に、 日は落ちて行き暗くなって、 一緒に帰るはずの友の、 方を見たら、 笑顔でいたよ。 家までの道は とても明るく、 でも何処か 寂しくなります。 銀杏の葉が 堕ちて行く先に、 わたしの顔だけが 見えていた。 アンドロメダの方へと、 届く気がしたあなたの声。 わたしも真似て叫んだら、 友が少し笑う気がした。 むつまじそうに おちばひろって はをさがすのに じかんをかけて めをほそめて のぞいてみたら おもいでのはが みつかったよ 家までの道は とても明るく、 聞くやいなや 逃げそうになる。 銀杏の葉が 堕ちて行く先に、 わたしの顔だけが 見えるでしょう。 あなたの体を抱え込んで/抱え込んだけど ひたすら走り出して、/走り出したが、 駆け込む先は、 あの人がいて、/あの人がいたけど、 手を尽くしたが、 終わりゆくでしょう。 家までの道は とても明るく、 聞くやいなや 逃げそうになる。 銀杏の葉が 堕ちて行く先に、 わたしの顔だけが 見えるでしょう。 家までの道は とても明るく、 聞くやいなや 逃げそうになる。 銀杏の葉が 堕ちて行く先に、 わたしの顔だけが 見えるでしょう。 涼しい風が吹いてた、 紅葉はもう消えていった。 |