全てあなたの事由です。
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457 | 了見の狭さが目に見えた。 火が立つ方に走り出し、 侮辱をするのでした。 逃げ出して、 名を変えて、 何も、 何も、 変わらぬ儘で。 感銘を受けたあの記憶すら、 忘れてしまうのでしょう。 希望を破棄されて気が付いた。 自分が間違っていると、 離脱する者もいた。 貶されて、 捨てられて、 何時か、 何時か、 戻れる日まで。 あなたを想ったこの時さえも…! 全て比率の所為です。 |
∐ | 33 | |
478 | 了見の狭さが目に見えた。 幾ら諍いをしても、 時は只過ぎるだけなのです。 増加した馬鹿者共が、 未来を壊すのです。 目論んだ悪戯に、 不快を覚える。 火が立つ方に走り出し、 侮辱をするのでした。 逃げ出して、 名を変えて、 何も、 何も、 変わらぬ儘で。 感銘を受けたあの記憶すら、 忘れてしまうのでしょう。 希望を破棄されて、 気が付いた。 都合のいい事ばかり、 口答えばかりしていたのに、 独立して嫌われては、 隔て、監視するのです。 「類は友を呼ぶ」と言われていますが、 自分が間違っていると、 離脱する者もいた。 貶されて、 捨てられて、 何時か、 何時か、 戻れる日まで。 あなたを想ったこの時さえも…! 全て比率の所為です。 逃げ出して、 名を変えて、 何も、 何も、 変わらぬ儘で。 望みもしないその最期には、 誰が寄り付くのでしょう? 群がった論者に問いかけた。 |
∐∐ | 22 | |
251 | 二分割された城壁に、 僕が回り地に墜ちて行く。 扉を開いたその先で、 体が痺れ始めて 枝分かれした道を前に、 燕が立ち竦んでいる。 点火した火をもみ消されても、 繰り言を吐くの? 類を見ず、 泣き続けていた、 夜をまた背にしていた。 それは万有引力の、 様なモノであり、 引き合えば引き合うほど、 行き違いになるのです。 それは屑も同然なのに、 見下しています。 信頼を失ってしまい、 死んで消えて逝くのです。 止まった時の流れの中、 後ろ指を指されている。 存在証明すら出来ず、 雲泥を乗り越えている。 亡き者に願い続けても、 度量は満たされずにいる。 椅子が置かれた小さな部屋に、 見られ続けている。 花をもぎ、 鳴り響いている。 息も出来ず死ぬのです。 それは万有引力の、 様なモノであり、 引き合えば引き合うほど、 仲違いになるのです。 それは意味の沙汰を辿って 見つけ出し、 殺し、 もがいた手や足はもう、 意味をなさないのです。 息の仕方が、 思い出せなくなりました。 全て飛び杼の所為です。 それは万有引力の、 様なモノであり、 引き合えば引き合うほど、 行き違いになるのです。 それは屑も同然なのに、 見下しています。 信頼を失ってしまい、 死んで消えて逝くのです。 嵐の後すら、 何も無かったかのように振る舞うのか? |
夢 | 28 | |
529 | あなたが、 見ていた、 夢の中 消えて。 わたしは、 今も 気づかぬ儘、 眠る。 意味など、 無いと 理解しているも、 それでも、 未だ 追いかけている、 背中。 探し続けていたはずの、 夢や、 希望、 潰えて消えた。 諦めかけていた、 その時に、 無くなってしまったの。 覚めぬ、 夢の中、 堕ちて逝く、 いつまでも。 止まる 鼓動さえ、 美しく、 輝いた。 明けぬ、 夜の中 朽ちて逝く、 命すら。 咲いた 花弁は、 美しく 散って逝く。 誰かが 見ている、 この部屋で、 死んで。 次なる、 命 探している、 けれど、 小さな、 光 離れていく、 未来。 明日すら、 来ない、 動けないと、 嘆く。 踏み外していたその道も、 今となれば、 もう見えなくて。 隠し続けていた、 秘密をも、 暴かれてしまうでしょう。 今を、 駆けて往く。 駆けて往く。 明日へと。 二度と、 戻らない、 この場所に、 別れ告げて。 覚めぬ、 夢の中、 堕ちて逝く。 いつまでも。 何も 残らない、 虚空へと、 堕ちて逝く。 |
アウェイ | 15 | |
223 | 手綱を切った音が、 脳に焼き付いて、 消えなくて。 沈むように、 堕ちるように歪んで、 神に願うのでした。 揺らめく花と、 明日を見る君を。 歩いていた。 がらんどうに薄れて、 静かに崩れるのです。 きらめく星に、 名を付ける者も、 死に至って、 叩かれて溶けて逝く。 誰の所為なのでしょうか? 手綱を切った音が、 脳に焼き付いて、 消えなくて。 沈むように、 堕ちるように歪んで、 明日を願うのでした。 擽る若き心、 殺しあったあの日の事も。 見えぬように、 証拠を隠し続け、 檻に籠るのでした。 手綱を切った音が、 脳に焼き付いて、 消えなくて。 沈むように、 堕ちるように歪んで、 明日を願うのでした。 擽る若き心、 殺しあったあの日の事も。 見えぬように、 証拠を隠し続け、 檻に籠るのでした。 |
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485 | いつも見た景色、 探し求め、 彷徨い続け、 今でも、 忘れられぬ。 それも愛おしくて。 問うあなたに向けて。 何を見ているのか? 正しさを振るい続けて、 息が絶える。 凪ぐこの世界では、 塵となっても、 孰れ飛んで往く。 全てあなたの為に。 あの日見た景色、 変わらないと、 涙をこぼす。 それでもあの日のように、 笑いあえるのかな。 遠いあの世界へと、 歩み始めて。 何も変わらない。 ただ前を向き歩く。 咲くあの光へと。 暗い未来に。 明日がやってくる。 全てあなたの事由です。 |