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二分割された城壁に、 僕が回り地に墜ちて行く。 扉を開いたその先で、 体が痺れ始めて 枝分かれした道を前に、 燕が立ち竦んでいる。 点火した火をもみ消されても、 繰り言を吐くの? 類を見ず、 泣き続けていた、 夜をまた背にしていた。 それは万有引力の、 様なモノであり、 引き合えば引き合うほど、 行き違いになるのです。 それは屑も同然なのに、 見下しています。 信頼を失ってしまい、 死んで消えて逝くのです。 止まった時の流れの中、 後ろ指を指されている。 存在証明すら出来ず、 雲泥を乗り越えている。 亡き者に願い続けても、 度量は満たされずにいる。 椅子が置かれた小さな部屋に、 見られ続けている。 花をもぎ、 鳴り響いている。 息も出来ず死ぬのです。 それは万有引力の、 様なモノであり、 引き合えば引き合うほど、 仲違いになるのです。 それは意味の沙汰を辿って 見つけ出し、 殺し、 もがいた手や足はもう、 意味をなさないのです。 息の仕方が、 思い出せなくなりました。 全て飛び杼の所為です。 それは万有引力の、 様なモノであり、 引き合えば引き合うほど、 行き違いになるのです。 それは屑も同然なのに、 見下しています。 信頼を失ってしまい、 死んで消えて逝くのです。 嵐の後すら、 何も無かったかのように振る舞うのか?