彷徨い 地を這うモノは、 追従為尽くされて、 忘却曲線は戻らずに、 赤く光り照らされた、 衝動は途切れることなく、 軋む音にうろたえる。 此方を見つめる地蔵、 その意味も解らずに、 檻の中 譫言吐き続け、 やがて地へと堕ちるでしょう。 警戒心に心地よさを崩されて、 消え去って逝く。 信号は別離し遮蔽された、 制御不能になるのです。 出鱈目な音を鳴らし、 蠢いているモノは、 睨み付けられたミメシスに、 動けず立ち竦む儘、 虚栄心忘れることなく、 脅かしつづけるのです。 佇み嘲る標識は、 既に身を溶かしてた、 顕著に表れるアナログ、 あなたに近づくのです。 支離滅裂と罅が生じ、 何もかも忘れゆくので。 脳裏を記憶が過っている、 全て幻想の所為です。 警戒心に心地よさを崩されて、 消え去って逝く。 信号は別離し遮蔽された、 全て誰かの所為で。 デジタル波形の愚者が、 意図せず抗ったのか。