虚空
夜空とかはすきですか | ||
990 | いつの事か忘れたけど、 空が全部黒くなった。 街は闇路だけになって、 ただ黒に染まった。 三十日の夜空月が出て、 見渡すと辺りは紅に染まる。 異常な程に惹かれ、 僕は空を 見たまま 星がよく見える日には 胸騒ぎがしたよ。 幸せの祈りは、 虚空に溶けました。 あの日のことは覚えてる。 星が空に堕ちたんだ。 その星は朝に光る。 何処かで見た紅に。 本で詳しく調べたら、 この星を持つ者は死に至る。 惨憺たるわたしの命は、 三十日に 犇めいた。 冬の海に浮かぶ、 ひどく心地よい場所で、 三度目の綻び、 星がよく見える日には 胸騒ぎがしたよ。 三度目の綻び、 虚空に溶けました。 星がよく見える日には 胸騒ぎがしたよ。 漏れ出た紅いモノ、 虚空に溶けました。 |
20200707のこと | 23 | |
473 | 眠すぎて 頭が痛いんだ 言葉も忘れそうなの すべてはユメのなかで |
街、紅く染まる夕焼け | 40 | |
824 | 紅く滲んでるこの街でぼくは、/ 夢を見ながら今日も家で寝ていたよ。/ /突然あなたに出会いました。 夢しか見れず、/冷たい息を、 時間が過ぎて戻れない。/吹き込み溶けてまったよ。 /このままあなたと一緒に過ごせていたら /でもそれは /出来ないのです。 次はいつ消えるのか/ あなたは解からず僕もそう。/ このまま僕とあなたで、/ 消えようか。/ /あなたに手を引かれて、 /連れていかれて、 /僕は手を放してほしい。 手を振り払われた。/ 湿った風の如く/ /それで /よかった /さようなら /月夜烏の声は消え失せ、 /飛んでった 自己嫌悪に潰され、/ 吐いた息すらも凍り付く。/ このまま僕だけで、/ 消えましょうか。/ /あなたの事はもう忘れることにしたいけれど、 /忘れられない。 さようならあえないよ/(未解読) また生まれ変われるのなら/(未解読) あやまりにいきたい/(未解読) ごめんねと/極夜に堕ちるの このしんぞうあげるよ/(未解読) どうぞ好きに使ってね/(未解読) 君がキミじゃなくても/このまま いいから/はやくきえてくれ |
露命 | 77 | |
2056 | いつも通る 帰り道で ある建物を見つけた 中には誰もいなくて 真っ暗でした もう誰もいない 人気がないの 辺りをみても 何もないんだ でもそこには 確かにいたの 気づいたときには きえていた 逃げることなく 消えてしまった 思い出も何もなく 抜き取られたそのめだまで 過去をみつめていたの でも思い出せず 立ち止まって 考えていたら なぜか目から水が出ていた すべてあのときの事 そんなことを 考えながら 道をあるいていたら 誰かに誘われて 仕方なくついていく 一緒にいた その人たちは いつの間にか 僕を囲い 大きな口を あけていました 気づいたときには 溶けていた 逃げることなく 消えてしまった 思い出も何もなく 抜き取られたそのめだまで 過去をみつめていたの でも思い出せず 立ち止まって 考えていたら なぜか目から水が出ていた すべてあのときの事 逃げることなく 消えてしまった 思い出も何もなく 逃げることなく 消えてしまった 思い出も何もなく 抜き取られたそのめだまで 過去をみつめていたの でも思い出せず 立ち止まって 考えていたら なぜか目から水が出ていた すべてあのときの事 |