脳内JKみつあめちゃん🪶
死に至るのです。 | 80 | |
1910 | 電球の線が切れた、 いくら力をかけても回らず、 ついに握り割ってしまい、 破片が脳髄を 裂きました 微睡んで往く意識の上では、 記憶と踊っている、 向う側から手招くのならば、 興醒めもせず。 こころの糸が切れた、 いくら言葉をかけても動かず、 ついに枷と生ってしまい、 硝子で頭蓋を 殺しました 向う側から手招くのならば、 骸と踊りましょう、 微睡んで往く意識を遺して、 死に至るのです。 |
死に至るのです。。 | 53 | |
1306 | 歯切れ悪るく止まるコエが、 失ったものを探すのでしょうか? 明滅しながら藻掻き続け、 砕け、 切れて、 窓の外へ逝く 瞬いてもだれも来ないと知りながら、 希望を捨てられずいる。 それは多重化された牢獄の中で、 意味を見出した様。 逃げ場を見つめながら走り、 引き止める言の葉を捨てて、 盲信に従いながら柵へと堕ちてゆき、 死に至るのです。 歯切れ悪るく止まるコエが、 |
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672 | 廃れて欠ける希望と、 夕日の鏡写し。 追えない後ろ姿を、 恋い慕う小さな純情が、 今は見えぬ輪郭をなぞる、 私は虚像ですか? 形をなくす遺構が、 心を崩してゆく。 翼があるならば飛べたのに、 願いは叶わぬ儘。 啜り泣く声と、 未だそこに居る宿主は、 海の息を纏っている。 灯籠流しの儘。 憂う祈祷を胸に。 僻んで褪せる希望と、 朝焼けの影送り。 癒えない心の傷を、 抱えたまま歩く純情は、 過去の事に心拍を立てる、 形は遡行でした。 私を見失う儘、 星の欠片を拾う。 翼があるならば飛べるはず、 なんて衒人なのね。 君を泣く声と、 ただそこで待つ宿主が、 錆びた息を呼んでいる。 想いは届きますか? 全て燕の所為です。 君を泣く声と、 ただそこで待つ宿主が、 錆びた息を呼んでいる。 想いは届きますか? 全て███の所為です。 沢山の足枷を、 引いていたのですか。 |
ˢↃ | 152 | |
3265 | 杞憂で終われば良いのですが。 真逆様になって、消えたから。 電子音の軌跡は明後日を気にかけず進む。 嫌だとは言わない、嫌だとは言えない。 神様の物語をなぞって行く、 妖かしの子は、此方に背を向け泣いている。 誰かの描く仮面で、 隠しきれないこの悲しみの行き場が、 分からない。 わからないよ。 誰か私に教えてくれよ! 一等星が消えた。 私の希望が消えた。 道標を失い彷徨うのです。 幽か聞こえる声は幻聴でしょうか、 手の温もりは幻覚でしょうが。 抗いたくなるこの思いは、 理想が続けばいいのですか? 蛍光灯に照らされる暗い日々と、 彼岸花(アマリリス)の葛藤に、心を見つめ直していた。 誰かには言えない、あなたにも見えない。 待ち惚け 他人(ひと)の手に振り回される、 そんな私で生きてきた、 そんな私を、変えられたら良いと願った。 汚れの付いた仮面を、 戸棚の奥に仕舞い込んで振り向いた、 縋りたい。 縋りたいよ。 「私」で生きるのが怖いの。 きっと望んでいたんだ。 私の夢だったんだ。 辿り着くのに時間をかけたけど。 幽か残る弱さが痛いと叫んだ、 塞ぐ傷口をそっと拭った。 奥底に秘めたこの思いで、 あなたに寄せた物語を。 嗚呼、思い出す。 背中を押してくれた言葉を。 未だ先は長いのだから、 手を取って、ついてきて。 あなたの姿を重ねていた。 一等星が見えた。 私の希望が見えた。 道標に向かいただ走るのです。 幽か聞こえる声は幻聴でしょうか、 手の温もりは幻覚でしょうが。 抗いたくなるあの思いは、 あなたを引き寄せてくれた。 |