全て数学の所為です。
初めて曲を作りました! | 22 | |
531 | メロディに1つだけ、 気になった所があったので、 それを修正しようとしたら、 曲がめちゃくちゃになりました。 比率が一回りしても、 僅かなズレは見過ごせず、 不協和音を生じました。 全て数学の所為です。 |
部分群 | 22 | |
531 | メロディに1つだけ、 気になった所があったので、 それを修正しようとしたら、 曲がめちゃくちゃになりました。 比率が一回りしても、 僅かなズレは見過ごせず、 不協和音を生じました。 全て数学の所為です。 |
群 | 22 | |
442 | 対称性を持つ、 図形を見つけては、 それを世界に重ねていた。 空論だとも知らずに。 割り切る数たちの、 合計が元に戻るものを、 完全と呼んで崇めたが、 無数にあるかは分からない。 比率が一回りしても、 僅かなズレは見過ごせず、 不協和音を生じました。 純正には成り得ない。 円弧と直線を、 操っていたと言えど、 十七には辿り着けずに、 躓いていた様です。 角を三つに分けて、 不可能を可能に変えたと、 豪語をしている者たちは、 問いの解釈を間違えた。 円環を十二に分けて、 間を求めようとしても、 比にすることはできません。 全て数学の所為です。 三角形の斜辺が成す、 新たな数を見つけても、 消されてしまったようです。 全て∀∃の所為です。 全ては数である、 彼はそう信じていた。 |
環 | 17 | |
140 | 果樹園の林檎の傍で、 一人の学者が座っている。 木から落ちてくる果物と、 星々は同じたと言う。 直進軌道は引きずられ、 緩やかな楕円を描いていく。 どうして月はこちらを向いて、 回り続けるの? 式を立て、 数値を弄り、 原理を見出しました。 それは万有引力を、 説明するもので、 変化の方程式を解き、 運動を求めるのです。 それは逆二乗則から、 導かれる通り、 一度それに近づいたなら、 二度と帰れないのです。 与えられた点を貫く、 接線ではないのですから、 最初から逸れたこの点は、 出る筈がないと叫ぶ。 座標平面に収まった、 曲線の下の面積を、 可食性の線に喩うなら、 理解は容易い。 式を立て、 数値を弄り、 原理を見出しました。 それは万有引力を、 説明するもので、 変化の方程式を解き、 運動を求めるのです。 それは逆二乗則から、 導かれる通り、 一度それに近づいたなら、 二度と帰れないのです。 発明権を、 争う羽目になりました。 全て数学の所為です。 それは万有引力を、 説明するもので、 変化の方程式を解き、 運動を求めるのです。 それは逆二乗則から、 導かれる通り、 一度それに近づいたなら、 二度と帰れないのです。 当たり前たと、 そう思い込んでいるのは、 肩の上に居るから。 |
矛盾 | 105 | |
1402 | 誰もそこにいないと仮定して、 間違いが生まれたとしたなら、 誰かが確かにそこに居るが、 それが誰かは知らない。 あなたがそこに居るとするなら、 下には下がいるものですが、 正しい筈の推論の連鎖は、 床に叩き付けられた。 自己と交差している集合は、 バグを引き起こしてしまったので、 厳密な公理を定めました。 全て丸く収まった筈だった。 全ての動作がいつか止むか、 予想することができるならば、 自分自身が止まるかどうか、 告ぐことまではできない。 離散と連続に挟まれた、 集合の存在については、 有りだとしても無しだとしても、 矛盾は一つも無かった。 完璧だった筈の理論たちは、 自己の潔白すらも示せず、 不完全性を持ってしまった。 全て数学の所為です。 |