全て我々の所為です。
末[short] | ||
歩き続けた旅路の末に 何を見たのでしょうか? |
エス | ||
5170 | 踏切の傍、お地蔵様が笑う。 心地よいリズムで警笛が鳴る。 アナログの波は強さを増していき、 それを聞く者を吸い込んで往く。 その者の調につられ、導かれるように、 歩んでいくと、足を掬われ、 気づかないうちに、 我々も、 引き込まれてしまいました。 彼が細胞を名乗るならば、 我々はエスですか? 穴のない五十円玉達が、 井戸から出てきたのです。 その先へ進んでいくと、綺麗な星があり、 それに触れたら骨が折れていく。 その感覚は気持ちよくは無いのですが、 不審な熱源がこちらを覗く。 その者の調から逃げようとしても、 手応えは無く、 さらに奥へと、 引き摺りこまれてく。 その先は、 4✕8=32の噂です。 彼が細胞を名乗るならば、 我々はエスですか? 穴のない五十円玉達が、 井戸から出てきたのです。 死んだナメクジは、生き返らず、 それを償うことも出来ず、 全てわれわれの所為だったのです。 彼が細胞を名乗るならば、 我々はエスですか? 穴のない五十円玉達が、 井戸から出てきたのです。 彼が細胞を名乗るならば、 我々はエスですか? 穴のない五十円玉達が、 井戸から出てきたのです。 何に追われているのか? |
🈩🈩🈩 | ||
穴の開いた両足が、 独りでに歩き続けていた。 そこには何もあらず、 力なく消えた。 穴の開いた二つの枝、 意味もなく視界を遮った。 そこでは何も見えず、 息は絶えていた。 腐り、濁り、眩んで落ちて、 心がすり減り壊れてく。 いずれ忘れられていくなら それは儚いことで、 酷く歪みきったこの世界で、 歪まずにいられるのか、 そんなことできるはずもなく苦しむ、 未来など見えなくて、 行方知れず彷徨い続けても、 出口などは見当たらず、 歯車の中でただ、息絶えていく。 そんな言葉も、 届くことなく消えていく。 穴の開いた記憶が、 ありもしない過去を刻んでた。 それに気づくことなく、 何も見えずいる。 穴の開いた二つの葉が、 意味もなく未来を隠してた。 それに気づくことなく、 息は絶えていた。 濁り、腐り、眩んで落ちて、 体がすり減り壊れてく。 いずれ霞み消えていくなら、 それは切ないことで、 甘い言葉に騙されても、 それに気づくことなく、 心臓の位置をよけるように、 毒を打ち込んだのか。 酷く歪みきったこの世界で、 歪まずにいられるのか、 そんなことできるはずもなく苦しむ、 未来など見えなくて、 行方知れず彷徨い続けても、 出口などは見当たらず、 腐り堕ちた世界の中ただ一人 泣き叫び続けていた。 |
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インスト曲 |