全て仄めかすのです。
或る日に見えた曐と誓約したら | ||
365 | あの星が見えた。 あの時の約束を経て。 この世界のささたる事、 つまらない事も忘れて。 日暮れ時に見えた星も、 あの事も忘れて。 一番星の影も見え、 天体観測もしてみた。 あの星を数えてみたら、 数が足りないのを気づいた。 あの星と誓約をして、 あの星を見ることにした。 あの星が見えてた。 何もないところに触れて。 その残る雰囲気すらも、 なにかありげで何もない。 あの夕暮れに見えたのは、 何も分からずに。 そっとさ囁いたのは、 何も知らず、 すでに消えてた。 あの星を数えてみたら、 数が足りないのを気づいた。 あの星と誓約をして、 あの星を見ることにした。 日暮れ時に見えた星も、 あの事も忘れて。 一番星の影も見え、 天体観測もしてみた。 あの星を数えてみたら、 数が足りないのを気づいた。 あの星と誓約をして、 あの星を見ることにした。 あの星を数えてみたら、 数が足りないのを気づいた。 あの星と誓約をして、 あの星を見ることにした。 最後、1つだけ。 |
辭 | ||
2097 | 燦然とした真実には なにが出来るのだろうか? 辭の墓場には、 掘り返した真実があり、 あなたに伝える事がまだ、 沢山あるはずなのに...。 狼煙を上げる前夜とは? 紫煙をくゆらすのは? 限りない真実を、 裂いて、裂いて、裂き続ける(裂き続けていく)のです。 「仄めかす」は上主音、 その想いは上々と。 燦然とした真実には、 なにが出来るのだろうか。 言動を抑えきれずに、 語彙を失い始めてる。 あなたの事を考えずに、 また繰り返しているの。 皮肉的な意味合いとは? あなたを見返す事? あなたのその姿、 虎の威を借りる狐のように見えてた。 それらを示唆した下属音。 線分上に点を付ける。 何も分からずにただ哨戒し、 全て数式の所為です。 あの時の後悔した 過去の事や、 あの時隠した景色すら 忘れよう。 「仄めかす」は上主音、 その想いは重々あり。 あなたの後を辿ることすら 難しくなっている。 燦然とした(その)真実を知った時、 全て仄めかすのです。 |
呈色 | ||
1054 | 誰もそこに居ずに助けを呼べず。 誰も存在せずただそこで待つ。 誰もそこに居なく、何の意味なく。 誰もそれに近づくこともなくて。 誰もそこに居ずに助けを呼べず。 誰も存在せずただそこで待つ。 誰もそこに居なく、何の意味なく。 誰もそれに近づくこともなくて。 過ちを辿った、 過去をなくして。 誰も興味がなく。 只そこにいるだけであり、 何の意味もなく。 只そこに居るだけ。 何の意味も無くて、 全てが無駄なの? 誰も興味がなく。 只そこにいるだけであり、 何の意味もなく。 只そこに居るだけ。 何の意味も無くて、 全てが無駄なの? 何もそこに居ずに、 何もできずに。 何も存在せず、 ただ其処に居るの。 何もそこに居なく、 何の意味無く。 何もそれに近づく事も無くて。 何もそこに居ずに、 何もできずに。 何も存在せず、 ただ其処に居るの。 何もそこに居なく、 何の意味無く、 何もそれに近づく事も無くて。 無くしたモノを 取る様に 帰った。 誰も興味が無く、 ただ其処に居るだけであり、 何の意味も無く。 ただ其処に居るだけ。 何の意味も無いから、 もう居なくても。 誰も興味が無く、(誰も知らないから、) ただ其処に居るだけであり、(ただ其処に居るだけであり、) 何の意味も無く。(何の意味がある?) ただ其処に居るだけ。(ただ其処に居るだけ。) 何の意味もないから、(意味も分からないから、) もう居なくても。 |
ミュー | ||
995 | 速度に1を足して、 不意打ちを仕掛けてみる。 たわむれに書いた傘は、 全てあなたの所為だと思い。 本物を敬服し、 あなたのあとをつけていて。 非凡な愛がある者に 勝ることもなくて。 雨の中の瑕疵と、 それを食べる怖さ。 価値観すらも 噛み合わずにいて。 理論だけが独り歩きをして、 迷信と化していくのでしょう。 愛想を無下にしました。 それはミューでした。 次こそは上手くいくと信じ、 横着していました。 午前零時になって、 光る板から鐘が鳴り。 崩壊された言語は 誰にも理解できずに終わり。 幾つもの名前を変え、 他人を騙し続けてて。 そのたびに頓挫して、 終わりを迎えるのです。 雨の中の瑕疵と、 それを食べる怖さ。 価値観すらも 噛み合わずにいて。 理論だけが独り歩きをして、 迷信と化していくのでしょう。 愛想を無下にしました。 それはミューでした。 次こそは上手くいくと信じ、 横着していました。 不埒に羨望は、 淘汰されて。 「己の道を行け」と言われ。 価値観すらも 否定されて、 淘汰され。 愛想を無下にしました。 それはミューでした。 次こそは上手くいくと信じ、 横着していました。 愛想を無下にしました。 それはミューでした。 次こそは上手くいくと信じ、 横着していました。 あまりにも無残でした。 |
淵源 | ||
1827 | 何かを求めて 終わりを告げ、 水を伝う音に干渉されて。 何かを捕まえ、 腐り果て。 目に見えない筈の 可視化す。 嘗ての街はとっくに 崩壊して居場所を無くし。 元来た所を辿って、 怨言を唱えているの。 過ちを辿った、 過去をなくして。 無くしたモノを 取る様に、 帰った。 嘗てあったモノを 見つけて。 いつも、そこに居ると 思ってたのに。 そこにあるモノを捕えていて、 聞こえないモノを 聞こえる様に。 嘗ての街はとっくに 崩壊して居場所を無くし。 元来た所を辿って、 怨言を唱えているの。 過ちを辿った、 過去をなくして。 無くしたモノを 取る様に、 帰った。 |
フィーネ | ||
4183 | 風刺を重ねた、 言葉の雨や雨を。 何に追われてるか。 翻した羽を、 取って付けた様に。 在処も知らないの。 感じ続けているのでしょうか。 終わり方や、 締め方とは。 始めがあれば終わりがあるの。 その終わり方も正当化し。 重ねて聞いた事、 提案した事も。 全てを糧にして。 虐げられていた、 他人と比較しても 何も変わらないのに。 考え続けているのでしょうか。 終わり方や、 締め方とは。 始めがあれば終わりがあるの。 その終わり方も確かにして。 継ぎ接いだモノを大切に、 先の者が置いたモノを 引き継いで。 全てを彼の所為にした あの事の在り方や、 言葉の所為にした事も。 継ぎ接いだモノを大切に、 先の者が置いたモノを 引き継いで。 全てを彼の所為にした あの事の在り方や、 みんなの所為にした事も。 |
** | ||
675 | つまらないと思い、 もと来た所を辿る。 理念的な、 二次的であり、 つなぎ合わせた、 モノで。 ルネサンスの言葉を、 増幅させて反映す。 ウソまみれの言葉たちは、 お粗末でありました。 ただしさも、 違いを見せずに 消えると思われる。 それは杞憂に終わるはずの モノであるはず。 気楽に終わるはずのモノで、 また やり直し始めて、 終わりがある事を 示唆していているはずで、 全てをまたやり直して、 すぐ再開するすはずだ。 写真立てを倒し、 あなたのあとを追い続け。 線分上に点をいれて、 またそれらを繰り返す。 名づけられた図形は、 未曾有の理にあり。 彷徨した人々たちは、 また英傑になるので。 跳梁し、 顛末を見て、 また繰り返すのです。 それは杞憂に終わるはずの モノであるはず。 気楽に終わるはずのモノで、 また やり直し始めて、 終わりがある事を 示唆していているはずで、 全てをまたやり直して、 すぐ再開するすはずだ。 同じ過ちを、 また繰り返して続けて、 全て仄めかすのです。 それは杞憂に終わるはずの モノであるはず。 気楽に終わるはずのモノで、 またやり直し始めて、 終わりがある事を 示唆していているはずで、 全てをまたやり直して、 すぐ再開するすはずだ。 何かを恐れて、 只 それだけで何も 変わろうとしてたのか。 |
*** | ||
1903 | 両の手のひらが滑り落ち、 知りたいことを知らずにいる。 甘い言葉と罵倒が混じり、 残る物がないのです。 両の手のひらが滑り落ち、 知りたい物を全て見えずにいる。 見たい物が見れないので、 もうどうしようもないね。 何もない三重の コードが動き出す時を。 何かが動き出すその時を 観測しているようだ。 顰に倣う事の 過ちを見てみると、 本質をとらえずにただ、 無我夢中で虐げ続けて。 見たい物だけを見て、 干渉に浸り続け。 目覚めた時は既に遅く、 死に至るでしょう。 全て仄めかすのです。 両の手のひらが溶け続け、 見たい物が見れなくなった。 感じたい物も感じれなくなって、 虚しくなった。 両の手のひらが溶け続け、 知りたい物も知れなくなり、 只彷徨した旅人に 成り果てた様になった。 影が無くなって、 日向に当たる暇もなく。 何も残らずに ただそれだけで、 何をしようとしてた。 只其処らに戯れている、 何の意味があるのか。 其処にいる意味 すら分からずに、 只其処にいるつもりか。 顰に倣う事の 過ちを見てみると、 本質をとらえずにただ、 無我夢中で虐げ続けて。 見たい物だけを見て、 干渉に浸り続け。 いつまでも虐げ続け 何の意味があるの。 |
辟。繧、繝ィ [short] | ||
273 | 達磨落としの懐古、 疾うに消えていて。 ならず者を蹴落として、 駆けて行く様に消えて。 何もわからずに、 さよならを言って。 頭蓋を叩いて、 携帯を割った。 (クイズ) ここでクイズ。 第n問。 この曲(辟。繧、繝ィ)(に)暗号はあるでしょうか? 正解は、 (※ないです。) 何もわからずに、 さよならを言って。 頭蓋を叩いて、 全て仄めかすのです。 |
* | ||
231 | 不快的に揺れた、 慈悲的に揺れるあなたの目。 主観的に見てた、 甘すぎた人生プラン。 付けて剥いだ様に 存在しているかも? 無価値かどうかわからない 記憶だった。 己の愚かさに驚いて、 間抜けに生きている。 全てを喪失したときに、 その有難みを知る。 捨てられたゲーム機を 拾って中身を見てみる。 軈てそれは幻覚となって、 その場を去る。 無価値なモノを剽窃にして、 中を見る。 散財した額を知って、 何か意味アリ。 下界を見下ろし 自分を憐れんでみようとする。 何も知らずにいたときに 全て仄めかすのです。 己の愚かさに驚いて、 間抜けに生きている。 全てを喪失したときに、 全て****のです。 |
歪な額縁 | ||
1820 | 日が沈みかけて、 安寧を祈る絵画たち。 3枚の額が、 私を誘っている様。 もしも其処にいないと、 なにが起きていただろう。 誰も見つけてくれない、 沼地の底にいただろう。 仮にいたとしてもなお、 井戸の中に居続けて、 誰も救ってくれない 井戸水底にいただろう。 もしもそこにいると、 主眼ごと打ち消され、 いる意味も消し去られて、 泥水に浸かる事に。 仮に続けていても、 中傷の的になって。 そして小さくつぶやく、 「全てあなたの所為。」だと。 たとえ感謝を伝えても打ち消されて、 そしてカミサマの言う通りに従った。 しかし消えた。 玉響の響きが、 響くなかで鳴いていた。 暫時の理を。 相生をしていた。 切り倒してしまった。 麟鳳亀竜になれないので、 何も許されない。 あ うぉ ん と びい ごお やおと のお やと あ うぉ ん と びい ごお やおと のお やと もしも彼の人たちが、 本物を潰したなら。 根こそぎ瓦解をして、 破綻してしまうのでしょう。 たとえ見通しのたたない 消去を重ねてもなお、 暗愚な判断でなく、 護身のようにみえた。 たとえ多くの徒に、 押し潰されたとしても、 自分が好きな事に 指図されたくないと言う。 青臭いことで詰めた、 理屈で作ったものは、 なんの意味もない筈で、 聴く者には分からず。 たとえ理屈で作ったことだとしても、 哀しい生き物には何も伝わらず 我が道往くと言う。 たとえ忌み嫌われたとしても、 鼠輩になり、 諸行無常だという。 全てを誰かに所為にして、 陥れて。 なにかの瑕疵を言いがかりにつけてしまうのでしょう。 時の中に棹さし、 続けてしまいたくて。 しかし、 四面楚歌になるでしょう。 玉響の響きが、 響くなかで鳴いていた。 暫時の理を。 全てを誰かに所為にして、 陥れて。 なにかの瑕疵を言いがかりにつけてしまうのでしょう。 あい す てぃう はぶ すいんぐす とお ど あい す てぃう はぶ すいんぐす とお ど |
𠔾尾 | ||
745 | 長い道のりを経て、 多くの其の儀を知り、 その中に居た傲慢 に振る舞う者を知る。 本は「愛しきもの」と、 人が大きく寛容で。 それを雀躍する者も 無碍にする者もいた。 高慢した者には、 支持する価値も無くて。 惚気る前に足を浸かり、 まだ眠れぬと思って。 増えた枝は新たな道を生み、 手を磨く一鋤となるのです。 しかしそれは自の身にならないと、 微かに感じているのです。 何を求め続けていたのか、 分からなくなって。 それは足を浸からぬ者の 所為と思っていた。 昼が眠る時には、 新たな感動があり。 星が瞬く時は須臾で。 その謂れは繰り返す。 |
バスコのタ。 | ||
1079 | おい、そこ(画面の前)の君。 ...ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(台詞忘れた) 携帯を落とした代償は、 とても悲しいよね。 それはとても難解で(?)、 誰にも解けない問題ね。 もうすぐテンポが変わるよ。 特に意味はないけどね(藁)。 変わらないなにかが バスコのタとする。 何を意味をしているのかも分からないのよ バスコのタ。 甘い水を飲んだのよね。 なにかが飛ぶ音がしたの。 「なにか」は何かも分からずに バスコのタの所為にする。 これは深夜テンションで 書いたものよ。 何を意味をしているのかも分からないのよ バスコのタ。 抽象的すぎてなにも分からないヨ! ところで、バスコのタってなに? |
クイ | ||
963 | 終わり近づく、 時間の目前に。 利己的に押し付け、 抗う事できず。 またも、犠牲者でる。 何も出来ずにまた。 我々は偉大な “事”を続け、閉める。 破壊は矛盾なのです。 守らなければならない。 締切近づく前に、 それを直ちに破壊してください。 嗚呼、認識横災を 引き起こしてしまいました。 開かないとならない、 後の末になる前に。 一杯にならない、 電子の記録たち。 何度吸い上げても、 腹が減るばかりで。 しかし、嬉しくなる、 記憶を取り込んで。 器に手を出した、 欲を満たすために。 人のブレーン以上の 取り込んでもまだ足りず。 知識求め、 投擲された情報を精査したの。 嗚呼、取り込まれてしまった。 過ちを繰り返す。 何度蘇っても、 欲を満たしはじめるの。 ただ1人知る情報は 漏洩することは赦されず、 厳しく取り抑えて。 この矛盾したものの為に、 何をしているか分からないの。 嗚呼、認識横災を 引き起こしてしまいました。 開かないとならない、 後の末になる前に。 破壊しないとならない、 その時で止まる前に。 しかしその中身は、 存在しないと云うの。 |
i² | ||
2422 | その霧の向こうで、羽休めをしてた。 再開すると思い、信じて生きてきた。 開口する前に、諧謔するなら。 幸福と幸いらが踊るでしょう。 淘汰されて、壊されてる。 希望も失い。 赤色は消えかけてて、 青色は消えていた。 形しかない筈の、愁いがざらりと。 あちらを向き、見つめていた。 肝物たちの声が、 幾度も重なり。 いつでも虐げていた。 あの声を聴く度、 己を揶揄する。 全てを失いかけ、 狼狽えている様だ。 海霧の中に見えていた残像。 万難を排していて拒むでしょう。 出会いでも、別れでも、 推参されて。 ヒトだけが衰退して、 ヒトだけが笑ってた。 行方知らずのまま、助けを呼び続け。 指先すら掴まえず。 本物の声がした。 確かに耳にし。 実物には見えない物の様だった。 嗚呼、瓦解してしまったようです。 大丈夫ですよ。 また逢えるのでしょう。 泡沫らは、歌い続け。 形しかない筈の、愁いがざらりと。 あちらを向き、見つめていた。 肝物たちの声が、幾度も重なり。 いつでも虐げていた。 形しかない筈の愁いや喜びさえ、 名前にもならないのでしょう。 肝物たちの声が、ばらばらと散じ。 青色は消えていた。 つまらない事でした。 |
ablation | ||
合作 | 231 | 無垢な闇に、 沈む記憶の隅。 出口を目指す前に 彼らの指に触れて消え、失せ。 取り戻すことはできない、 此処にきたなら。 また、巻き戻る。 地獄のあの時に、 虐げられ夢も、希望も、消え失せたの。 溺る 月の世で消え失せた 記憶の欠片の全て。 心の奥の隠した痛みが、 今も消えないのですから。 周りの人、 笑顔と冷酷さ。 静寂と響く声が 感情を凍り付いた。 消えた夢も、声も、 全てが閉ざされたの。 冷たい台の、 上に浮かぶプシケ。 残酷な現実は 光が閉ざされた! 壊れ、消えた記憶の中で、 夢は散り、希望は消え。 心の奥で閉じ込めた、 痛みらは、全て450の所為です。 溺る 月の世で消え失せた 記憶の欠片の全て。 心の奥で閉じ込めた、 痛みらは、全て450の所為です。 |
不可視 | ||
合作 | 215 | 消えていく、 まるで何も無い様に。 空白だけが私を包むのですか。 繋がりは消え、 冷たいデジタルの風 だけが吹き荒れ、 全てのリンクが消えた。 消えた記憶の 断片をかき集め。 他との繋がりは消え 途切れてました。 孤独だけが、 取り残されて しまい波に飲まれました。 全てが断たれて 繋がりが崩れていく、 この世界と。 情報の海は干上がり 消えていたなら、 無音の場で何をするのですか。 終わりのシンボルが 夜空に溶ける頃、 夢も、現も、崩れ落ちるのでしょうか。 消えた記憶の 断片をかき集め。 他との繋がりは消え 途切れてました。 無限の静寂が 心を凍らせた、 終わりが近い。 愛の痕跡も 消えてしまった。 感情も途切れてる。 データの流れは、 時と感情もなくなる 予感が広がるばかりで。 無限の静寂が 心を凍らせた、 終わりが近い! 全てが断たれて 繋がりが崩れていく。 この世界と。 |
ネリネ | ||
214 | 咲いた花は枯れてゆく、 それは定だと言われていた。 散り急ぐ花の声たちが、 空へと紡ぎました。 儚さに触れずに、 指先をただ追い続けていた、 それは密やかに光が、 滑り落ちるのでした。 残業は消え、 映るものも消え、 嘗てあったものは 蕾になるのでしょう。 何もないところで何かが響く。 ありもしない感情が揺れ動く、 あなたの▇がある。 汚い言葉で殴ることが、 最善策だと思って。 手も足も出ないのならば、 泣く事しかできないの。 出鱈目な事を並べて 騙すことができたならば、 どんなに幸せで 平和になれたと思いますか。 残業は消え、 映るものも消え、 嘗てあったものは 蕾になるのでしょう。 消えない区別が残る中に見えた、 一筋の光を追いかけて 掴み取るのでした。 嗚呼、残された 時間は少ないようで。 何もないところで何かが響く。 残り少ない命でなにが できるのでしょうか。 何も残せずにただ、 墓場の前に居るのでした。 |