全ては静かな今朝です。
全てはあなたの所為です。[short.Re:make] | 31 | |
1134 | 神社仏閣を畏れ、 拝む事もせず。 空論に掴まれど、 寂れゆく己が身ども。 叫ぶ、謗りゆく、釁らぬば、 曝れる儘が如くに。 明ける、阻止に向く、甦す神が、 過の目移る其の駁。 死ぬ、済む。 然れど生死流転。 緑に染まるかと、 川に流るる私。 相反す内懐。 抵牾く、燻びゆく、過去さえも、 全て無に回帰させ、 脆く、潤みゆく、吾の翳り、 全てはあなたの所為です。 |
全て静かな所為です。[short.Re:make] | 18 | |
841 | 四肢の腐った達磨様、 邌らぬ、可笑しく、小賢しく、 場を静静としかできぬ様、 憤られ、 将るようにまた、 罵られても、 余暇を楽しむのでした。 それは惨い釁隙を、 俯瞰する達磨様。 耳に錆び付き馴染む声、 赤で染められる青。 撓感じて孤、 己が身が詰められた岐路、 全て静かな所為です。 四肢の腐った達磨様、 |
脳刻 | 65 | |
1151 | 寂さえ拒む訝しさ、大過。 辞さない蕪辞を堰く為に、強請る。 過隙。 懐裡吐露するも、顚蹶だけで、 御影に縋る疎懶な儘。 範疇に 入れずにいた。 神秘の内 知れずにいた。 堺踏理由に終わる物語は 不悉 嘆くが 廃れた曙光で 撒かれた衝動 思慮すら足りない 顰めに敢闘 縋らば駄目かと 罷るは駄目かと 只々爛れていて 惨覈 頻りを 改悛したきりで 耽楽 顧みず 見切りて 傀死見し 霧に消して 彼此に 吾を裂き、爾来、縁切り、爾来。 疵に玉が付いたようですが、 坐臥で邪魔になりても、 過を過つのみ。 瞬く間なく、 嘆く筈あり。 寂さえ訝しみ、 内懐吐露され、 曙光とか敢闘とか、 全て彼此に帰した。 心象麻痺、 蛇頭蛇尾、 脳刻されていた。 恥辱、 羞恥、 無知廉恥をも分からずに。 |
全て静かな所為です。[short] | 15 | |
997 | 境を踏みそうになり、 用事が近づいていく、 成せる程の頭なく、 落書きをしていた。 いわずもがな、 絵馬に託せど、 泥濘に嵌りました。 札に願いを込めて、 毛嫌いすることになり、 鏤刻をされることなくて、 悲しみ啓蒙するでした。 そんな私の人生史、 夜通し疲れていたのさ、 全て静かな所為です。 終わる事のない物語、 |
ヒポコンド[short] | 16 | |
378 | 死に際、 吾の思う、 希死念慮、 辛抱。 痺れが、 吾と落とす、 一念の、 希望。 何故そうするの? 語らずに? 未を知らずに? 遠のいて、 死ねよ、 身罷ることせぬ、 馬鹿者よ、 消えろよ、 全てが水の泡。 苦言と無辜の民。 |
全てはあなたの所為です。[short] | 20 | |
819 | あなたとその範疇、 餞別を悲しめず居た。 幾年経てまたその後、 あるべき感情蘇る、 嘆き心仏することに、 神秘内に秘めず、 叫び疲れた頃にはもう、 信念は残らぬ。 薄目の淵に入り込み、 過った心。 何を記憶し忘却し、 後の世に。 理論求め三里先、 真逆の幕を張り、 この理解をさせず生き、 全てはあなたの所為です。 |
全てあなたの今朝です。 | 54 | |
1517 | 一の腕さえ掴めず、 顧みず歩んでいく、 燦と映しためいぼうは、 二度と合わないのです。 一の腕さえ掴めず、 悔恨で埋め合わせず、 神さびた断片で、 安堵をするのです。 曙光の目を断ち、 錆びるまで址を隠す。 神威が消え去る宵の先まで 寂び震えています。 予知夢を誅戮しても、 折合傘は閉じぬままで、 汀濘に浸る綿服には、 愉悦を詰めて夢を裂きました。 澹乎求め撓消し、 頭を騙し保つ。 ハボタン腐り落ち滂沱に溺る。 釁にも乗ず。 全て静かな所為です。 /全てあなたの今朝です。 /全てはあなたの所為です。 一の霊も剥がせなく、 吾の跡形は祓われ、 あの匿名形成はもう、 杜撰に崩れていた。 一の霊も剥がせなく、 怪奇も礑と躱され、 愚かな不遜の意は、 誰が知り得ないのです。 つるかめと唱う、 博愛を望む死人は、 燻りを増大し。 他意も拉ぎ、 晦冥自覚する。 曙光しもせずを退嬰す、 もせずが可となれど、 未を見て、 しかりさえもせずに、 死に浸りりて心となる。 予知夢を誅戮しても、 折合傘は閉じぬままで、 汀濘に浸る綿服には、 愉悦を詰めて夢を裂きました。 澹乎求め撓消し、 頭を騙し保つ。 消息絶てず憚れる、 現実の中でした。 |