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寂さえ拒む訝しさ、大過。 辞さない蕪辞を堰く為に、強請る。 過隙。 懐裡吐露するも、顚蹶だけで、 御影に縋る疎懶な儘。 範疇に 入れずにいた。 神秘の内 知れずにいた。 堺踏理由に終わる物語は 不悉 嘆くが 廃れた曙光で 撒かれた衝動 思慮すら足りない 顰めに敢闘 縋らば駄目かと 罷るは駄目かと 只々爛れていて 惨覈 頻りを 改悛したきりで 耽楽 顧みず 見切りて 傀死見し 霧に消して 彼此に 吾を裂き、爾来、縁切り、爾来。 疵に玉が付いたようですが、 坐臥で邪魔になりても、 過を過つのみ。 瞬く間なく、 嘆く筈あり。 寂さえ訝しみ、 内懐吐露され、 曙光とか敢闘とか、 全て彼此に帰した。 心象麻痺、 蛇頭蛇尾、 脳刻されていた。 恥辱、 羞恥、 無知廉恥をも分からずに。