全てあなたの瑕疵です。
ペグ [short] | ||
海岸沿いの方で、 憂鬱な鴇が鳴いた。 されど姿を隠して、 私のことを嘲笑う。 ガンマ線と共に散るが、 ただの不条理です。 針を傾け泥んだ、 配色は未だ知れずに。 虚数とヤツメウナギが、 声を抉り出しました。 桜は散りましたが、 追うモノはペグですか? 不安定な動作では、 私も見えないでしょう? |
ペグ | ||
海岸沿いの方で、憂鬱な鴇が鳴いた。 されど姿を隠して、私のことを嘲笑う。 蛙のフリをしていた、新しい水銀が。 無人駅から捉えて、 答えが解った。 ガンマ線と共に散るが、 ただの不条理です。 針を傾け泥んだ、配色は未だ知れずに。 虚数とヤツメウナギが、 声を抉り出しました。 桜は散りましたが、 追うモノはペグですか? 不安定な動作では、 私も見えないでしょう? 天狗が狂い始め、見掛け倒しの羽音。 解剖された偶像が、形骸化していくと言う。 気のせいの境地では、嘘だとは呼べないが。 ぬいぐるみが悴んだ、 閉ざされていた声。 憂さ晴らしと共に過ごす、 沈んでいくが儘。 出鱈目でも良いのです、意味はあなたが見出す。 現世は未だ虚像で、 4×1=4の噂です。 桜は散りましたが、 追うモノはペグですか? 不安定な動作では、 私も見えないでしょう? 悔い残し消えて行く、誰かの欠片達。 拾い上げ見詰める、私は何者か。 周波数を模り、 いつかは忘れられ。 桜は散りましたが、 追うモノはペグですか? 不安定な動作では、 私も見えないでしょう? 桜は散りましたが、 追うモノはペグですか? 不安定な動作では、 私も見えないでしょう? 何も見えぬ儘。 |
⌫ | ||
静寂の中 響く声、 薫る世迷言、 照らし合わせてまた一つ、 罪と言うモノが増えていく、 歩を進めては、 遠のいているようでした。 後ろを見ては 期待する、 上手くいくように、 望み徹りに、 行かぬことは知っていますが。 最後に一言残すなら、 感謝の意を伝えるでしょう。 いつか朽ちるこの命では、 何も成し遂げられず。 間違いだらけ 指差され、 気が遠くなるが、 その先に見える銀河が、 私を惹きつけている、 自虐続けて、 ひとりでに体が崩れ。 覚えていますか 無知な頃、 見たくはないけど、 想い出しては、 嗤うのも一つの興です。 いつか朽ちるこの命では、 感謝の意も伝えられず。 最後に一言残すなら、 “全てあなたの瑕疵です。” いつか朽ちるこの命では、 感謝の意も伝えられず。 最後に一言残すなら、 “全てあなたの瑕疵です。” 未だに唄を、 繰り返していた。 |
χ3 (short) | ||
硝子の裏側に、光が灯る。 希望を抱いた蛍が、 自らを食し始め。 憂鬱に、陥るのであれば、 肯定感というモノが、醜く崩れて行くのでしょう。 明かりを嫌うほどに、 色が鮮やかになっていく、 水銀は甘く溶けていた。 水銀は人を蝕んだ。 形など無いはずの、 音色が溢れ出して。 遺言の意味も、求めさせずいた。 重なり取り繕う、幾千の言葉が。 夢の意味も全て忘れてしまった。 |
⋀ | ||
宵が醒めて息を呑み、 頷くのは何故? 翳した月影が、 錯綜の果に着いた、 虚実の摩天楼が、 木ノ実と共に腐る。 絡まる線は夢を視て、 空想の樹を知る、 孤影を嫌い続け、 いたずらに迷いました。 黄昏の噂を絆して、 救世主に成り上がった。 この世のことを信じないと、 誓うあなたは何処に? 所在教えぬ陽炎が、 無知を罪と説く。 応えが無いモノを、 崇めた声を穿つ、 真実を説く愚者は、 信じ難きことです。 夢現に返す唄は、 儚き実と成る、 すぐさま散る欠片は、 もどらなくなるのでした。 黄昏の噂を絆して、 救世主に成り上がった。 この世のことを信じぬのは、 全てあなたの瑕疵です。 未知の鵺と 木霊する蜃気楼に、 見惚れていたのは、 瑕疵と言うべきなのか? 黄昏の噂を絆して、 救世主に成り上がった。 この世のことを信じぬのは、 全て▇▇の瑕疵です。 無数の声が揺れて、 こちらを見ていたのか。 |
⋁ | ||
螳オ縺碁?繧√※諱ッ繧貞荘縺ソ縲 鬆キ縺上?縺ッ菴墓腐? 陌壼ョ溘?鞫ゥ螟ゥ讌シ縺後? 譛ィ繝主ョ溘→蜈ア縺ォ閻舌k縲 鮟??縺ョ蝎ゅr邨?@縺ヲ縲 謨台ク紋クサ縺ォ謌舌j荳翫′縺」縺溘? 縺薙?荳悶?縺薙→繧剃ソ。縺倥↑縺?→縲 隱薙≧縺ゅ↑縺溘?菴募?縺ォ? 謇?蝨ィ謨吶∴縺ャ髯ス轤弱′縲 辟。遏・繧堤スェ縺ィ隱ャ縺上? 逵溷ョ溘r隱ャ縺乗?閠??縲 菫。縺倬屮縺阪%縺ィ縺ァ縺吶? 鮟??縺ョ蝎ゅr邨?@縺ヲ縲 謨台ク紋クサ縺ォ謌舌j荳翫′縺」縺溘? 縺薙?荳悶?縺薙→繧剃ソ。縺倥↑縺?→縲 蜈ィ縺ヲ縺ゅ↑縺溘?迹慕矛縺ァ縺吶? |
転寝 | ||
乱れた、波長を合わせて、 生まれた、一つの可能性。 見慣れた、月を眺めては、 浮かべた、歪な五芒星。 歪んだ、刹那の記憶は、 沈んで、星となり消えた。 悔やんだ、静寂の随意は、 掴んで、追憶で失せた。 それは声を捨ててゆらゆらと揺れていた。 呟く者の独り言も、 人の目には写らぬのです。 再び見えるその時まで、 打ち忘れてはいけません。 憎しみ、繋いだ螺旋は、 微睡み、泡沫に堕ちる。 苦しみ、味わう傀儡は、 無様に、息の根を止めた。 歪んだ、刹那の記憶は、 沈んで、星となり消えた。 悔やんだ、静寂の随意は、 掴んで、追憶で失せた。 それは人を模してグラグラと振れていた。 呟く者の独り言も、 人の目には写らぬのです。 再び見えるその時まで、 打ち忘れてはいけません。 |
˖ | ||
静けさが故に歪んだ、 君を見ていますが、 反物質と共に消え、 言葉が彷徨いました。 瑕疵を晒し歩み続け、 空の色も暗くなるが、 未だ探し続けては、 国道沿いを歩いた。 君に届けた声は、 まだそこに 在るのでしょうか? ただの幻想を信じては、 歪んだ音を鳴らし、 転んだ跡 塩を塗って、 しかと目に焼き付けろ。 雲のはるか上の方に、 雀が飛んでいた、 流れ星の様弱く、 崩れてしまいそうです。 眼中にない筈の者は、 主張しても意味は無いと、 夢を追い続けてみて、 初めて気付くことだが。 君が残した唄は まだそこに 在るのでしょうか? 転んだ跡 塩を塗って、 歪んだ音を鳴らし、 ただの幻想を信じては、 全てあなたの瑕疵です。 転んだ跡 塩を塗って、 歪んだ音を鳴らし、 ただの幻想を信じては、 全てあなたの瑕疵です。 夢の中で、 目を覚ますのは、 間違いだった。 |