二マス
かくりよのきつね | 102 | |
合作 | 2620 | その池に近づいた子は水面に消えた。 私は彼を理解しようとしていました。 その森は誰もが恐れる深淵の落穂葛 私は一つ踏み入れました。 暗澹たる木枯し。 遠くより私を覗く狐が飛び跳ねる。 その先の妙に巣食う彼岸花。 紅き光は血の如し。 夕顔落つ時、冷たき戦慄に駆け出す。 玉鬘廻る意識と伸びる腕 その影に掴まれて息を止められる 彼岸花の巣 私の胸に咲く 永久の都にて彼に出逢う その池に近づく者は深淵に飲まれる。 私は彼に理解されたかったのです。 その森は誰もが恐れる悠久の落穂葛 一里塚を一つ無視しました。 妙に聳える幹の 側に住む狐の祠その先にあるのは 諦観を鏡に映す池の淵 黄昏過ぎて夜の淵 深淵淀みの 温かい欲望満ち足る 玉響の下弦を巡る秋の虫 美しさに囚われ足を掬われる。 歪む水面と戯れのスイレン 伸びる腕を掴まえ安堵を得る。 伽藍とした"私"を覗いていました。 悶えずにはいられないのです。 それは私の望むもの全て。 破滅を導く理の全て。 玉鬘廻る意識と伸びる腕 その影に掴まれて息を止められる 彼岸花の巣 私の胸に咲く 永久の都にて彼に出逢う 玉響の下弦を巡る秋の虫 美しさに囚われ足を掬われる。 歪む水面と戯れのスイレン 伸びる腕を掴まえ安堵を得る。 それは私の亡骸 それは彼の抜け殻 それは私の亡骸 それは彼の抜け殻 それは私の亡骸 それは彼の抜け殻 それは私の亡骸 それは彼の抜け殻 それは私の亡骸 それは彼の抜け殻 それは私の亡骸 それは彼の抜け殻 それは私の亡骸 それは彼の抜け殻 それは私の亡骸 それは彼の抜け殻 |
இ | 38 | |
586 | 鏡合わせ。巡る言葉。閉じ込めていたはずなのに。 また溢れて滲む液を飲み干してしまえ。「許さない」 火照る耳を引き千切り合う。砂を噛んで涙流す。 信号の先笑い声が不愉快に感じます。 さぁささぁさ噛み切れ。この鉄の味を嗅いだら。 人未満だと詰り合ったらその柔い首をへし折ります。 後からどうにでもなるさ。跨る。脈の鼓動を止めろ。 帰りましょ。帰りましょう。 帰りましょ。帰りましょう。 伽藍とした脳内を見る。嫉妬だと気づいた時はもう遅いのだ。 夜に追われ足から崩れ落ちる。 さぁささぁさ噛み切れ。この鉄の味を嗅いだら。 抉る生贄を見栄を愛を少しばかり噛むのだ。 詰り合ったらその柔い首をへし折ります。 後からどうにでもなるさ。跨る。脈の鼓動を止めろ。 帰りましょ。帰りましょう。 帰りましょ。帰りましょう。 帰りましょ。帰りましょう。 帰りましょ。帰りましょう。 |
parallel | 49 | |
合作 | 973 | 宇宙の網上の声が酸素と混ざり合う時 コイルの熱が帯び始め 仮想サイクルは動いた 私は細胞ですか? 「いえ、あなたはシメントリーです」 彼女の声は届きますか? 耳鳴りが走り出す 鵺の声を探して廻るのだ 地下の奥底から 覗いていたのは誰の視神経ですか 街の空高くに浮かんでいたよ 紛れもなく踊りだす また同じ事になると 科学者の命は天秤にかけられた 「憐れと思うなかれ」と 言葉をかけた 狂い始めていたのです 不釣り合いな歯車が 明日をネジ切り斃して 信号機は崩れ落ちた 「こわくなったのでかえりましょう」/ /初めから定まっていた 「こわくなったのでかえりましょう」/ /私を×××××××× 地下の奥底から 覗いていたのは誰の視神経ですか 街の空高くに浮かんでいたよ 紛れもなく踊りだす 記号は届かない アイも言葉も全て意味無きモノになる あなたのその涙 惑わされている それはただの機能なのだから ?????????????????????????/嗚呼、繰り返すだろう ???????????????????????/科学者の命は天秤にかけられた ???????????????/穴の底踏み入れたのは 全てあなただった/ /全てわたしだった |
イカスミ | 42 | |
合作 | 899 | 電柱を見上げました。 絡みつく烏賊の足先が ジリリ、と焦げる瞬間 黒い夜の天井が落ちた。 暗む私の脚の爪先に流れてゆく 罪が 心地よい成分を溶かした。 歪む/廻る あなた/きみがわたし? 嗚呼、視界が眩む時/嗚呼、直ぐに消えるからね /待っていてね 頭/頭 溶かされて呂律が回らないのです。/溶かされて意識が消える。 蛸の大地を踏みしめ 蛍烏賊の歓楽街を するり、と抜けて行きます。 輪廻は終わり始めてました。 電柱を見上げました。 絡みつく烏賊の足先が ジリリ、と焦げる瞬間 黒い夜の天井が落ちた。 崩れ消えた。/崩れて消えた。 解け出す海馬の線が乱れる。 あなたとわたし、導かれていたの? 生きるには長い日々に麻酔かけたら 空も飛べるよ。 目を閉じて願う唄 届いて 夕日に駆け出した! 涙が落ちた。 それは下らない誤りで ポツリ、と街灯を蹴る。 輪廻は終わり始めてました。 電柱を見上げました。/電柱を見上げたら 絡みつく烏賊の足先が/首が折れ曲がった。 するり、と解ける瞬間/するり、と溶ける瞬間 黒い空の天井が落ちた。/黒い私に 光、差した。/光が差した。 |
to Coda | 55 | |
1314 | 機械の声て歌いました。 歯車の軋む音。 七色の声で世界を編んだ。 誰も見えない、誰も追えない。 きっとそれはワニの泪のように 儚い夢 みんなで帰りましょ 明日は晴れるかな マンボウは何も語らず 現在を只、貪るだけ。 透明な花言葉は届かない 嗚呼、画面を叩き割りました。 懐かしい音 今や形 見失ってしまった 全てあなたの所為です。 明日の出来事は 昨日のことで 揺らめく海月の子を見てた。 あまりにも滑稽だなと 平然と喉を、捧げてました。 鯨の歌を聴いてしました。 水銀の幻覚を見ていました。 繰り返される話 見放されたおとぎ話 網膜が腐り落ちる 鼓膜から攫われる 知らないふりしてさ 息を止めて 言葉、並べ 「それも悪くないな」 本日は縺溘¢縺ツ繧に 御アクセス頂き、 ありがとうごさいます。 大変申し訳ありませんか、 この動画は✖✖✖が削除した為、 ご覧になることが出来ません。 引き続き、音楽を お楽しみください。 明日の出来事は 昨日のことで 誰かがタイムラインを繋げました。 「なんて迷惑だ!」 そう言いながら遊びました。 明日の出来事は 昨日のことで 揺らめく海月の子を見てた。 あまりにも滑稽だなと 平然と耳を、捧げてました。 機械の声で歌いました。 歯車の軋む音。 貴方のその穴の空いた手のひら 「塞いであげる」と 言えたなら… |
ஃ | 41 | |
1067 | 宇宙の網状の声が 酸素と混ざり合う時、 コイルの熱が帯び始め 仮想サイクルは動いた。 私は細胞ですか? 「いえ、貴方はシメントリィです」 彼女の声は届きますか? 耳鳴りが走り出す。 鵺の声を探して廻るのだ。 地下の奥底から 覗いていたのは誰の視神経ですか? 街の空高くに 浮かんでいたよ 紛れもなく踊りだす。 また同じことになると、 科学者の生命は天秤にかけられた。 憐れと思うなかれと、 言葉をかけた。 狂い始めていたのです。 不釣り合いな歯車が 明日をネジ切り斃して。 信号機は崩れ落ちた。 怖くなったので帰りましょう 初めから定まっていた。 怖くなったので帰りましょう 私を******** 地下の奥底から 覗いていたのは誰の視神経ですか? 街の空高くに 浮かんでいたよ 紛れもなく踊りだす。 記号は届かない 愛も言葉も 全て意味なきものになる。 貴方のその涙 惑わされている それは只の機能なのだから。 嗚呼、繰り返すだろう。 科学者の生命は天秤にかけられた。 穴の底踏み入れたのは、 全て貴方だった。 全て私だった。 |
カニ三ソ | 58 | |
1443 | 誘われたのは きさらぎの駅で 飛び交う蠅を 払い除けていた 好奇心から 手紙を見ます 線路の上に出しました クラゲを観察してます 誰かに背中を押された 後ろに隠れ 機会をうかがう 飛び交うキメラ 食いかけの魚 風を避けます 時間を見ます 犯行はすぐに始まる 電話をかけ間違えます 液晶タブレット踏んだ 卑屈理由可能希望恨み僻み視界ふざけ西に奇怪私 ×17 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 私の所為です。 人を殺めました。 (歌詞が表示されていない部分は推測で補いました。) |