: 1067
: 41
宇宙の網状の声が 酸素と混ざり合う時、 コイルの熱が帯び始め 仮想サイクルは動いた。 私は細胞ですか? 「いえ、貴方はシメントリィです」 彼女の声は届きますか? 耳鳴りが走り出す。 鵺の声を探して廻るのだ。 地下の奥底から 覗いていたのは誰の視神経ですか? 街の空高くに 浮かんでいたよ 紛れもなく踊りだす。 また同じことになると、 科学者の生命は天秤にかけられた。 憐れと思うなかれと、 言葉をかけた。 狂い始めていたのです。 不釣り合いな歯車が 明日をネジ切り斃して。 信号機は崩れ落ちた。 怖くなったので帰りましょう 初めから定まっていた。 怖くなったので帰りましょう 私を******** 地下の奥底から 覗いていたのは誰の視神経ですか? 街の空高くに 浮かんでいたよ 紛れもなく踊りだす。 記号は届かない 愛も言葉も 全て意味なきものになる。 貴方のその涙 惑わされている それは只の機能なのだから。 嗚呼、繰り返すだろう。 科学者の生命は天秤にかけられた。 穴の底踏み入れたのは、 全て貴方だった。 全て私だった。