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私が私か、 まるで怯えてるようだ。 あの時のさり気ない与太話、 囚われて夢に見る。 私も私だ、 まるで複製品だなんて。 地平線下の還り道ほど、 募りの僻事へ往く。 例えこれから選択肢が無くても、 消えようだなんて思わないから、 少しでいいから許されたい。 でも だめ やだ まだ 嘘をついてついて、 結ばれている様な、 言葉同士が混ざりあってしまって、 私がいないこの星々が、 例えなくなっても、 放課後の狭い宇宙で夢を見ます。 何処にも居ないし、 絶対に見つからない。 自分が誰かも分からなくなる、 囚われて夢に見る。 呼んでも聞こえず、 まるでサヨナラだなんて。 繰り返し夜の踊り場にて、 募りの僻事へ往く。 たとえアムネシアに呪われていても、 消えようだなんて思わないから、 少しでいいから愛されたい。 でも だめ やだ まだ 嘘をついてついて、 結ばれている様な、 言葉同士が混ざりあってしまって、 私がいないこの星々が、 例えなくなっても、 放課後の狭い宇宙で夢を見ます。