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二重橋挟む対岸で、不可視のあなたを手繰り寄せ。 前の席の多次元は、道無き道を造ると聞く。 しがない平方数が、仲の良い四角と共に。 線の中に飛び込んで、括弧で覆った。 放射された岩は、未だ解けずに。 切り崩せど、元に戻るのです。 因数分解の操る人形が、 交換日記を投げました。 私の残像重ね、未知数の様でした。 偽札が立ち去りゆく、誰が入りますか? 教室外の墓場で、階下のあなたを呼び起こし。 外れた後のダイヤルは、切なる味がすると聞く。 無風の地上絵なら、正解とも呼べないが。 隣合わせで思い出す、彼方の耳鳴り。 文字がひしめき合う、既に手詰まりで。 一つだけ消しても、変わらないのです。 相乗平均の切り捨てた鳥居は、 7×2=14の所以でした。 私の残像尋ね、未知数の由でした。 偽札が消えて無くなる、誰のものですか? 古い思考を貫いて、 刹那の信号が求めている。 辿り着くべきものは、 現実と限らないのです。 私の残像重ね、未知数の様でした。 偽札が立ち去りゆく、誰が入りますか? 私の残像尋ね、未知数の由でした。 偽札が消えて無くなる、誰のものですか? あなたは誰ですか?