秋咲き戻ると紅葉は去って
全て虞美の所為です。
https://youtu.be/0gKNRNhF1Qw
名の無い星が空に堕ちたら模倣
.undred
2020年9月1日
2024年12月20日18:46
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私が全て消えるなら、 それは救いかただの紛いで。 堕ちた星を眺めてる、 それに救いは求められなくて。 はないちもんめするおやしろは、 直ぐにお帰りよと、 とんっと背を押してくれたけど、 手を閉じたら、 風に溶けていた。 帰りの空がどれだけ曇りで、 雨や木の葉が吹いて来ようと、 秋咲き戻ると紅葉は去って、 秋刀魚のような匂い乗せていった。 二人走る有為転変、 空の雲が鯨みたいで。 ただひたすらオレンジの道、 それにこころは感じなくて。 こまかく ゆらしたねこじゃらし とびはねて むじゃきになって ときもこえも もうわすれてく たのしそうに えがおをみせた 帰りの空がどれだけ曇りで、 風や木の実が転がって来ようと、 秋咲き戻ると紅葉は去って、 鮪のような匂い乗せていくでしょう。 草鞋履いたあの子に、 今日はごめんねと言えず、 緩やかに時計を待ち、 チャイムの後、 雪も降るでしょう。 帰りの空がどれだけ曇りで、 風や木の実が転がって来ようと、 秋咲き戻ると紅葉は去って、 鮪のような匂い乗せていくでしょう。 帰りの空がどれだけ曇りで、 雨や木の葉が吹いて来ようと、 秋咲き戻ると紅葉は去って、 短い時の中へ消えるでしょう。 私を全て忘れるなら、 私はそれだけ嬉しくて。