: 7419
何かがそこで震えている、 濁った夢の先では、 何かがそこで叫んでいる、 虚ろに開いたその口で。 誰かとそこで震えている、 呆けた星の先には、 何かがそこで叫んでいた、 記録をずっと隠してた。 新しい記録に「よろしく」って告げた。 教育と名の付いた牙と刃は、 脊髄を穿り嗤っていました。 言の葉に目覚ましい憂いと、 大人の国から抜け出した、 花唄は何処へ往く? 誰かがそこで震えている、 呆れた夢の果てには、 誰かがそこで嘆いている、 移ろい開いたその足で。 何かとそこで震えている、 湿った道の果てには、 何かとそこで嘆いている、 記録がそっと隠れてた。 古くさい記録に「さよなら」って告げた。 教育と名の付いた牙と刃は、 脊髄を穿り嗤っていました。 言の葉に目覚ましい憂いと、 大人の国から抜け出した、 花びらは何処へ舞う? わたしがそこで嘆いている時、 手招いたその腕が、 わたしをどこか遠くまで。