結んで解けた木漏れ日は、 灯す影を消すので、 雪が降り水場で音を奏でてるのか、 湯の沸く音が心地良くて、 御手玉で遊んで、 次に来る明日に踊るまで、 冷たい風を感じながら。 海の氷る世界になりましたが、 雪を踏み歩いてます。 夏の頃に想いを馳せながら、 曇りの空の下遊びましょう。 まだ夢に見ていたあの頃は、 霰の中消えるので、 斜め後ろ見つけた、 歌を聴くのです。 彼岸の傍には近づけず、(彼岸に私は居るのです。) 電車に揺られながら、(元気で過ごしてます。) 不審な物に手がのびて、(悪い事には近づかず、) 気が付いたらもう呑まれてた。(楽しく過ごして欲しいです。) 海の氷る世界になりましたが、 雪を踏み歩いてます。 忌々しい位な十露盤と、 鯨のその声に泣くのです。 童歌の意味など、 どうでもよくて、 飛んで征く雪虫が、 目に入るので。 海の氷る世界になりましたが、 雪を踏み歩いてます。 隠せない過ちが苦しくて、 貴方の痕を追いかけるので。 海の氷る世界になりましたが、 雪を踏み歩いてます。 零と壱に表す真理値は、 虚実だけ埋もれて逝くのです。 結んで解けてた木漏れ日は、 影を消して往くのです。