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フラスコから夜月を覗く、 黄昏と美酒を手元に、 理解されずに沈む都、 儚き者の運命。 何を恐れ、何を求める? 壁の銀河に手が届くまで、 よくある墓は私を向いて、 認めるのでしょう。 宥め合い、 喉を枯らして、 形を変形させた。 星を万有引力で、 繋ぎ合わせてる、 調べれば調べる程、 謎は深まるのでしょう。 星が回送列車から、 飛び降りる通り、 二人きりの時はもう、 終わりを指し示すのでした。 曲がり角のその向こう側、 文字の刻まれた文書が、 流れに乗り軈て滅びる、 釘を刺されてたのだ。 音の鳴らぬ深海の底、 渡る少女の影を追い、 鍵を開ける様に後ろをつけ、 憐憫を絆す。 何年も、 打電をされて、 要約が終わりました。 これが私の出したあの、 問の答えであり、 慄けば慄く程、 信号は動くのです。 なのに君達は裏切った、 信じてたのに。 期待してた僕はもう、 誰も信じられない。 足跡辿り、 後をつけた「あの人」も、 全て偽善者なのです。 これが私の出したあの、 問の答えであり、 慄けば慄く程、 信号は動くのです。 なのに君達は裏切った、 信じてたのに。 期待してた僕はもう、 誰も信じられない。 暖かい場所を、 自分のその手と足で、 見つけ出そうとしたのか。