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道端に咲いた花の、 色を忘れてしまった。 そんな記憶すら捻じ曲げて、 縺れてゆくのです。 名前の付かない花の、 色を覚えているのです。 今すぐに忘れるようにと、 ナイフを入れたのです。 ノイローゼを起こした音に、 ノイズが混じり音を塞いだ。 未だ逃げ出せずに囚われていた、 あなたの所為で。 憂き身を窶す咎人も、 カセットの中のエゴイズムも、 迸る潮に流された、 全て夢の様でした。 全て夢の様でした。 全て夢の様でした。 全て夢の様でした。
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道端に咲いた花の、 色を忘れてしまった。 そんな記憶すら捻じ曲げて、 縺れてゆくのです。 名前の付かない花の、 色を覚えているのです。 今すぐに忘れるようにと、 ナイフを入れたのです。 ノイローゼを起こした音に、 ノイズが混じり音を塞いだ。 未だ逃げ出せずに囚われていた、 あなたの所為で。 憂き身を窶す咎人も、 カセットの中のエゴイズムも、 迸る潮に流された、 全て夢の様でした。 全て夢の様でした。 全て夢の様でした。 全て夢の様でした。