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歌声響く空、 遍く声は届かずに消えて、 盈虚の拠り所を探す。 何も変えられない。 泡の音が聞こえてたのは、 偃月を見てたから! 誰の為に映し出される? 此の世の終わり。 探し続けた。 きえさった かなしいけれど あらわにされてないていたよ なりひびいてた このまちすらも 帰れなくなるのか 廻る廻り続けるこの街で、 憐憫に駆られる夜の帳を、 虚ろに見える巡りを祓い壊し、 亡きものとする。 形容出来ぬ形の無いものも、 Nと0の交わる響きすらも、 失われた言葉の意図は、 全て月夜の所為です。