空の下で並んだ、 あなたの影が揺らぐ。 いつも通りの日が、 崩れると、しらぬままで。 響き渡る澄んだ声、 覚えてしまったよ、 もしも全て幻でも、 君だけは 嘘じゃなかった。 帰り道で 君と笑う。 たとえ 動かなくとも。 雨音鳴る この世界で、 見たものは、 消えて行くのでしょう。 空の上へ飛んでいく、 灯篭を探しても、 もう既に途絶えて、 追いつけなくなりました。 そらみあげ てをのばせば くもがひとつおちて なにもかもが なくなるはず そうおもい いきをころした 帰り道で 僕が笑う。 たとえ 動かなくとも。 雨音鳴る この世界で、 見たものは、 消えて行くのでしょう。 何時か聞いた唄は、 災いを呼び、 夢に出たあの景色、 それら全てが此の世を 食い尽くす。 帰り道で 僕が笑う。 たとえ 動かなくとも。 雨音鳴る この世界で、 見たものは、 消えて行くのでしょう。 帰り道で 僕が笑う。 たとえ 動かなくとも。 雨音鳴る この世界で、 見たものは、 消えて行くのでしょう。 空の下で並んだ、 あなたの影は無くて。